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ダブル・オア・ナッシング(下)

敗者

<Charter Communication>

LEを見る時は、財政的に強い競合他社を見ることが大事である。もしキャッシュフロー評価が一致しない

のであれば、そのLE株は買わないほうが良い。全国第3位のケーブル会社Charterはライバル企業と比較

すると見劣りする。同社株は1ドルと魅力的に見えるがCharterは2008年予想税引キャッシュフロー

のほぼ10倍で評価されている。より安定したバランスシートを持つComcastとTime Warner Cable(TWC)

ですら7倍である。Charterは200億ドルの負債を抱えている。同社株に「Underweight」の評価を

付けるLehman Brothersのアナリスト ジェームス・ラトクリフ氏は先週ターゲットを2ドルから1ドル

にカットし、同社株はまだ高すぎると言う。Charterは資本支出や20%以上の負債利息によって

現金流出が続いている。Charterより安全な選択はCablevision Systems(CVC)である。




<Revlon>

この化粧品会社は、未だにロン・ペレルマン氏の愛娘のままだ。同社株の半数以上所有するこの

ビリオネアはRevlonを下支えし、最近満期を迎えた社債1億6700万ドル分の借り換えの

合意している。現在1ドルくらいである同社株は、安売りであるとも言えない。2007年の決算報告は

好転したのだが、強豪ライバルのL’OrealやカバーガールのメーカーProctor & Gambleに市場シェアを

奪われている。利子コスト、資産支出、ドラッグストアやそのた小売店用ディスプレイへの支出が、

Revlonのキャッシュフローを蝕んでいる。その結果負債を減少させることが難しくなっている。同社は

過去10年連続で赤字を題して言う。年間キャッシュフローの9倍で評価されているが、株価に割安感が

出たわけではない。Revlonより安全な選択は、L’Oreal(OR.France)だ。




<Six Flags>

このアミューズメント・パーク運営会社は、入場者の減少した2007年と1億9000万ドルの

2008年予想税引前キャッシュフローでは2億ドルの利息は算出できないため、Revlon以上の苦境に

立たされている。既存のライドの維持や(リピーター確保の為に)新しいライドを建設するために毎年

1億ドルを設備投資にかけなければいけない事を考慮に入れれば、株主にとって最悪の事態だ。新型の

ジェットコースターは高価だ。Six Flagsは最も重要なサマーシーズンの天気によって左右される。

2008年の収益が良くなるとしても、負債と優先株の合計が年間キャッシュフローの10倍に等しい

限り、同社はキャッシュを放出し続けることになるだろう。現在2ドル辺りで取引されている

Six Flags株は、同社再生に賭けたオプションがアウト・オブ・ザ・マネー(オプションを行使しても

利益を得られない状態)のようだ。同社株の配当率は20%だ。Six Flagsより安全な選択は、

Cedar Fair(FUN)だ。




LEは一般人向けの投資ではない。しかし、経済と市場が今年後半に復活することになれば、負債に関して

多いに学び、入念に銘柄を選ぶ、投資家達がハイリターンを手にする事になるだろう。

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ダブル・オア・ナッシング(中)

