M兄と再会。
|
マルシェからアパルトモンに戻ったら、シャワー→お洗濯→お部屋の掃除。 Mのお兄さんに迎えにきてもらってランチに出かけました。 彼はフォトグラファーになる前はこのアパルトモン近くの政府機関に勤めていたそうで、7区には非常に明るかった。 そんな彼のおすすめは、アパルトモンから徒歩1分未満のレストランでした。 超〜人気店で、お店はぎゅうぎゅう。 最後の滑り込みで座れました。 彼は肉料理、わたしはその日の魚料理である、クネルを選ぶ。 フォトグラファーの前で写真撮るなんて・・・厚かましい私じゃなかったら出来ないわよね? しかしリヨンで食べ損ねた、私の人生初クネル!うれしい!そして美しい。 上品でやわらかな、優しいお味の魚肉ソーセージという風情でした。おいしかった。 つけあわせのマッシュポテトはバターと牛乳が入っています。 フランスで代表的な、主食的位置づけの食べ物なのだそうです。 「こっちの肉料理も食べてみる?」 「うん。」と遠慮なくもらって「これも美味しいねえ。」なんてモグモグ食べていたら、 「君たちもひとと料理をシェアしたりする?」というようなことを聞かれ(笑)。 「シェア、するよ。でも家族やごく親しい友人とだけだよ。」 彼に「ワインもう一杯飲む?」「うん。(彼は呑まないのに笑)」 ワインの後は「マドモアゼル(!)にデセールを」と、クレームダンジュを頼んでくれました。 ※結婚しているとわかっていても、マドモアゼルって使うんですね〜。 ランチのあとは、彼の奥様の作品を置いているギャラリーに行って・・・そのギャラリーの利幅の取りっぷりに、各国言語での「ぼったくり」をなんと発音するかを教え合う。 前回もそうでしたが、彼といるとわたしはつい、日本語を使ってしまいます。 「(意味)わかってるよね?」 「だいたいね。」 そして。 Mの眠る霊園にも連れて行ってもらいました。 そこは日本で言うなら青山墓地のような、入居(?)がそうとう難しい超有名霊園でした。 サルトル、ボーボワールからボードレール、セルジュ・ゲンズブールなどの著名人も眠る場所。 フランスのお墓ってね、めっちゃ大きいんですよ。 石で作られた、人が入れるくらいの小さなお家のような建物状になっています。沖縄のお墓を彷彿とさせる大きさ。 これは死後、故人の行く末(というのもなんだが)にかかるこの国の考え方が影響しているそうです。 でもMのお墓は、小さくて可憐で、たくさんの友人たちからのお花がたくさんそなえてあって・・・それはかわいらしい花園のようで。 とてもとても、彼女らしいお墓だった。 その後、とっても忙しい彼とは別れればよかったのですが、たぶんこの滞在ではもう逢えないだろう(=この先の人生でも、逢える保証は無い)彼と別れがたくて、無理矢理彼の用事についていく。 その場の成り行きで、ある駅に着いて。 なんとなく、本当に「あれ?」と思い、彼にいくつか聞いてみたら・・・。 その場所は、私とMが最後に別れた場所でした。 文字通りの、今生の、別れの場所。 どうしてここに来ちゃうんでしょうね? 彼と、Mに会いに行ったそのあとで。 昨年泊まったホテルの、すぐ近くにあったリュクサンブール公園も横断。 とても美しい公園です。 彼のお宅にもチラ寄りしてご家族にもご挨拶して、そして今回は別れました。 別れ際、モデル並みに美形な彼の息子(幼稚園児)とBisesをしていたら「ちゃんとご挨拶しなさい」と彼が。 小さなムッシュウは、わたしのほっぺにキスをしてくれました。
|
