ぼくの読書生活

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

ぼくの読書生活 〜8月10日

ここに来て猛暑復活、暑くて読書のペースも落ちますわ。
 
 
イメージ 1
O・ヘンリー・ミステリー傑作選」 O・ヘンリー著 河出文庫
 
ご存知「最後の一葉」でおなじみ(実際に作品が読まれているかどうかは別ですが)、O・ヘンリーによるミステリー関連作品を集めた短編集。ミステリーといってもフーダニットな正統派というよりは犯罪をテーマにしたちょっとヒネった短編って感じ。「最後の一葉」にも通じる心温まる読了感の作品も多くてグッド。こんな作品を書いた人が公金横領で逮捕歴があるとはとても思えませんねぇ。
 
イメージ 2
青い剣」&「英雄と王冠」(ダマール王国物語1・2) ロビン・マッキンリイ著 ハヤカワ文庫FT
 
ファンタジー世界を舞台に少女の冒険&成長を描いた作品。綿密な世界観の描写と魅力あるキャラクター、見た目のイメージとは異なりかなり本格派の内容。とくに「英雄と王冠」は主人公の女の子の葛藤や苦悩が読んでて痛々しいくらいで素晴らしかった。残念ながらどちらも絶版。とくに2巻は中古でもあまり見かけません。トホホ…
 
イメージ 3
残像」 ジョン・ヴァーリィ著 ハヤカワ文庫SF
 
SFファンにはおそらくおなじみの作家による最初に刊行された短編集。どの作品もSFならではのセンス・オブ・ワンダーに溢れたさすがな内容。とくに聾唖者が自分たちだけで築き上げた独自のコミュニティを描いた表題作は衝撃の内容。SFの多彩な魅力を堪能できる1冊だと思う。
 
 
イメージ 4
隠し部屋を考察して」 エリック・マコーマック著 創元推理文庫
 
どう説明すればいいのか困る不思議な作品の数々が収録された短編集。ジャンル分けすれば幻想文学ってことになるのでしょうが…得体の知れないまま始まって得体の知れないまま終わる不思議な感覚の作品が多くて面白い。こうしたヘンな作品を文庫で出してくれる創元推理文庫はやはりクールな出版社だと思いマス。ちょっと高いけど。
 
 
というわけで今回のプラス5冊。
 
 
現在の積立額…1万200円

閉じる コメント(0) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(0) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

ぼくの読書生活 〜8月5日

ちょっと古いネタになりますが、去る7月24日に地デジ完全移行が行われました。これに伴い、というかこれを機にぼくはテレビとオサラバすることになりました。
 
まあここ数年は競馬中継くらいしか見てなかったんだけどさ。見られなくなってもちっとも困らない。
 
以前からよく「テレビ見ないで何やってんの?」と聞かれることが多くて「本読んでるんだよ」と答えているのですが、「本読む以外に何やってんの? 」と続けて聞かれることも。本を読まない人間には一日中本を読んでいるってことが理解できないらしい(苦笑)
 
ぼくに言わせれば家にいる間ずっとテレビを見続けている方がよっぽど理解できんのですが。そもそもいいトシこいた大の大人が1日何時間もテレビ見るなんておかしいじゃねえか、他にやることないのかよ。とか、高視聴率番組だと日本人の3〜4人に一人が同じ時間帯にテレビの前で同じ番組を見ていることになる、それって気持ち悪くね? とか思うですが。
 
まあこんなこと書くとヒンシュク買うんだろうな。
 
テレビを見ないため知人・友人同士とも話がかみ合わないことが多く、飲み会などでも会話についていけずにポツーンと取り残されることが多い今日この頃。これからますますわが道を突っ走ることになるでしょう。
 
依怙地さにも拍車がかかるはず。
 
こうご期待。
 
というわけで、読書のペースに紹介がすっかり追いつかなくなっている今日のごろ、かなり前に読んだ本の紹介。
 
イメージ 1
 
女と蛇―表徴の江戸文学誌」 高田衛著 筑摩書房
 
西はメリュジーヌから東は安珍・清姫説話まで、女と蛇を結びつけるケースが多く見受けられますが、その内実を江戸時代の作品をおもな分析対象とすることで扱った本。女性の社会的な立場や否定的なイメージも絡めてさまざまな側面からアプローチ。なかなか興味深い内容となっています。
 