勝者

<FelCor>

同社のアップスケールなホテルのラインナップには、Embassy SuitesやDoubletreeが含まれる。現在

13ドル以下のFelCor株は昨年7月ピーク時の29ドルから下落を続け、配当利回りが11%になる。

好調な成績の決算報告にも関わらず、弱りつつある景気が宿泊ビジネスに与えるインパクトを懸念し、

同社株は落ち込んでいる。しかしFelCorは2007年に行われた大規模なリノベーションから利益を

上げることになるだろう。楽観的なマネジメントは昨年12月に配当金を16%に増加させている。

FelCorは2008年予想営業ファンド(REITを評価するためのキャッシュフロー指標)の5倍の評価を

受けている。同社の企業且つは2008年のキャッシュフロー3億ドルの8倍に等しい。昨年の

Blackstone GroupのHilton Hotels買収に比べると大きいディスカウントだ。Brigade Capitalの

ホークス氏がFelCorに対してブル派である理由は、供給側の成長が著しく限られていることにある。

「FelCorの配当金はフリー・キャッシュフローから支払われている。他にどこで11%配当利回りを

見つけることが出来るだろう?」と言う。FelCorより安全な選択は、Starwood Hotels & Resorts World

wide(HOT)だ。




<Bon-Ton>

昨年四月にBon-Tonの株価が57ドルから6ドルにまで下がり、ウォール街はこのペンシルバニア州

ヨーク市にある小売店が生き残るかどうか当惑している。同社は現在1億ドルの市場価値を持つ。第4

四半期の結果がまだ発表されていなかった1月の終わりには12億ドルであった。Bon-Tonは昨年社を

賭けてCarson Prie ScottやSak Fifth Avenueの子会社を買収した。全て社債発行による資金調達で

あり、そしてその取引は大失敗に終わったようだ。同社の同一店舗売上高が芳しくなく、12月には

11%下落している。2006年には1株当たり3ドル近くの収益を得ていたBon-Tonだが、昨年はほぼ

採算水準で運営されている。しかしキャッシュフローは利子支払いを軽く上回っており、現金を無駄に

利用していない。ベンダーが今まで通りBon-Tonに在庫を助成させ続けると仮定すれば、近い将来に存在

の危機を迎えることもないだろう。大型の空売りボリュームを前提に、同社株は良いニュースがあれば

急騰することだろう。Bon-Tonより安全な選択は、J.C. Pennyだ。




<Libbey>

西半球のガラス食器製造のリーダー的存在であるため、Libbeyは米国の下降傾向にあるレストラン業界に

さらされ、株価を大きく落としている。現在約16ドルの同社株は2008年の予想利益の27倍で取引

されている。かなりの評価であるが、この高い株価収益率は、収益を蝕む13%の利息を反映しているの

である。信用市場が緩和すればLibbeyは負債の借り換えを行うことができ、利息経費を恐らく3%は削減

となり収入を再び押し上げることになるだろう。Libbeyは2008年予想税引前キャッシュフローの6倍

程度の評価で、直接的な競合他社は少ない。今年の利益は、経済の減速にも関わらず、上昇の見込みだ。

「敵から守られているLibbeyのビジネスに加えて、コスト削減と利息削減の道がある。」とホーク氏は

言う。もし同社が2008年の財務予想を満たすことが出来れば、株かは最高50%上がることになる

だろう。




<Idearc>

株価収益率が2倍で配当率が25%で取引されている株なら一見する価値がある。Verizon

Communicatonsは2006年にIdearcというイエローページ・ビジネスを、未公開株式バイヤーにでなく

株主に販売するという形で、分離独立させた。イエローページは安定したビジネスだと考え、効果的な

公共LBOを行う為に、Verizonは90億ドルの負債をIdearcに課した。IdearcのCEOは先週健康の問題と

いう理由でたったの一週間勤めただけで離職している。昨年春に38ドルに達した同社株は、現在5ドル

以下で、企業価値が10億ドルを切る。今抱えている問題が、果たして景気後退によるものだけなのか、

出版ディレクトリー・ビジネスから広告主が永久的に離れてしまっているのかがポイントになる。多大な

負債ではあるがIdearcはすぐに消滅してしまう事はない。今年のキャッシュフローは利息支払いの2倍と

予想されている。2008年に予想されている収益の減少でさえ、同社は年間1.37ドルの配当金を

十分に支払っていくことが出来る。もし収益の減少が続くようであれば、Idearcは負債支払いに集中

させるために配当金をカットすればよいだけである。今年株価が75%下がっているが、ビジネスが安定

しているという兆しがあるだけで、急騰することになるだろう。安全な選択はないが、R.H. Donnelley

(RHD)は多額の負債と同様の問題を抱えている。




<McClatchy>

カルフォルニアに拠点を置くこの新聞会社は、2006年に多額の負債で資金調達をし、業界の広告

トレンドが悪化し始める丁度前に、Knight Ridderを買収したが、失敗に終わっている。厳しい状況の

カルフォルニアとフロリダに大きな市場を持っていることも更に問題を大きくさせている。Knight

Ridder買収の発表があった時同社株は50ドルから10ドルまで下げている。ウォール街はMcClatchyに

罰を与えたのだ。ペンシルバニア州の資産運用会社Gardner, Russo & Gardnerのパートナーである投資家

のトーマス・ルッソー氏はその下落を尻目にMcClatchyの役員を務めており、未だ諦めてはいない。

