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五つの症例

Dr.HOUSEってアメリカの番組、大好きです。アメリカでも空前の大ヒットだとか。ずいぶん勉強になるところもあって、録画してしっかり保存しています。んで、見ていて思いつきました。こんな、推理ゲームはいかがですか?人の命がかかってますぜ。アウトなら、訴えられますわ。覚悟してやってみてチョ。

五人の下腹痛の症例です。いずれも、下腹部痛を主訴(一番気になる症状)として来院しました。

一人目は50代の女性。半年ほど前からおなかが張ったような気がすると言って来院しました。横になると、なんだかおなかが膨らんでいるような気がするけれど、痛みとか出血だとかその他の異常はなし。閉経は数年前です。お子さんは2人。出産以外は病院に行ったことは無いそうです。最近は親の介護が忙しくて自分の事をかまっている暇もなかったとの事でした。

二人目は30代の女性。生理はいつも通り来ているそうです。生理痛がいつもあって、下腹部痛と腰痛があるとのこと。昨日から右の下腹部痛と腰痛があって、いつもの生理痛のような感じだと。数日、トイレが近いとも言ってました。微熱もあるそうです。子供は1人。婦人科検診は数年前に受けたきりだそうです。

三人目は20代女性。不正出血があるとのことで来院。出血があるのでなんとなく腹痛があるような感じがするそうですが、体調が悪いわけでもなく、性行為の後に出血が数日あるので、心配で来院されたそうです。出産経験は無し。以前クラミジアの治療をしたことがあるそうです。

四人目は20代女性。昨日、胃痛と吐気のため近所の内科にかかったけれど、胃腸炎ということで痛み止めを渡されたそうです。一時的に痛みはおさまったけれど、今朝からだんだん痛みが下腹部に移ってきたとのこと。お腹を押さえて苦しそうに診察室に入ってきました。生理は正常。出産経験もありません。

五人目は10代女性。下腹部の重いような痛みが続き、下り物も多いような気がするそうです。中絶経験一回あり。子宮癌検診など婦人科の検査は中絶の時以来受けたことはないとのことでした。

さて、何人目の患者さんが命にかかわる病気なのか?そして、何人目の患者さんがすぐに薬で治る病気なのか?わかりますか?アハハァ、ひっかけもありますよぉ。でも、患者さんは、嘘もつくし必要のない事も言うしねぇ。基本は「自分の目で見たことを信じる」それしか診断の方法はないんです。マヂでね。フォッフォッフォ。

ん?あたしゃ医者じゃないからそんなのは分かんないですって?いいんです。こういった具合で来る方が非常に多いんです。つまり、御自分にこういう症状があったら、こういう病気かもしれませんよっていう啓蒙なんですよ。まさか、こういう症状の人がこういう病気だったとはねぇ。ってことをわかっていただければいいんですから。ま、難しく考えないで、推理小説を読み解くようなつもりで読んでみてくださいな。

一人目の方。あたしは話を聞いた時「ヤヴぁい!」と感じました。長らく病気にかかったことがなくて病院にかかっていない。お腹が張る以外、痛みなどの症状がない。長期間にわたって精神的ストレスにさらされてきた。もし、これに、最近体重減少が気になる。というのがあれば完璧です。これぞ、癌です。しかも、出血などの異常がありませんから、子宮ではなく卵巣癌。可能性が濃厚です。

二人目の方。看護師が尿検査を持ってきました。案の定、白血球(炎症の細胞)3+、赤血球(血尿)3+。尿の色、赤色。ああ〜、あれね、一応子宮卵巣は調べるけど、ほぼ、間違いなく泌尿器科だわ。あの検査で陽性がでればビンゴですね。

三人目の方。ああ〜、クラミジア治療の経験があるということは、かなり若いうちから性経験があったようで。たいして痛くもない。性行為後に出血があると言ったら、まず、あれでしょう。ねぇ。ヤヴァいです。

四人目の方。ああ〜、そうそう初期のころには診断がつかない事もあるのよねぇ。ウチみたいな小さな婦人科診療所にかかっても解決しないから、すぐに紹介状を書く準備ですわ。一応、緊急の検査(炎症反応)もやってね。

五人目の方。性経験も若いころからあるようだし、痛みがひどくないのも怪しい。これは、あれですよね。あれあれ。薬のめばすぐ治るからダイジョーブ。安心してよしっ!