なお、取り上げられている江戸時代の作品(山東京伝や曲亭馬琴など)の作品の多くをこれまで読んだことがある自分がチョット偉いと思いました(笑)。
 
 
イメージ 2
グリーンマン―ヨーロッパ史を生きぬいた森のシンボル」 ウイリアム・アンダーソン著 河出書房新社
 
ヨーロッパでは自然信仰の名残として「グリーンマン」という奇怪な表象が長らく生き延びてきました。キリスト教の弾圧を受けつつも巧みにその内部に入り込み、人々から信仰されてきた経緯が記されています。表紙のような彫刻が教会建築にさりげなく盛り込まれていることも多く、古代〜中世にかけてのカトリックの僧侶たちは意外に寛容(でしたたか)な面を持っていたことも知ることができます。地味なテーマながらヨーロッパ人の精神に触れることができるなかなかの好著。
 
 
イメージ 3
史跡で読む日本の歴史4 〜奈良の都と地方社会〜 佐藤信編 吉川弘文館
 
ここのところ続けて読んでいるシリーズの第4巻。タイトル通り奈良時代を対象に史跡を元に当時の社会の再構築が目指されています。ただ今回はひたすら史跡を羅列する内容に終始していたような気も。
 
というわけで今回はプラス3冊。
 
 
 
 
現在の積立額…9700円
 

閉じる コメント(6) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(0) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

ぼくの読書生活 〜7月23日 その2

というわけで第2弾。
 
先週「海の日」があったので海がらみの小説を意識してチョイスして読んでいました。
 
みなさんは好きな海絡みの小説があるでしょうか。
 
個人的にはエドガー・アラン・ポーの「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」がインパクト絶大だったのですが。とくに○○食の部分が。
 
イメージ 1
 
呪われた航海
死をはこぶ航海
闇にひそむ海賊」 イアン・ローレンス著 理論社
 
海洋冒険小説の3部作。「スティーヴンスンの再来」なんて宣伝に書かれちゃ買わないわけにはいかないだろって感じ。1、2作目は冒険というよりサスペンス調。3作目は王道の冒険小説&海洋ロマン。まさにEL&Pの名曲「パイレーツ(海賊)」の世界…って言っても通じないか(笑)
海洋小説が好きなら大人から子どもまで年齢を問わず楽しめるはず。
 
昨年経営破たんしてしまった理論社、ぜひとも頑張って建て直してもらいたい。エールの意味も込めてプッシュしておく。
 
イメージ 2
幽霊船から来た少年」 ブライアン・ジェイクス著 早川書房
 
有名な「フライング・ダッチマン」(サッカー選手じゃないよ、ワーグナーの方)の船に乗り合わせていた少年が永遠の命を与えられた上で船から脱出し、世界各地で困っている人を助けるって話。海洋小説は最初の6分の1程度。でもおもしろい。作者はネズミが主人公のファンタジー小説「レッドウォール伝説」でおなじみ。
 
やっぱり海はいいね。ロマンがある。
 
というわけで、今回はプラス4冊
 
現在の積立額…9400円
 
 
 

閉じる コメント(2) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(0) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

ぼくの読書生活 〜7月23日

お久しぶりです。忙しいやら暑いやらで随分間が空いてしまいました。
 
人間暑いと怠惰になりますな。読書のペースも減速気味。
 
とりあえず前回以降に読んだ本を駆け足で紹介。
 
イメージ 1
シャーマニズムの精神人類学 癒しと超越のテクノロジー」 ロジャー・ウォルシュ著 春秋社
 
シャーマニズムとはどのようなものなのか、その実像を切り込んだ本。シャーマニズムというと安易にスピリチュアル関連に結びつけたり、逆に精神病の兆候として扱う傾向がありますが、この本では超常現象(現代科学では解明できないという意味での)の可能性も留保しつつその内容や構造を描き出すとりくみが行われています。シャーマンの精神状態と精神病との違い、プラセボ効果との関連、あるいは現在精神療法で行われているセラピーの内容との共通点など、シャーマニズムのイメージを覆すような興味深い内容となっています。
近年あちこちで見られる根拠のない安直なスピリチュアルブームが大嫌いなぼくとしてはこうした本がもっと読まれて欲しいと願ってやみません。
 
 
イメージ 2
史跡で読む日本の歴史3 古代国家の形成」 森公章編 吉川弘文館
 
シリーズ3冊目。この巻では飛鳥時代を中心に取り扱っています。とくに長年範囲が議論になっていた藤原京に関する最新の研究結果が書かれているのがポイントでしょうか。
なお、藤原京の発掘の嚆矢は岩崎財閥(三菱)の総帥、岩崎小弥太の援助によって始められたそうな。この岩崎小弥太は日本クラシック音楽の祖、山田耕筰のベルリン留学を援助した人物でもありますね。「金を持ってるなら有効に使え!」と現代社会の勘違い成金にいってやりたい。
 