彼は、経済と広告の回復時へ期待・ヤフーとの提携・インターネットにおける資産を考慮すると安すぎる

選択肢である、と言う。同社は2008年1株当たり予想収益の丁度8倍で評価されている。配当率は

7%である。経営陣は負債返済に焦点を当てているが、ルッソー氏曰く株価は下がりすぎており、同社は

株買戻しを検討していると言う。同社は2008年キャッシュフローの6倍以下で評価されている。

Tribuneは10倍以上だ。McClatchyより安全な選択は、Gannett(GCI)である。




<Gray Television>

比較的に経営状態の良いこのテレビ局運営会社は、小中規模市場のCBSやNBCステーションを多数所有して

いる。同社は、ケンタッキー州Lexington市・ウィスコンシン州マディソン市・フロリダ州

タラハッシー市を含む州都や大学町に、運営を集中させている。Gray株は昨年のLBO字には最高11ドル

まで上昇したが、未公開株が消滅すると共に6ドルまで下落した。同社は多額の負債を抱えている。

3億ドルの時価総額に対して負債が9億ドルである。「我々の株は過小評価されすぎている。

「ウォール街は時代遅れのメディアに対して見切りをつけた。そして我々は新聞会社やラジオ局に引き

摺り下ろされている。テレビは確かに問題を抱えているが、他の業界とは大違いだ。」と、最近同社株を

公開市場で1万1500株を購入した、社長ボブ・プラザー氏は言う。選挙広告のおかげで、Grayは今年

良い結果を出すことが出来るであろう。そして、この思いがけない利益を利用して負債を支払う計画して

いる。もしテレビがインターネット広告に対抗できるのであれば、Grayは生き残ることが出来るだろう。

Gray Televisionより安全な選択は、Hearst-Argyle Television(HTV)だ。




<Carmike>

この映画館運営会社は移り気な観客達と戦い続けなければならなかった。そして全国映画館規模第3位の

同社は競合他社より経営状態が悪い。1つのスクリーンに対しての観客数は業界全体で8%上昇している

にも関わらず、Carmikeの田舎町の観客はハリウッドが作り上げるものに対して賛成しないのか、同社の

第3四半期に0.7%下がっている。27ドルから7ドルへと株価が減少しており、同社の純資産は

1億ドルに縮小されている。負債額は4億ドルを越えている。アメリカ人が映画に行くことを止めない

限り、Carmikeは生き延びることだろう。そして同社株は、観客の増加もしくは高い映画館評価を

受ければ、良い賭けになることだろう。同社は1億7500万ドルの不動産を売ることによって負債を

カットすることを考えるだろう。劇場ビジネスはまだまだ好調で、特にポップコーンやその他のスナック

は90%のマージンを生む。もしハリウッドが今年良い映画を提供できれば、Carmike株は2倍になる

だろう。Carmikeより安全な選択は、Regal Entertainment(RGC)だ。

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ダブル・オア・ナッシング(上)

イメージ 1

Blackstone Group、Apollo Management、そしてその他の非公開投資会社の一群は、信用市場の総崩れに

よってサイドラインに追いやられてしまったが、投資家達は市場の債務を抱えた企業株を買うことでまだ

まだゲームに挑む事が出来る。




財務レバレッジの比重が大きい企業株を買うこと近年敬遠されており、通常の投資アドバイスではない。

正当な理由がある。経済と金融状態が悪化している現在、一般的に投資家達は優良株に固執するように

言われる。General Electric・Merck・Cisco Systems・Procter & Gambleのようにクオリティの高い企業

が手ごろな評価額で売りに出されているのに、何故不確かな投資に手を出して台無しにしないと

いけないのか?




賢明なアプローチには太刀打ちできないが、ある投資家達は、ここ数ヶ月株価が急落し続け、多額の負債

を抱える企業にチャンスを見出している。Bont-Ton Store(BONT)・Idearc(IAR)・Libbey(LBY)・

McClatchy(MNI)・Carmike Cinemas(CKEC)・FelCor Lodging Trust(FCH)・Gray Television(GTN)株がこの

カテゴリーに当てはまる。




もし経済が安定し、信用市場が今年の中頃までに通常に戻れば、これらの株は輝きを取り戻すだろう。

財務レバレッジが今これらLevered Equities(負債が自己資本を越えている企業株。以下LE)を苦しめて

いるからだ。これら企業の時価総額が穏当なものとすれば、値動きに対してのセンチメントや評価には

なんら変わりは生まれない。非公開株式ビジネスの成功はこの前提をベースにしているからだ。少しの

資産と多大な負債が、好況な市場で大きなリターンを生む。例えば5%以下の頭金で家を購入するような

ものだ。ただしこれらの株には不安定さがつきもだが。




このリスクを前提として、LEは気の弱い人には向いていない。そういう人達には、恐らくリスク分散型

投資が向いてる。最悪のケースは、普通株主に取って死を意味する、倒産だ。過去の航空会社や自動車

部品業界の倒産劇は、このような企業が持つリスクを浮き彫りにしている。




「これらの株を買うベストな時期は格付けスプレッドがピークに達した時だ。」と、カーニー・

ホークス氏(LEに投資をするニューヨークの債券投資会社Brigade Capital Managementのパートナー)

