Dr ミカのメモ帳: 脳・栄養・心 (発達障害・特別支援教育)

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糖鎖栄養療法

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アルツハイマー進行抑制に成功=免疫細胞回復、マウス実験で―名古屋大
 
時事通信

アルツハイマー病患者の脳内に蓄積するペプチドを分解する免疫細胞の能力を回復させ、症状の進行を遅らせる実験にマウスで成功したと名古屋大大学院医学系研究科の門松健治教授と内村健治特任准教授らのグループが20日、
発表した。研究成果は米国科学アカデミー紀要(電子版)に掲載された。

アルツハイマー病は、加齢と共に脳内でペプチドが凝集して毒性を持ち
「老人斑」という構造体を作ることで、神経細胞をつなぐシナプスが脱落して発症する。ペプチドは脳内の免疫細胞が分解処理することで除去されるが、
症状が進行すると免疫細胞の表面に糖鎖が発生し分解能力を低下させる。

研究グループのマウスを使った実験で、免疫細胞に発生する糖鎖は
「シアル酸修飾ケラタン硫酸糖鎖」であることが判明。
この糖鎖が、免疫機能を調整する酵素によって合成されることも確認した。
マウスからこの酵素を取り除くと糖鎖が消失し、
免疫細胞のペプチド分解能力が回復した。

アルツハイマー病患者の脳でも免疫細胞表面の糖鎖と、
糖鎖を合成する酵素の増殖が確認された。

研究グループは今回の発見で、アルツハイマー病の治療法の確立や
新薬開発が期待できるとしている。 

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(本)「糖鎖」の健康学:補完代替医療のトップランナー

はじめに: 生命科学の最先端「糖鎖」

京都大学名誉教授・京都薬科大学元学長 田中久


糖鎖とは何か、なぜ重要か。
かつてミネラルがそうであったように、
糖鎖は一般の方にはまだほとんど知られていません。

本格的に研究されだしたのは1990年代に入ってからです。
しかし、21世紀に大きな発展が予想されるライフサイエンスの最先端で、
今や世界的に活発な研究が繰り広げられています。
特に日本では、文部科学省、経済産業省が推進する
大規模な研究プロジェクトが進行しています。

生化学や分子生物学、バイオテクノロジーの分野では、
現在はポストゲノムの時代といわれています。
DNAの塩基配列、いわゆる遺伝子情報の解読が一段落し、
タンパク質の構造や機能解析とともに、
糖鎖の研究が大きな流れになっています。

糖鎖の機能や病気とのかかわりについて、
次々と新しい報告が出てきています。

糖鎖は、私たちのからだをつくっている約60兆個の細胞1つひとつに、
産毛のような形で数万本も付いています。
グルコースやガラクトースなどの多様な単糖が特定の配列で鎖状につながったもので、
アンテナのように情報を伝達し、細胞間のコミュニケーションに重要な役割を担っています。
「細胞の顔」ともいわれる糖鎖は、細胞表面でタンパク質や脂質と結合し、
糖タンパク質、糖脂質として存在しています。



この本では「免疫」がキーワードになっています。
近年の免疫学の研究は著しい成果をあげていますし、
ガンやアレルギーに対する免疫療法は患者さんにとっては大きな関心事です。
補完代替医療にとっても中心的なテーマです。

免疫の機能が発揮される最初のステップが、糖鎖による認識です。
生体内の異物を糖鎖が認識しないことには何も起こりません。
免疫という機構が私たちのからだにあまねく備わっていることは
本当に大きな恵みだと思います。
そのなかで肝心な役割を果たしているのが糖鎖なのです。
第1章 糖鎖とは?
    「治りにくい病気は糖鎖に異常あり」
    東京農業大学元客員教授 今田勝美


