
■■■「NeXT」■■■
(35点/サイコサスペンス)
仕事をクビになり失職中のデザイナーのマーティンは、奥さんにも別の男を作って逃げられて、精神的にも落ち込み引きこもりのような生活を送っていた。
そんなある日、彼の部屋の電話に同じアパートの他の部屋の電話が混線し、彼は『一人の男が売春婦らしき女性と交渉している会話』を偶然耳にする。
その時は奇妙な偶然だと感じただけだったが、数日後に『下町で惨殺された売春婦の死体が発見された』とのニュースを新聞で読んだ彼は愕然とする。
その後日の深夜に、偶然にも謎の男と売春婦の会話を再び傍受した彼は、犯人を突き止めるべくアパートから出入りする人物を監視していた所、最近3Fに引っ越してきたクラインという男性が、人目を避けるように『死体のような大荷物』を自分の部屋へと運び込むのを目撃。
マーティンは、『彼こそは売春婦殺しの連続殺人犯ではないか?』と疑惑を抱くようになっていくが…
相変わらずの「SAW」もどきのパッケージを見れば見当が付くかもしれませんが、最近流行りのいわゆるソリッドタイプのシチュエーションスリラー映画です。
序盤の謎の提示や話の盛り上げ方は堅調な感じで、割と『普通のサスペンス映画かな?』と思いきや…
中盤からが結構な怒涛の急展開っぷりで、『この話、これからどうなるんだよ!?』というイキオイの無茶な展開がなかなか楽しませてくれます。
特に『主人公とその友人とガールフレンドの三角関係』のオチはマジにビックリしましたよ!!
てか、ビックリしすぎて鼻からお茶を吹きそうになった!!
でも、その『ビックリするような展開』は本編に全然関係ないんですけどね!!(笑)
ただ、『結構面白いかも?』と思わせた中盤までの盛り上げに対して、ハッキリ言ってオチが凡庸でイマイチ。
というか、個人的に『こういうオチだったらツマんないなぁ…』と予想してたオチに、ストーリーがそのまんまバッチリハマってしまったので、なんというか『そりゃないぜセニョリータ!?』って感じでしたよ。(※本編にセニョリータは関係ありません。)
ハッキリ言って、ここまで後味の悪い展開にするぐらいなら、変に捻った話にせずに『普通のサスペンス映画』にしてた方がナンボか面白かったのでは?と思いますね。
意外な展開を狙うにしても、もうちょっとキチンと捻った脚本を書かないと単なる『つじつま合わせ』にしか見えなくて、正直言って観てて辛いものが…
カメラワークや映像の見せ方にも素人臭さが目立ちますし、『中途半端な実力で、妙に技巧に凝った展開を狙って失敗した作品』という感が拭えませんでしたよ。
総評としましては、何というかこの手のシチュエーションスリラー自体が既に食傷気味という事もあるのですが、正直言ってあまり観るべきところの無い凡庸な粗製濫造のサスペンス映画の一本です。
「SAW」のヒット以来、この手の映画は粗製濫造な作品が多いのは分かりますが、メーカー側ももうちょっと厳選してから発売して欲しい物ですよ…
駄作のホラーは笑える分だけなんぼかマシですが、駄作のサスペンスはホントに時間の無駄にしかならないので。
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SAWもどきパッケージ作品や最近のソリッドシチュエーションものは当たりがいまひとつな物が多いですよね。SAW3もどうなのか不安ながら劇場には行く予定でいます。
2006/10/29(日) 午後 5:18
本みりんさん>この手の映画は、若干『ネタが出尽くした感』があるので、中途半端に捻られてもスグにオチが読めてしまって逆にツマんない事が多いんですよね…「SAW3」は、2のノリが継承されているとしたら既に『サスペンス』ではなく『ホラー』になってるんじゃないかな?と思いますので、むしろ『ソッチ方面』に期待して観に行きたいと思います。
2006/10/29(日) 午後 6:17
パッと見「SAW」かと思いますねぇ!!w途中まで面白いのに、オチが凡庸ですかぁ。。ガッカリですねΣ( ̄Д ̄;)上井某さんが「鼻からお茶を吹きそうになった」っていう三角関係のオチも気になる所ですw
2006/10/29(日) 午後 10:06
スケルトンさん>『こういうオチだったらツマんないなぁ…』と思ってたらバッチリその通りのオチだったので、なんかもうガッカリでした。三角関係はストーリーに本筋に全く関係ない部分だったので変さが格別でしたよ…そんなところで意表をついてどうするよ。(笑)
2006/10/30(月) 午前 0:42