は言う。一旦スプレッドがピークに達せば、これらのLEの多くが市場以上のパフォーマンスをすること

になる。ただそれが何時起こるかは分からないから、買うなら今だ。暗い見通しのもとで多くが値付け

されているからだ」。




昨年夏よりジャンクボンドの利回りが昨年の7%から現在平均10%と急激に上昇している。無リスクの

国債を上回るジャンク負債のスプレッドは3ポイントから約7ポイントまで広がりを見せている。LEを

見れば、信用状態を理解することが出来る。一般投資家に比べてプロがこのゲームに参加しやすいのは

このせいである。もし企業の負債率が15%以上であれば、債券投資家が「不安」の合図を出していると

いう事だから、注目に値する。




ホークス氏は、ホテル業のFelcorやガラス食器製造のLibbeyを好む。彼曰くどちらも対処可能な負債の量

で運営されているからだ。負債の多さと厳しい業界トレンドを考慮すると、映画館運営業のCarmike

Cinemasや地方のデパート・チェーンのBon-Ton Storesはリスクがより高くなる。




Levered Equitiesとは何か?正確な定義はないが、負債が自己資本時価を越えている企業の株を、そう

呼んでいる。殆どの企業は、意図的に負債依存のバランスシートを作るわけではない。株価の下落に

よって、負債が自己資本時価より大きくなるのだ。多くのLEは人気のない業界である。




これがLEとLBOの違いだ。非公開株式投資会社は大抵、カジノやメディアのような安定した業界の確かな

企業に融資を与え、運営している。反対にLEはただ単に落ちこぼれと言ってしまって良い。




LEの良いところは、一般投資家達が、非公開株式会社によって徴収される多額の手数料を支払うこと

なく、LBO専門家と同じ位のリターンを得る可能性を持つことだ。LBOに融資するには限界があり、LEは

株式上場したLBOにほぼ等しい為に、非公開株式投資会社は資金をLEに投入することを考える可能性を

持つ。FelCor・McClatchy・Gray Televisionの評価額は、昨年非公開株式投資会社が同様の企業に

支払った金額より低い。懐疑派は、2007年の非公開株式が法外な金額を支払っていただけだ、と

言うだろう。




もちろんリスクを無視するわけにはいかない。もし新聞業界の落ち込みが続くならば、McClatchy株は

現在の1株当たり10ドルからゼロにもなりえる。2006年のKnight Ridder買収の際に負債を

30億ドル増やした時点では、1株当たり50ドルであった。LE企業である新聞販売業Journal Register

(JRC)の株価は既に昨年の1株当たり7ドルから1ドルに減少している。昨年バロンズ誌で賞賛を受けた

新聞用紙製造業AbitibiBowater(ABH)も散々な年で、昨年から今年まで70%の値を落としている。




投資家達がひとつの業界に失望すると、LEが痛い目に合う。Charter Communication(CHTR)が良い

例だ。ウォール街のケーブルテレビ熱が冷めた途端、同社は2007年7月の最高値から80%下がり

現在1株当たり1ドルである。30%落ち20ドルとなったComcast(CMCSA)以上に値を落としていること

になる。何故か?Charterは今10億ドルの資産と200億ドルの負債を抱えているのに対し、Comcastは

自己資本時価が620億ドル、負債額が300億ドルだけであるからだ。ケーブルテレビの評価額が少し

変わるだけで、Charterの株価に対するインパクトは大きい。




全てのLEが魅力的であるわけではない。Charterは、多大な負債額と重荷になる支払い利子をベースに

考えると未だ高いといえる。Revlon(REV)とアミューズメント・パーク運営のSix Flags(SIX)も値の張る

株だ。




LE投資の低リスクな代替案は、これらの企業が発行している社債を購入することだ。それらは時折10%

以上の利回りを出している。イエローページ出版のIdearcは今15%以上の利回りで、MacClatchyは

11%だ。不安点な状態を反映して、Bon-Ton債は20%以上になった。




負債依存度の高い企業を専門にした投資信託は今のところあまりない。少ない中のひとつでFidelity

Leveraged Company Stockファンド(FLVCX)が挙げられる。過去1・3・5年間S&P500指標を

たやすく上回っている。、これがLEのメリットである。昨年は17.9%上昇し、S&P500指標より

5.5%上回った。この好成績はFreeport McMoRan Copper & Gold(FCX)・Forest Oil(FST)・Celanese

(CE)のようなエネルギー株・商品株の依存度の大きさを反映している。Freeportは2007年Phelps

Dodge買収のために負債を抱えたが、それ程大きなものでなくなっている。現在390億ドルの市場

価値で、負債額は70億ドルだけである。




ここでLEの一部を紹介したが、まだまだある。市場価値が50億ドル以上のLEは少ない。割合大きい企業

としてHertz Global Holdings(HTZ)・Virgin Media(VMED)・Rite Aid(RAD)・Dean Foods(DF)・Level3