第2章 補完代替医療のトップランナー
    「アメリカの代替医療と21世紀の健康法」
    健康科学研究所・所長 久郷晴彦


第3章 糖鎖栄養素含有食品
    「細胞からからだ全体を元気にする」
    東京農業大学元客員教授 今田勝美


第4章 必須微量元素・亜鉛
    「細胞形成と免疫に欠かせないミネラル」
    京都大学名誉教授・京都薬科大学元学長 田中久


第5章 アレルギー抑制効果の検証
    「糖鎖栄養素含有食品はアレルギーを抑えられるか」
    神戸大学大学院農学研究科教授 水野雅史


第6章 西洋医学における補完代替医療
    「西洋医学を補完するために何が必要か」
    大阪警察病院副院長・呼吸器科部長 子牟田清


第7章 糖鎖栄養素含有食品による改善例
    「対症療法から完治のための根本治療へ」 
    山口医院院長 山口正茂


第8章 補完代替医療の新展開
    「細胞の先端から元気にする糖鎖栄養素」
    NPO法人補完代替医療推進センターCAM理事長 山本英夫

「糖鎖」の健康学:補完代替医療のトップランナー
山本英夫扁 ライブストーン  1,400円

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(本)糖鎖のチカラ

(本)糖鎖のチカラ


安藤幸来・医学博士の「糖鎖のチカラ」を読みましたか?
糖鎖のサイトでは、この本を参考にしたという記述が多いです。


「糖鎖栄養療法」を提唱している安藤先生のサイトをご紹介しましたが、
この本は簡潔で読みやすいです。糖鎖の啓蒙書であり入門書です。
そして、他のの栄養療法との違いを知ることができます。

「糖鎖栄養療法」のサイトを読んだ時、「これだ!」と直感し、
探し求めていた「理想の恋人」を見つけた想いでした。
それ以来、「糖鎖」は私にとって、重要なキーワードです。
この本を読み、私の直感が当たっていたと確信しました。

この本の「はじめに」の一部を引用します。
安藤先生が提唱している「糖鎖栄養療法」の世界を垣間見ることができます。

病気や健康を考えるとき、とくに大事な視点は、精神神経系のはたらきです。
いまの科学は三次元の科学で、物質を分子構造から眺め、
人のもつ精神的なはたらきを軽視しています。
人体をたんなる細胞の集まりとしかみていません。

人間には意識があります。考えることもできます。
ものを見て美しいと思い、感動のあまり涙を流すこともあります。
また、かわいそうな話を聞いて、胸がふさいだり、
涙をこぼしたり、大声で泣くこともあるでしょう。
このような精神的なはたらきが体を元気づけたり、
反対に衰弱させたりと、体に多大な影響を及ぼしているのです。

これは「心のはたらき」と考えられていますが、
心について科学はまだほとんど解明できていません。
21世紀の医療では、心が精神神経系を通じて体に
どのような治療を施すことができるのかが、
大切なポイントとなってくるでしょう。

私は常々、いまの栄養療法、免疫療法には何かが欠けていると感じていました。
そしてわかったのが糖質栄養素ーーー糖鎖の問題でした。
糖鎖は自然治癒力、免疫機能、恒常性維持機能のいずれにも深く関っていたのです。

本の目次を紹介しますので、興味のある方は本を読んでください。

第1章 いま糖鎖が注目される理由
    大人も子供も日本人の体が少しおかしい

第2章 現代人になぜ糖鎖が重要なのか
    急速に衰えた日本人の免疫と自然治癒力

第3章 糖鎖医療のもつ大きな可能性
    西洋医療の限界と「代替医療」への期待

第4章 糖鎖にパワーを与える食生活
    細胞を元気にはたらかせるための栄養素

第5章 よい糖鎖をつくるための材料
    自然治癒力を強化する糖質栄養素の実力

第6章 これがガン治療の最新兵器
    病気を防ぎ、病気を治す「糖鎖」の療法


糖鎖のチカラ  安藤幸来  四海書房

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文科省、5億4000万円補助−香川県糖質バイオ研究

四国新聞 2008/05/15 09:17


 文部科学省が公募していた2008年度の「都市エリア産学官連携促進事業・発展型」に、香川県が提案していた糖質バイオ研究が14日、採択された。これにより今後3年間(08―10年度)で約5億4000万円の補助を獲得。糖質バイオの幅広い研究テーマの中から、食品と医薬品への応用に的を絞って資金を投入し、早期の事業化を目指す。

