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切土_基本的検討内容

んでは専門_選択。
まずは切土から。道路土工指針より。

基本的検討内容

1)切土勾配
・地山の土質と切土高による標準勾配の検討
 ⇒自然地盤は割れ目や不均一性に富み、かつそれらの把握が困難で不確定要素が多いため、標準勾配の範囲の中から適切な値を検討する必要がある
 ⇒特に軟岩は、堆積軟岩や風化軟岩、あるいは蛇紋岩等の破砕・変質岩など多岐にわたり、これらの中には切土後急速に劣化が進みやすいものもあるため、十分な留意が必要である

・特に注意の必要な切土の条件に該当するか否かの検討
(a)地すべり地の場合 
⇒地すべり全体の安定を検討する
(b)崩積土砂、強風化斜面の場合
⇒基盤傾斜角が急で層厚が厚いほど崩壊しやすい
⇒マトリックスの細粒分含有率は40〜60%、自然含水比は40%以上のものが崩壊しやすい
⇒上記の要因から地山区分を行い、切土高さと限界法面勾配の関係を過去の実績に基づいて導く
(c)砂質土等、特に浸食に弱い土質の場合
⇒しらす、まさなどの砂質土は特に浸食に弱いので、水の浸食に対する安定性を考慮しなければならない
⇒浸食対策は本来法面勾配よりも法面保護工や排水工で対処すべき
(d)泥岩、凝灰岩、蛇紋岩等の風化が速い岩の場合
⇒将来、風化が進んでも崩壊しないための安定勾配を確保しておく
⇒崩壊しても被害を最小限にとどめるためのステップおよび用地を設けておく
⇒風化をできるだけ抑制するために密閉型の保護工を用いる
(e)割れ目の多い岩の場合
⇒法面勾配は、割れ目の発達度合、割れ目の面の粗滑と緩み具合、挟在物の性質、面の方向や面どうしの交角と切土法面の方向との関係などを考慮して決定する
⇒割れ目の発達度合、割れ目の緩み具合を反映する地山の弾性波速度から検討する方法もある
(f)割れ目が流れ盤となる場合
⇒法面の走向と割れ目の走向のなす角が60°以下で、かつ見かけの傾斜角30°以上の場合には、見かけの傾斜角と同じかこれより緩い勾配とすることが望ましい
⇒見かけの傾斜角が60°を超える場合でも、1:0.8より急な勾配は採用しないほうがよい
(g)地下水が多い場合
⇒安定計算の際に間隙水圧を考慮する
⇒特に不透水性基盤上の土砂(透水性境界が法尻に出現しているケース)では崩壊が発生しやすく留意が必要
(h)積雪・寒冷地域の場合
⇒10年確率積雪深が1.5m程度以上の地域、かつ切土高14m程度以上の法面で、1:0.5(約60°)<1:n<1:1.8(約30°)の法面勾配を採用する場合は雪崩対策(小段幅の拡幅、予防柵の設置など)が必要
(i)長大法面となる場合
⇒膨張性岩といわれるモンモリロナイトを多量に含んだ岩は応力解放による強度低下が著しいため、風化後でも安定を保つだけの法面勾配を確保しておく必要がある
⇒断層破砕帯が存在する場合は深部でも軟質な状態が続く場合があるので、その破砕の度合いや方向に応じての法面勾配を検討する必要がある
⇒急斜面などでスライスカットとなる場合は、抑止工を採用し急勾配化する方法を検討する
⇒維持管理や落石・小崩壊防護のスペースとして、高さ20〜30mごとに幅3〜4mの幅広小段を設けておくことが望ましい
(j)地震の被害を受けやすい地盤の場合
⇒尾根地形でかつ亀裂の多い岩盤の法面・斜面やオーバーハング部で、落石(〜岩盤崩壊)が発生しやすい
⇒法肩などの遷急線や稜線近く、あるいは尾根地形など、地震力の集まりやすい凸部で崩壊が発生しやすい
⇒旧谷地形の埋没部で大規模崩壊・地すべり性崩壊が発生することがある
⇒上記のような法面で重大な被害をもたらす可能性が高い場合は、耐震性の高い法面保護工(抗土圧構造物、フレキシブルな構造物)を用いることが望ましい

2)法面工・斜面安定工

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