Communications(LVLT)が挙げられる。高額で広範囲の負債レベルと航空機リースおかげで、実質的には

Southwest Airlinesを含む全ての航空会社がLEに値する。ラジオ局のEmmis Communications(EMMS)や

Entercom Communications(ETM)、テレビ局のGray TelevisionやLin TV(TVL)など殆どの公共

オペレータに関しても同じだ。General Motors(GM)とFord Motor(F)は恐らく最も目立つLEだ。なぜなら

彼らの市場価値が、負債額とヘルスケアの支出によって小さく見えてしまうからだ。




260億ドルに上るClear Channel Communication(CCU)の買収が完了すれば、投資家達は、非公開株式

会社のBain CapitalやThomas H. Lee Partnersと並んで投資する機会を得ることになる。3千万株が流通

することになる。このラジオ・ビルボード会社に対して超LE投資を仕掛けるという意味になる。




LEを評価する際、投資家はなどは株価収益率や市場資本化率などは使わない。良く使われているのが

オプション価値、Ebitda(金利・税金・償却前利益)として知られているキャッシュフロー指標、企業

価値だ。オプション価値とは通常のコールやプット・オプションとは全く関係がなく、たとえ問題がある

会社でも生き残るチャンスがあれば資産価値が残っているであろうという発想に基づいている。投資家達

はよく問題を抱えている株を企業のオプションと呼んでいる。企業のバランスシートが良く、企業の生き

残る力が強ければ、同社エクイティがより大きな価値を持つことを意味する。。




企業価値は、企業の発行株と純負債を合わせた価値のことを言う。LE企業で重要な利子支払能力と共に、

投資家達は、税引前収入に焦点を当てる。その鍵となる尺度がEbitdaだ。




(中)ではLE勝者・(下)では敗者リストと詳細を記載してある。各企業より安全な株が同業界に存在

している場合、追記させてもらっている。

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甦るマジック -- ウォルト・ディズニー(下)

