丑の戯言 栗田英二

動きが鈍く、出不精だった昨今、そろそろ目を覚ますかな。

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雪の近江八幡掘

 滋賀県の近江八幡市へは、仕事がてら何度か旅した。

 その折、一度だけ同市の観光名所でもある「近江八幡掘」へ行ったことがある。

 そこでの印象が深く、時折りこのお堀を思い出したりしている。

イメージ 1


 上の画像がそのお堀を撮った『湖畔の声』最近号の表紙だ。

 近江兄弟社グループの湖声社発行の月刊誌で、
 毎号、その表紙には近江八幡界隈の近映が載っている。

 林満さんの撮影によるもので、それも毎号の楽しみだ。
 で、同氏は「今月の表紙」と題する欄にこう説明している。

 「八幡堀は水運の手段として長い間にわたって利用されてきましたが、
 近年、運河として使われなくなると、次第に荒廃し汚泥が溜まり
 水質が悪化してしまいました。

 一時は埋め立ての計画もありましたが、市民らの保存運動により浚渫工事が行なわれ、
 美しい景観が蘇りました」

 そうか、蘇った堀であり運河だったんだと改めて感心したわけ。

 昔は琵琶湖を往来する貨物用の船舶が近江八幡に寄れるよう築いたのだ。
 しかし、時代とともに船便が途絶え、堀一帯が荒廃したのだろう。

 それが市民運動によって復元され、今では同市の観光名所になっているし、
 時代劇映画のロケ地としても活用されているのだ。

イメージ 2


 ぼくが初めてこのお堀端に行ったとき、足が釘付けになったのは、
 お侍姿の役者が数人、そこに屯していたから。

 時代劇の撮影が進行中だったのだろう。

 眺めているうちに時代が逆行したような錯覚にとらわれたもので、
 こんなロケ地が今でも息づいていることに感動もした。

 それが寒い昨今、雪交じりのもと、上の表紙にあるような詩的な状景を呈している。
 遠い昔が蘇るように。

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江戸からの長い時間が堆積しじっくり醸された味わいが伝わってくる風景ですね。
その土地を愛しているカメラマンの心情まで見えるような写真で、楽しませていただきました。
知恵熱おやじ

2012/1/27(金) 午後 5:50 [ asa*ka* ]

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ushさん、「湖畔の声」
私が、ushさんのブログを拝見するようになって、2回目です。
田舎の近くで、近江八幡は、私の田舎からは、最寄のJR駅です。
八幡掘は、ushさんが、遭遇されたように、時代劇の撮影や現代のサスペンスドラマの撮影などでも、よく使われてます。
以前、母と、この場所を訪れた時、
母が、「この付近は大きく変わったけど、この八幡掘は、そのまま・・・」って、言ってた事を思い出しました。
母の言う、以前のまま・・・はいつの事かクレッションですが、
そのままであったわけは、市民の方のおかげですね。

2012/1/27(金) 午後 10:33 [ mari ]

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知恵熱おやじさん カメラマン氏に代って御礼申し上げます。
この人の撮る近江近辺の写真は、いつも独特の味わいがあり、毎月寄贈されてくる『湖畔の声』の楽しみは、その作品にあるようなものです。
その土地には多少の地縁があるものですから。

2012/1/28(土) 午後 0:22 [ ush*u*hi*k69 ]

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МARIさん よくご記憶なのには驚きました。
この『湖畔の声』の表紙写真をネタにプログを投稿したのは、確かに二回目です。控えめに借用したのですが。
それにお母様がおっしゃるとおり八幡堀は地元の熱心な保護運動があってこそ現在があるのです。
「いつの頃」となると、豊臣家か同地を支配していた江戸時代以前と言えましょうか。
古い街並みや施設などが現在も健在なのは、うれしいことですね。

2012/1/28(土) 午後 0:31 [ ush*u*hi*k69 ]

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