株主の国
|
御来訪ありがとうございます。
「キノの旅」という本があります。 時雨沢恵一さんという方が書かれている、いわゆるライトノベルです。 キノという一見男の子のような少女が、極端な人ばかりがいるいろいろな国を旅しているという設定になっています。
大人の国
平和な国
自由報道の国。
ドラマでいうと、ハケンの品格。家政婦のミタ。。のように、極端さを書いて、現実の矛盾を浮かび上がらせるというものですが、 とても面白いです。
生きていくことは苦しい。 でも、生きていることは素晴らしい。
世界は美しくなんかない。そしてそれゆえに美しい。
キノは旅を止めません。
今、ネットの繋がりからリアルな繋がりへ、と、発展させて、目に見えないけれ ど、新しい大陸を作ろう。という頼もしい若い方達がいます。
そう。。
目には見えないけれど、世界の大国をさらに支配する株主の共和国がある のではないでしょうか?
国家としてのアメリカも、ヨーロッパの国々も、大統領、首相になるには、財 界の支持がなくては立候補することもできないといいます。
その財界にも株主がいて、複雑に絡み合っているのでしょうが、ピラミッドの 頂点のような株主がいて、世界地図を見ながら、個々の欲望を引き出しなが ら支配しているように感じてしまいます。
そういう株主の共和国で決めたことが、各国の政治を動かし、株主に最大の 利益をもたらすように、各国の法律を変えさせてしまう。
そういう株主の共和国のメンバーは、原発から遠く、地震もなく、戦場にもな りそうもない安全な場所で、 世界のどこを犠牲にして、世界のどこを消費地 に して。。 と、策を練っていそうです。(笑)
日本はアメリカの属国のように言われて、ついアメリカばかりに目が向きがち ですが、経団連には、EUの要望もしっかり出ていました。
「 TPPはアメリカの国家戦略でしょう?」
小沢氏はさらっと言いましたが、TPPだけでは、アメリカの庶民は幸せにはなれないはずなんですよね。 資本の利益の追求と、政治家の次も当選するためには国民の支持が欲しい、というのは、微妙にすれ違います。
アメリカは日本のコワい株主は、以前ツィートしたものですが、実は、そのアメリカの上に、見えないけれど、株主の共和国があって、アメリカはその子会社。 日本は、EUとアメリカ、両方から狙われている孫会社の感覚で、ご覧になってみてください。
【マスコミが報道しない日本とアメリカ】
アメリカは日本のコワ〜イ株主? マスコミでは、「TPPに乗り遅れるな」とか「平成の開国」だの言って大騒ぎしていますが、そんなに良いものなのでしょうか? どうやら、日本には良いことはないようです
日本は外国にお金を吸い上げられています。 どうして逆らえないのでしょうか? アメリカが日本を守ってくれるから?それは違いますね。 最近、日米安保ではなくて、日米同盟とマスコミで言うようになったのに、気がついた方も多いと思います
日米同盟は、2005年に国会でもそれほど審議されず、マスコミでも大きく取り上げないうちに決まってしまったもので、日米安保と違って、国連重視でなく、日本はアメリカとの2国の戦略で、安全保障をすることになり、範囲も極東アジアだけでなく、世界に拡大されました。 昔の「共産圏」との戦いでなく「テロとの戦い」ですから、アメリカがこれは「テロだ」と決めたら、そこと闘うわけですね。
尖閣諸島は、日米安保の範囲だとアメリカの高官が言ったと報道されました が これまた、日米安保では、「島嶼部は日本で守る」ことになっているので、アメリカ議会の承認がないと、アメリカ軍は来ない。 相手に占領されて、実効支配されてしまえば、アメリカ軍が取り返してはくれないんですね
本土だって、北朝鮮のミサイル騒ぎおぼえていますか? ミサイルを打ち落とせるとかいう戦車みたいのを運んでって、事故起こしましたけど、その時アメリカの高官は、「北朝鮮のミサイルはアメリカには届かない」って、笑ってましたね
だから、アメリカの言うことを聞いちゃうのは、安全保障ではなくて、もう、アメリカが日本のこわい株主だと、 日本のエライ人達が思ってるからじゃないでしょうか? 会社だと、利益を上げられなくて、株主配当が少ないと、社長とか経営者は大株主から文句を言われて、解任されちゃいますよね。
だから、正社員を非正規にして、人件費を削って、株主に配当を出し、株主がその経営者たちを承認し、高額報酬を認めるわけです。 戦争というと、「民族」とか、「〇〇主義」とか を思い浮かべちゃいますが、実は、「商売」が、原因だったりすることもあるわけです。