そして、(マジックキングダムで一週間で数千ドル使う家庭の大きな負担となる)ハウジング・バブルの

崩壊と雇用トレンドの軟化を前提に、同社テーマパークの入場者の伸び悩みも予め考慮に入れなければ

ならない。




ただ今のところウォールス街はディズニーが循環株であることを市場に意識させすぎている。




たったの22%が広告からの収益である。その他メディア企業の平均的な数字から見ればかなり低いと

言える。テーマパークは30%の収益で、広告とほぼ同じくらいのキャッシュフローを生んでいる。

テーマパークの高い固定費は、入場者の減少が利益に大きく影響することを意味するが、先回の四半期

決算で発表された89%の占有率と年間を通して確実性のある予約トレンドを考えれば、未だ入場者の

需要にかげりが出ているとは言えない。




1月28日に注目を集めたCitigroupアナリストによる同社株のダウングレードは、29ドル強の株価を

もって、循環株であることを象徴化してしまったようである。当のアナリスト ジェイソン・

バジネット氏は、ディズニー・リゾート・ホテルの宿泊料を追跡するCitiのシステムが、下がりつつある

料金と低迷してきている需要を反映している、と言う。彼はディズニー株のターゲットを36ドルから

26ドルに削減している。ディズニーの正式な市場価格を200億ドルカットしていることになる。




昨年12月29日締めの会計年度第1四半期が予想以上の結果を出した1週間前に、ディズニーの役員が

明確かつ公にバジネット氏の報告書に異議を唱えていた。報告書発表当日に同社株は4%落ちているが、

振り返ってみるとボトムを作らせただけではないかと考えられる。




スキャグ氏は「テーマパークやリゾートがビジネス・サイクルに対して免疫を持ってると言うのでは

ない。ただ市場が評価する以上の耐久性を持っていると言いたい。既に計画済みのヴァケーションを

ファミリーはキャンセルすることを嫌がる。そしてディズニーは、減少気味の来場者トレンドを料金体系

の調節や営業時間、テーマパークでのコストのかかるイベントを行うことでカバーする。」と言う。




同社は90年代初めに比べテーマパーク・ビジネスに依存していない。そして最近入場者は価値のある

ユーロや英貨ポンドを落とす外国観光客によって強化されている。




もちろんディズニーは、深刻な顧客減少を乗り切れるかを、証明している訳ではなく、もし経済不安が

高まればウォール街は実状はさておき真っ先に狙いを定めてくることだろう。1月のほぼ底値であった

28ドルの株価は下降リスクで言えば適正な予想になると言えるだろう。そして、2009年1株当たり

の予想収益2.4ドルの17倍である、株価40ドルが今年の妥当な上方ターゲットであると考えら

れる。




見事な映画スタジオ、素晴らしい商標ライセンス・オペレーション、そしてフロリダとカルフォルニアの

最上の不動産が付いてきても、ディズニーは何にもましてケーブル会社であることが事実である。そして

同社はメディア業界の重要部を握っている。




ESPNは現在のところディズニー、そして全メディアの中で、最も価値のある資産である。業界の一般的な

キャッシュフロー倍数のをベースにしたMorgan Stanleyの推定によれば、このスポーツ・ネットワークは

恐らくディズニー全体の価値の40%以上を占めていることになる。これにディズニーチャンネルを

足せば、ディズニーワールド・ディズニーランド・ユーロディズニー・香港ディズニー全て合わせた

2倍の価値を持つ。




事実、ディズニーが分裂することはない為、Morgan Stanleyベンジャミン・スィンバーン氏(ついででは

あるが、彼は同社株に対してどっちつかずである)の厄介なビジネス・サイクルへの懸念事項をベースに

したパーツ集合体分析は、43ドルという価格を出している。そして彼は複合企業用のディスカウント

15%を充て36ドルの価格ターゲットに至っている。しかしかけがえがなく揺るぎないディズニー・

ブランドをベースにした各ビジネスにはいとも簡単にプレミアムをつけることは可能だ。




男性アメリカ人のESPNに対する忠誠心は、例えば少女達の憧れのディズニー・プリンセスに匹敵する。

ESPN視聴者の妻達は、彼らから彼女達に対して番組同等の親密さを渇望していることだろう。




同ネットワークをプロモートするための13年続いている「This is ESPN」キャンペーンは米国中

もっとも噂になっているコマーシャルだ。ESPNのケーブルやサテライトへの価格決定力は有名で、台本の

あるプログラムの視聴者が減少している中、広告会社に対する生中継イベントのアピールはかつて

ないくらい強烈だ。




確かに、ディズニーの看板の下で様々なブランドを統合するアイガー氏の努力をよそに、彼も前任者の

アイズナー氏もESPNをディズニー化してしまうことを賢明に避けている。ディズニー・パークで週末ESPN

のイベントが行われる計画がある。そしてアイガー氏は、ディズニー・ワールド近辺にあるWide World

of SportsパークをESPNの名前に再ブランド化してしまう可能性もある、と言う。しかし、ディズニー

帝国のこのスポーツ・メディア部門は概して独立化してしまっていると言える。




毎年のように良い成績を出せている(特に大型映画部門を持つ)大型メディア会社はない。ウォール街が

ディズニー・ホテルの空き室率に対してやきもきさせられなくとも、「パイレーツ・オブ・カリビアン」

の興行成績や「リトル・マーメイド」のDVD売上を越える何かを作り出さないといけない事で苦悶

している。




その面で考えると批判の的であると言えるが、資本収益率アップに焦点を合わせる彼の意向は、心配して

いる株主を少しは安心させることだろう。確かに2年前、彼はPixar買収に必要以上に支払った。しかし

同アニメーション・スタジオの収益力が彼の決断の決め手になっている。




アイガー氏はディズニーの年間目標映画公開を30から15または20に削減している。公開に基づいた

内部還元率で映画プロデューサーの報酬を制限した。浪費家達のハリウッドでは考えられないことだ。

開発中のケーブル・シリーズは常にラインナップに投入され続けている。ジョナズ・ブラザーズのショー

は近いうちにハンナ・モンタナ並みの熱狂的なマニアを生み出すことになるだろう。




経営陣のボーナスは同社のフリー・キャッシュフロー・営業利益・その他株主に影響が出ない数値に連結

されている。そしてディズニーは積極的にそのフリー・キャッシュで株の買い戻しを行っている。過去

2年で70億ドルという多大な額に上り、今後も続けていけるペースであると考えられる。




同社の株価でさえ、ある投資家は、米国ビジネスでは恐らくライバルはいないであろう同社専門顧問の座

を効果的に買う。Pixar創設者でありアップル社CEOのスティーブ・ジョブだ。彼はディズニー社の最大

株主で、全体の7%を占める。また同じ株主でもあるウォーレン・バフェット氏はアイガー氏のためなら

間違いなく電話を取る。Procter & Gambleの元CEOジョン・ペッパー氏は、誰もが欲しがる消費者商品の

知識を持って、ディズニーの役員の席に座る。




大型メディア株を調査では、ディズニーのマネジメントの安定性と財政上の規律の厳しさは突出している

ことも忘れてはいけない。




全体的にまとめると長期投資家達はディズニー株で潤うことになるだろう。

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甦るマジック -- ウォルト・ディズニー(上)