イメージ 3
中世を生きる女性たち」 アンドレア・ホプキンス著 原書房
 
「生きた」ではなく「生きる」と現在形になっているのは今後の再評価を願ってのものでしょうか。一般的に女性が抑圧されていた時代といわれる中世ヨーロッパにおいて活躍した女性たちのエピソードを書いた本。誰もが知るジャンヌ・ダルク、歴史好きならおなじみアリエノール(エレアノール)・ダキテーヌ、クラシック音楽好きならおなじみヒルデガルド・ビンゲンなどなど。みな強烈な個性を持った女性たちですが、とりわけ女性初の専業作家(!)のクリスティーヌ・ド・ピサンがインパクト大。1冊で数人を扱っているのでひとりひとりのエピソードはひととおり、って感じですが、女性史に興味がある人なら呼んでみては損なないと思います。
 
イメージ 4
ファラオ歴代誌」 ピーター・クレイトン著 創元社
 
数年前に購入したまま放置していた本。ふと思い出して引っ張り出しました。第一王朝からプトレマイオス朝までの歴代ファラオについて書かれています。一部の有名ファラオ以外はほとんど知られていないだけに興味深い内容。
 
というわけで、今回はプラス4冊。
 
現在の積立額…9000円
 
 
 

閉じる コメント(2) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(0) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

ぼくの読書生活 〜7月4日

先日オカルト路線を前面に打ち出したHR/HMのCDを買った影響で久しぶりにオカルティストの血(?)が騒ぎ出したのでそっち方面の小説をちょっと読んでみました。やっぱりオカルトはいいねぇ。
 
とかいいつつその合間にJ・S・バッハのコンサート聴きに行ったりして。つくづくいい加減な男だよな。
 
 
 
イメージ 1
スペルシンガー」 アラン・ディーン・フォスター著 ハヤカワ文庫FT
 
これはオカルトではありません。ちょいとギターが弾けるさえない大学生がふとした拍子でファンタジー世界に紛れ込んでしまったことで生じるドタバタを描いたユーモアファンタジー。全6巻で一気に読んじゃおうかと思ったけどオカルトブームの到来で中断(笑)、話はまだまだ序盤、これから盛り上がるって感じ。マルクス主義者のドラゴンがけっこう笑えた。
 
イメージ 2
エデンの黒い牙」 ジャック・ウイリアムスン著 創元推理文庫
 
まず邦題のタイトルが素晴らしい。肉体から離れた精神を自由な姿に変えて動き回ることができる謎の人狼集団とその謎を解いた考古学者との戦いを描いた怪作。かつて人類は現生人類と人狼の能力を持った人類の2種類があり、かつて人類に絶滅させられた人狼の連中が世界を支配するために暗躍する…って話。その現生人類と人狼が太古に混血してすべての人間に人狼の遺伝子が備わっていて突然能力が開花することがある…って設定が斬新。原書が発表されたのは20世紀半ば、なんでも当時この小説の設定(人間離れした能力を秘めた遺伝子を持った人間がいる)を本気で信じた人たちが続出、オカルト団体にも多大な影響を及ぼしたとか。主人公が優柔不断で頭の巡りが悪いとか、読者受けを狙いすぎとかいろいろと突っ込みどころがあるもののそんな胡散臭さがまたいい。カトリックの魔女狩りは人類による人狼集団撲滅のための正義の戦いだった、と正当化しちゃってるのがスゴい。
 
 
イメージ 3
ナチス黒魔団 上・下」 デニス・ホイートリ著 国書刊行会
 
まずこのいかがわしさ全体の邦題が素晴らしい。日本では知る人ぞ知る、本国イギリスでは知らない人はいない大ベストセラー作家のオカルト&軍事・スパイ小説。この人はなんといっても「黒魔団」「新・黒魔団」といったバリバリのオカルト小説がオススメですが、かつてチャーチルのもとで働いていたこともあって軍事・スパイ小説も得意。ただこの作品ではオカルト小説と軍事・スパイ小説の融合があまりうまく行っていない感じ。というかオカルト小説の要素はほんのチョット。
主人公が戦争を早く終わらせるためヒトラーを自殺するよう導くシーンがあるのですが、輪廻転生を信じさせた挙句「来世では火星の支配者になります」などと説得する(しかもヒトラー本人が納得する!)のが笑える。
 
というわけで今回はプラス4冊
 
現在の積立額…8600円
 
 

閉じる コメント(2) ※投稿されたコメントはブログ開設者の承認後に公開されます。

閉じる トラックバック(0) ※トラックバックはブログ開設者の承認後に公開されます。

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.

文房具009
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
検索 検索
  今日 全体
訪問者 3 35088
ブログリンク 0 22
コメント 0 2330
トラックバック 0 48

開設日: 2005/9/19(月)


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.