 「都市エリア」は文科省の地域支援事業の1つで、地域の特性を生かしながら大学などが有する知的財産を新規事業創出につなげるのが狙い。

 県産業政策課によると、提案した研究テーマは4項目。食品関係では、血糖値の上昇抑制効果がある希少糖「D―プシコース」を活用した特定保健用食品の開発と、小麦やオリーブから抽出される複合糖鎖を用いた食品開発を提案。このほか、希少糖化合物を用いた医薬品原料や糖鎖の機能を応用したがん診断薬の開発を盛り込んだ。いずれもこれまでの研究で一定の成果を出しており、同課は「4つのテーマで集中的に研究を進め、事業化を図りたい」としている。

 県は、第II期知的クラスター創成事業(07年度から5カ年、補助額約33億円)に希少糖研究が不採択となったことを受け、学識経験者らをアドバイザーとして迎え、取り組み内容を再検討。新たな資金獲得策として今年1月に「都市エリア」に応募していた。

 今回の「都市エリア」には、香川を含めて7地域の事業提案が採択された。

四国新聞 2008/05/15 09:17
文科省、5億4000万円補助−香川県糖質バイオ研究
http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/social/200805/20080515000085.htm

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糖鎖基礎知識:糖鎖構造栄養素と免疫力・自然治癒力との関係

元気な糖鎖には、糖鎖構造栄養素(8種類の単糖質)が、欠かせません! 

 糖鎖構造栄養素と免疫力・自然治癒力との関係


では、糖鎖構造栄養素とは何であろうか?
簡単に説明すると「正常な糖鎖を形成するのに必要な栄養素」といえるでしょう。
前ページの「糖鎖とは?」で少しふれましたが、8種類の単糖質※がそれにあたります。

特にこの糖鎖構造栄養素は近年開発されたいうものではなく、
昔から私たちの食生活の中でごく普通に摂取してきたものでした。



※単糖質名称 摂取できる食べ物 何に関与するのか 

グルコース: ほとんどの植物 
            主としてエネルギー源、免疫賦活作用
 
ガラクトース: 乳製品 
            免疫系に重要、がんの成長転移を阻害、腸内細菌維持、カルシウム吸収増加 

マンノース: アロエ・サボテン・植物 
            免疫系に重要、マクロファージ活性化、細菌感染阻害、糖尿病治療、抗炎症 

フコース:   亜麻・藻・きのこ 
            免疫系に重要、癌の成長転移を阻害、気道感染症治療 

キシロース: 穀物の皮・植物 
            殺菌作用、病原体・アレルゲンの結合阻害
 
N-アセチルグルコサミン: 真菌・酵母・藻,エビカニの甲羅 
            変形性関節症治療、グルコサミノグリカン形成、癌抑制
           (グルコサミンとしての評価) 

N-アセチルガラクトサミン: 牛乳 
            癌の増殖・転移に関与
 
N-アセチルノイラミン酸: 母乳 
            脳の発育に必要・免疫系に関与、粘膜の粘度調節(細菌感染防止) 
 

しかしながら近年みられる環境の悪化(痩せた土壌・汚染)や利益優先の早堀り(未熟出荷)などにより食べ物自体の栄養価は下がり、食事においても肉類・添加物や化学調味料の多量摂取などにより、よほど食べ物に気をつけない限り十分な糖鎖構造栄養素を摂取することは困難となってきました。

これにより、糖鎖構造栄養素の摂取不良は糖鎖自体に異常をきたし、現代人は人間本来備えている免疫力・自然治癒力がかなり低下したと言われています。癌・心臓病・脳卒中といった三大生活習慣病や、喘息・アレルギー・糖尿病など様々な病気患者が増える要因となりました。現代人の多くは糖鎖の異常を少なからず抱えていると思われます。