イメージ 1

「The Happiest Place On Earth(地球上で最も幸せな場所)」を所有しているこの企業に対して、

ウォール街は明らかにイライラムードである。Walt Disney Worldの予想来場人数を通して、アナリスト

と投資家が、米国景気後退リスクの高まりを懸念し始めた為に、市場はここ数ヶ月間Walt Disney(DIS)株

に対して容赦ない扱いを課している。




投資家達が米国人家計に依存している全ての関連株から逃げ、ウォール街のアナリスト達がディズニーの

国内エコノミーに対する敏感さに関して憂慮すべき報告書を立て続けに発行した後、同社株は昨年10月

の最高値の35ドルから今年1月の28ドルまで値を下げている。下げの半分は取り戻しているが、

ディズニーに対して未だ懐疑的な感情が優勢しており、アナリスト全体の意見が同社株を過去3年最低値

からそれ程遠くない所に追いやっている。




しかし白雪姫は最後には王子様と結婚するために目覚め、シンバは「ライオン・キング」になることで

父親の復習を果たした。ディズニー株は過去20年例を見ない安さになっている。それは、投資家達に、

適正評価価値の15〜20%割引といった保守的な価格で世界最高峰のエンタメ・ブランドの集合体を

所有させることによって、先行き不透明な経済の不安定な時期を乗り切るチャンスを与えている。




ディズニー株は、今後12ヶ月間の予想収益の14.4倍で取引されている。最近では1990年の

レベルだ。同社予想株価収益率はStandard & Poor’s 500のものと比べても決して高くはない。最後に

ディズニーが株価プレミアムを付け損ねたのは、ツーリズム停滞が蔓延した9・11直後だ。過去20年

に渡って、同社株の平均プレミアムは、現在の0%に対して、30%を保ってきている。それだけでも、

スクルージ・マクダック(ドナルド・ダックが演じたディズニー版「クリスマス・キャロル」の主人公。

お金に執着心が強い)がディズニー株をガツガツと買いあさる事だろう。




衆知が集まる市場は、ディズニーは以前に比べ、業界平均に比べ、劣る企業になったと決めつけて

しまった。しかし、圧縮されたその評価額から結論を出してしまって良いものか?