「資源を独占して売れれば」儲かりますし、人口が多くて、発展しそうな国を市場にできれば、商売は安泰です。
アメリカも ヨーロッパも そういう大金持ちが支援しないと政治家も偉くなれないから、その商売人たちに有利なように国を動かしていかないと、経営者のようにクビになってしまうんですね。
欧米は武力、軍事力をバックにして「オレ達の方が進んでるんだから、俺たちの国のモノを買え!」を ずう〜とやってきて、「株主」となって「独占か仲間と分け合って」儲けるを ずう〜っとやってきたわけで、頭を下げて、お客の要望を聞いて、経済大国になった日本は、ある意味、特殊なのですね。
バブルがはじけて、日本の企業は、外国に株を 買われてしまいましたが、国もそんな感じです。 アメリカが大株主だとすれば、日本の官僚、マスコミ、財界などは、「雇われ経営者」のようです。 アメリカという株主に配当を出さないと、 解任されてしまう。
ロッキードで失脚した田中角栄氏も実は、アメリカが独占して日本に売っていた「石油」を日本独自で入手しようとしたり、 アメリカが市場として考えていた中国と国交を回復したりしたので、アメリカの利益を損なうとして、仕掛けられたとも言われています
最初50億円のリベートと言われ、民間機だけでなく、軍用機の話もあったようなのに、田中角栄氏だけが5億円で問題とされました。残りのリベートはどこいっちゃったんでしょうね?
日本の高級官僚は、明治維新以来の「元老が天皇に推薦」した総理大臣」のために働くという伝統がありましたから、田中さんが失脚した時、喜んだ戦前からの官僚もいた」 という話も読みました 。
日本の官僚も、マスコミも財界も、一部の政治家も、 「首を切られないようにびくびくしている経営者」のようです。
そうすると、国民は何になるでしょう? 過重労働を強いられる、正社員や、不安定な非正規労働者です。 アメリカという大株主がもっと配当をよこせと言ったら、一般の国民はもっと、苦しめられるでしょう。
アメリカからは1994年から「年次改革要望書」という、日本に対する命令書も続いていました。 裁判員制度も、郵政民営化も、アメリカの輸入木材を使えるような建築工法など、アメリカに有利なものばかり、並べてあります。
日本はその要望をうまくできた政治家が褒められ、反対した政治家は排除されているようです。 TPPでは、日本の製品を買う力のありそうなアメリカは、ドル安になれば日本の利益は消えます。
アメリカは輸出をして、 外貨を獲得して財政を立て直したいところがアメリカにはもう農産物しか売るものが無いのです。 しかも遺伝子組み換えをされていると言われています。 一方、アメリカの中には大資本があります。 そういうところは、日本で開業して儲けたくてたまらないのです
APECの時、警備や情報漏えいで大騒ぎでしたが、直後にアメリカから「牛肉を輸入と保険業への参入」を打診されています。 TPPの他の国とは日本と利害が一致する国が無いので、アメリカが一番得をし、日本が一番損をすることになってしまうのです。
ドラマでは「自分が従業員の首を切らずに会社を立て直してみせる」とかいう経営者の話がありますが、そんなことは小泉総理から、夢のまた夢ですね。 日本は「独立国」です。 安保条約も一年前に「更新しない」と通告すれば、やめることが可能です。
このままでは 日本の国民全体が、「ワーキングプア」になってしまいます。勇気と知恵のある経営者(政治家、官僚、財界、マスコミ)に出てきてもらって、TPPに反対してもらいたいですよね。
外交では、マスコミが報道 してしまうと、まるで「既成事実」のようになってしまうことがあるので、注意深く見守って行きたいと思います。
コレをツィートした当時より、さらに事態は悪化していますよね。
技術が進歩しているのに、どうして、暮らしはちっとも良くならないんだろう?
長い間のワタシの疑問でした。
その答は
「2007年、キャノンが最高収益を上げた年、労働者の給与は最大に下がった」
という、言葉でした。
株主共和国の住人も、きっと親族や身の回りの人には、親切なのかもしれま せん。 しかし、彼らから遠く離れた、極東の島のことなど、どうなろうと一向 にかまわないと思っていても不思議はありません。
智に働けば角が立つ、情に棹させば 流される。とかくこの世は住みにくい。
人の世が住みにくいと言ったら、人でなしの国にいくしかなかろう。人でなしの 国はもっと住みにくかろう。。
生きにくい。。 それは、人でなしが、牛耳っている世界で、 国民国家として 国民を守ろうとする指導者が少なくなっているからかもしれません。
御来訪ありがとうございました。
|