これに気づいた政府や民間団体により、糖鎖における研究は注目をあび、2002年ノーベル科学賞を受賞した田中耕一氏が「今後の研究テーマは糖鎖です。」と名言したほど、近年糖鎖の重要性は急激に認識されるようになりました。

糖鎖正常化 = 免疫力・自然治癒力の回復

病気に負けない身体をつくる(免疫力・自然治癒力を高める)には、
糖鎖の正常化及び活性化が不可欠です。

その糖鎖を正常化及び活性化するには十分な糖鎖構造栄養素の摂取が不可欠です。

では、糖鎖構造栄養素を十分に摂取するにはどうしたらいいか?

基本的な答えですが食生活を改善することです。

あたりまえに食事を取り、栄養のある物を食べ、身体に有害なものを取込まない。
戦前の日本の食生活を模範とすればいいのです・・・・。

しかしこの基本的な食事でさえ現代では難しくなってしまいました。理由は先に述べたとおりです。
だからといって糖鎖の異常を薬でもって治療しようというのも好ましいとは思えません。
ここは医薬品による対処治療ではなく、普段の食事をしっかり摂った上で栄養補助食品
(サプリメント)により糖鎖構造栄養素を摂取することをお薦めします。

近年糖鎖の研究も進み、良質な糖鎖構造栄養素の栄養補助食品(サプリメント)も徐々に
見受けられるようになりました。おそらくいくつかある糖鎖構造栄養素の栄養補助食品は
人体にとって有益なものだと思っております。
医薬品とちがって食品であるなら副作用の心配がいらないからです。

別に医薬品を否定しているわけではありません。医療による病気や怪我の治療は大切です。
ここで言う栄養療法とは、かねてよりの食生活で病気になりにくい身体をつくり、
免疫療法とは、病気になったとしても病気を克服しようとする身体をつくろうということです。

近い将来、「ビタミン」「ミネラル」「糖鎖」と言い並べられるほどに、
糖鎖の重要性と必要性は認知されているものでしょう。
また、「長生きの秘訣は?」と質問されたら、
「糖鎖の正常な活動維持」と答えるかたも出てこられるかもしれないですね。

身近な糖鎖研究
糖鎖構造栄養素と免疫力・自然治癒力との関係
http://www.tousa-kenkyu.com/tousaeiyouso/index.html


記事を転載して、クレームをつけるのは申し分けないですが、
気になる文がありますのでして、指摘しておきます。
「医薬品とちがって食品であるなら副作用に心配がないからです」
本当でしょうか?

「正しい健康情報を知る会」の著書
「ちょっと待て!あなたの健康食品は安全か?」
をご紹介しようと思いながら、延び延びになっていますが、
健康食品業界の裏側情報を、お知らせする予定です。

また、「糖鎖のチカラ」の著者、安藤幸来医学博士のサイトには、
専門医の指導のもとで糖鎖サプリメントを摂ることを薦めています。
飲んでも全く効果がなかったり、逆に、好転反応によって
命に関わる状態になる疾患まである
とのこと。

糖鎖に関するサイトの多くは、サプリメントをビジネスとする人たちが
発信しており、その点も気になっています。

安藤医師と同じ意見をもっておりますので、引用します。

現在、難病や不治の病で悩んでいる人たちの心理的な弱みに付け込んで、
恰も難病や不治の病から解放されるかのような誇大宣伝の下に、単一の然も
高額商品の販売が新聞や雑誌の広告欄に溢れていますが、人類の複雑な防御機能
や修復及び調節機能は、残念ながらこのような単一の成分や方法によって正常化
するような単純なものではありません。

安藤先生のサイト「日本自然医学療法研究センター」の中にある
「糖鎖栄養療法について」のページとリンクを貼りますので、
興味のある方は、リンク先でお読みください。

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