ここからがディズニー物語の面白くなるところだ。なぜなら同社は、ウォルト・ミッキー・ドナルドが

作り上げたころの創設期よりも優れたものになっているからである。ブランド展開と資産配分の戦略に

おいて、より多角化され、より良い経営がされ、より景気の波に強く、より統制の取れた企業に成長して

いる。




2005年10月にマイケル・アイズナー氏からCEOの座を引き継いだロバート・アイガー氏は体系的

かつ繰り返し、ディズニーの象徴的な歴史と愛されるキャラクターに、ブランドを現代化かつ拡大させる

為の強い戦略を織り交ぜている。




ネズミの耳の形をした襟章を付けていないと、さすがの彼も、配慮の行き届いた明るいもてなしで有名な

ディズニーの伝統的なイメージを想起させないようである。今月行われた極寒のニューヨークでの朝食

インタビューに、ブースに座ったままのキッチン・スタッフと、8時まで空かないよと我々を追い払った

無愛想なレストラン・マネージャーに直面した。




誰もが携帯機器を出し、正確な時間を確認した(私は一般的なブラックベリーで、アイガー氏はニュース

解説者で彼の妻のウィロー・ベイ氏の写真がメインスクリーンのiPhoneを持っていた。)。時計は7時

59分を指していた。




アイガー氏は「もし彼らがディズニーの社員であれば、快く入れてくれるのにな。」と言った。確かに

そうだ。




彼の、これからの展開を投資家と外部者に理解してもらうことの最大の課題は、、同社が収益の為に毎年

毎年搾り出すように再利用しているミッキーマウスやブーさんのような馴染み深く崇拝されている

キャラクターだけで構成されているという偏見を打ち砕くことだ。




彼は、パイレーツ・オブ・カリビアン、トゥイーン世代のアイドル ハンナ・モンタナ、トイ・

ストーリー、カーズなどのディズニー・フランチャイズを十種挙げている。ディズニーの様々な部門を

駆使し、展開と拡張を重ね、それらのフランチャイズは、映画、テーマパーク・ライド、DVD、ケーブル

番組シリーズ、Tシャツに至るまで変身を遂げている。




米国TVネットワークABCに1974年に入社し、ディズニーが1990年中頃に買収をしたCaptai

Cities/ABCの社長であったアイガー氏は、彼がCEOになる前のその組織は、ディズニーの古い対して過剰

反応を起こし、新しい商品にディズニーの名をつけることに複雑な感情を抱いていた、と表現する。




彼は有望な新ブランド探求を目的とした役員グループを作り、各ビジネス・ユニットが新商品を他部門に

行き渡らせる刺激をしながら、彼らを有効利用すべくすぐさま他部門に散らばらせた。




若手女優・歌手であるマイリー・サイラスによって演じられているハンナ・モンタナは、ディズニー・

チャンネルのシリーズものであったが、今ではミュージカル・シリーズ、ステージショー、そして封切後

最初の週末だけで3千万ドルの売上を出し、今日まで6千万ドルを記録した3D映画「Hunnah Montana/

Miley Cyrus:Best of Both Worlds」にまで発展している。そして、もう一つのディズニー・

チャンネルのヒット作High School Musicalは簡単に、3Dムービー、カラオケ、ビデオゲーム、インドの

ローカルバージョンのグループにさえ拡張する事だって可能だ。パイレーツ・オブ・カリビアンは、

テーマパークのライドとして始まり、累積セールス27億ドルを生み出した映画フランチャイズに変貌を

遂げ、同社販売ラインのほぼ全てに行き渡るまでになった。




ブランドの拡大によるこのようなラインナップは、プーさん・ミッキー・プリンセス系キャラクタ−に

依存していた年齢層の低い子供達とは非対称的な同社ターゲット層を強化するに至った。




アイガー氏は、映画Carsからのキャラクター商品が世界的に、老舗のHot Wheelsの売上を越えていると、

誇らしげに例を挙げた。




ブランド・マネージャは、日本で寿しのおもちゃ用にプーさんを起用することを拒否したりと、見せかけ

の「スタンダード」を重んじる監督機関であった時期があった。「今は想像力を活用することにより

ブランドを刺激させ、資本を積極的にビジネスに投入している。」と彼は言う。




ブランド・フランチャイズ開発の恒例ミーティングは、誰もが参加したい会合になった、とアイガー氏

言う。最初は7か8名の主要メンバーだけだったが、今では40〜50名に膨れ上がっている。




ディズニーは、キャラクターやシリーズは資産投資と商品拡大の努力だけでフランチャイズ・ブランドの

ステータスを築くことが出来ると考えていない。例えば最新の収益コンファレンス会議で、アイガー氏は

ディズニーとPixarのユニットで昨年製作したアニメーション映画Ratatouille(邦題:レミーのおいしい

レストラン)は新しいフランチャイズとして適格であるかと質問を受けた。




第一級映画であり、家庭用ビデオや商品化する価値を持つと見つめつつ、アイガー氏はフランチャイズ化

を否定している。多分ミッキーはしばらく齧歯動物系キャラクター・ナンバーワンの座を奪われることも

ないだろう。




ディズニーCFOのトム・スキャッグ氏は、ブランド・リサーチと相互交流のこのシステムはより高い資本

収益率を我々にもたらすことになる、と言う。




経済循環に対する脆弱性について、アイガー氏は景気後退の力には免疫はないと言うが、このエンタメ

巨大企業は、ケーブル受信契約者からの料金を受け取ることにより、テレビ業界の広告市場の波から程

遠いところにいる指摘している。ESPNの収益の約65%はケーブルとサテライト・システム加入費から

で、残りの35%は広告によって作られている。そして厳しくなる放送業界の今後の行方が問題である

が、TVネットワークのABCはディズニーのキャッシュフローの9%以下しか満たない。




アイガー氏は、まるで年金のようにディズニー・ブランドが収益を作り上げることは有利な位置にいる

証拠である、とする。「我々は白紙の状態では一年を始まらない。」と彼は意見を述べる。ディズニー

は、顧客が年間130億「人時間」を同社ブランドに使っていると予想している。異議を唱えるにも

至らないとてつもない数字である。




間違えないで欲しい。ディズニーやその他大型メディア競合他社の周りでは多くのノイズがある。最近で

は放送作家のストライキ、下落傾向にあるテレビの視聴率、DVDセールスの低下トレンド、は向かい風を

生み、投資家達の業界の見通しを暗くさせてしまっている。





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