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ローレライ

「ローレライ」見てきました。

映画それ自体としては、特に書くべきことはないかな・・・
単純に面白いので、見にいかれたらよいかと思います。

ネットの感想・批評をざっと巡回して整理してみますと

・面白い〜 オススメ!
・ありゃガンダム(もしくはヤマトもしくはその両方)だ。パウラ萌え〜。アニメファンなら見てよし。
・小説と違いすぎてヒドイ

という3つのパターンに集約されそう。
詳しくはトラックバック先を辿ってください。

ただし小説と比べて雰囲気がどうのというのは、基本的に筋違いで、映画が原作を忠実に再現しなくちゃいけない義理なんてないのだから、むしろいかに「映画的」に落とし込んでるかの落差を見るべきかと。

というわけで、あえて原作を事前に読んじゃった僕の興味の中心は、アレをいかに映画化しているか。そして映画化ということを通して、娯楽としての映画って(小説って、ゲームって)一体何なんだろう、と。

原作は、基本的に文学作品として良作で「すさまじい」小説だったと思ってます。まずこれが前提で、ただ、それをそのまま映画化するのは、商業的にも時間的にもどだい無理な話ではあります。それは容易に想像つく。そこで取りうる選択肢としては、あくまで原作に忠実に3時間とか5時間とか連作とかの大部にしちゃうか、そうでなければ切るところは切らなくてはならない。で、製作陣は後者という賢明な路線を選んだ。

ではどの辺が切られたかというと

・各登場人物の背景(艦長。主人公。ヒロイン。「謀反」を起こした面々それぞれの「痛み」)
・残酷な戦争体験(南方戦線やナチス)のモチーフ
・「戦争後」のハナシ

この3つではないかと僕は思います。
そしてまぁ、やはり切るべきところを切ってきたなぁというのが、最初の印象でした。

終戦のローレライの所でも書きましたように、原作は本質的に「エンターテイメントの皮をかぶった戦争文学」です。「ローレライシステム」も潜水艦も基本的にどうでもよく、それらは監督の「ぜひいれて書いてください」というリクエストでプロットに組み込まれたにすぎません(文庫本のあとがきを読んでください)。

逆に監督としてはそれらの要素は映画としては最低限「きれない」部分なわけで、むしろ「戦争」の部分こそどうでもよい修飾的要素だったのかもしれません。そういう過程からみて今回のような「ローレライ」になるのは必然だったのではないかと思えます。むしろ2時間でよく詰め込んだと感心しました。

もちろん、そういうアニメ風な要素を必須項目に組み込んだ映画を作ろうという構想自体どうなんだというハナシもあり、それは確かにその通りだといえ、

・原作に忠実は「ローレライ」は商業的に不可能だと思うけど、商業的に不可能なところが僕ら映画を見る側の最大の不幸なのではないか。
・いっそ連ドラにでもしたらどうか。
・「終戦のローレライ」が映画「ローレライ」にしかなれないところに、映画という表現の限界があるのではないか。

なんて辺りがひっかかるのでした。
加えて1点残念だったのは、「戦後」が映画で重要な役割を果たしていなかった点かな。

原作が偉大であるのは「戦後」が描かれている点にある。主人公とヒロインが生き残って、終戦を迎え、戦後の騒乱があり、結婚して、子供を産んで、孫ができて、パウラもおばあちゃんになり、やがて現代になり・・・ここでようやく読み手の僕らは、二人のその後の人生=終戦後60年という実感になり、あながちフィクションと切り捨てられない何か重たいものを感じるわけだ。

現代まで描いて初めて戦中派でもない作家が戦争を書く意味があるわけだし、この部分は映画でもやろうと思えばやれたのではないか。でもなぜか映画ではナレーションに回想形式という意味を与える形式上の役割しかなかった。ここはぜひいれて欲しかった。

なーんていっちょ前にエラそうなことを考えながら、それにしてもピエール瀧は案外良かったねと話しつつ、映画館を後にしたのでした。

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ローレライ

多分、この映画のブログを書く人は同じことを書くと思う。 でも、あえて書く。 作者の福井氏が唱えるように、“ガンダム”の影響を受けている。 そして、“宇宙戦艦ヤマト”みたいだ。 絹見真一(役所広司)はブライト(すこし違うけど)。 折笠征人(妻夫木聡)はアムロ。   “大人と子供”の構図を思い出す。 浅倉良橘(堤 真一)はシャア。   “自己保身に走る海軍司令部(=地球の引力に魂を引かれた地球連邦政府)”に対して、   “東京に原爆を投下させようとする(=地球にアクシズを落下させる)”。 パウラ 

2005/3/31(木) 午後 11:17 [ うぞきあ の場 ]

ローレライ

ローレライ観てきました。 http://www.507.jp/ ここ最近、劇場に足を運んで映画を観る事なんて無かったんだけど・・・。 3月の始めにテレビでローレライの宣伝番組がやってて。 そこで、聞いたことある名が叫ばれてる・・・ <font size=5 color=red>『パウラ

2005/4/1(金) 午前 7:43 [ memoterrorist ]

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