さて。どうなんでしょうねぇ。ちなみに、順不同で診断名を挙げると、クラミジア頚管炎、子宮頚癌、腎盂腎炎、卵巣癌、急性虫垂炎。ま、結論がでたあとなので、堂々と病名を挙げることができるのですが…。あたくしのような藪医者にとっては、難しい判断もあるってことで。

さてぇ、一人目の患者さんを診察してみましょう。内診台に上がっていただいて、超音波をするとぉ!直径8センチメートルの卵巣腫瘍です。中に、超音波が濃く反射して白く見える部分と、ほとんど黒く見える部分があります。黒く映る液体成分の中に増殖した固形成分が乳頭状に増殖しています。ふぅむ、ヤヴァヤヴァだわ。

二番目の方。一応超音波をやりましたが、子宮卵巣に異常なし。診察室に戻ってきたとき、背中の肋骨の下あたりをたたきます。「いたたたたっ!」はい、ビンゴです。これはCVAtendarnessと言って、もう、この所見が出たら婦人科ではないです。

三番目の方。クラミジアだと思ったら、ザンネェンです。以前クラミジアの方でも、たいていは帯下と腹痛が主訴です。不正出血は少ない。性経験が多くて、刺激があると出血する。ってぇと、ヤッパあれでしょうな、あれです。HPV(ヒトパピローマウィルス)が関係しているあれです。

四番目の方。来院した時には、診察すると、右下腹部に圧痛(押して痛い)とブルンベルグ徴候(急に手を離すと痛がる)陽性になってました。血液検査で白血球1万5千ってことは、明らかに炎症を起こしていることだし。こりゃぁなんだねぇ、少なくとも婦人科で治療ができない、なにですなぁ。

五番目の方。子宮卵巣に以上無く、調べた検査の結果は、あの世界中で流行っているSTD(性感染症)が陽性。アメリカや中国では百万人が感染しているということで大問題になってます。日本でも、女性10人に一人は感染しているという、例のSTDです。

さてぇ、誰がどんな病気かわかりましたか?同じ下腹痛でも、命にかかわるものもあり、簡単な治療もできるものもあり。医者をやってると、常に緊張を強いられるってことがわかっていただけますでしょうか?なんでもないようなことが命にかかわる病気だったりするんです。安請け合いはできません。ましてや、本人の話なんて信用できませんや。正直な話、急激に起こった死にそうな痛み以外は、症状と疾患の重症度が逆の事が多いんです。軽い症状だからと言って放っておいたら、結果はDEAD!なのです。怖いでしょう?生半可な気持ちで医者になんかなるもんじゃありません。一番反省しているのは、あたくし自身です。ハイ。

さて、それぞれが何の病気だったかをお教えしましょう。あなたにこんな症状があったら、実は、ヤヴァい病気なのかもしれません。ただちに婦人科を受診することをお勧めします。受診は、昼間のうちにお願いしますね。遅くなれば遅くなるほど救急病院に受け入れてもらえなくなる可能性が高くなります。緊急に治療が必要なのに、とんでもなく遠くの救急病院にかかるのなんて嫌でしょう?なら、3日前からお腹が痛いのに、夕方、診療が終わる頃ギリギリに受診するなんて、愚の骨頂ですよ。そんな馬鹿な真似したら、明日には、この世とお別れを告げることになるかもねぇ。そんなことになってから、医者を訴えてみたってあなたは生き返りません。助かるうちに病院にかかっておくのが一番ですって。ホント。病気をなめちゃいけませんぜ。

さて、結論をお教えしましょう。フッフッフ、あなたの予想と合っていましたか?もし、合っていなかったら、あなたの医学的知識なんて、マイクロソフトのフライトシュミレーターで練習して旅客機を操縦するようなものですから、つまらん思い込みは全て忘れて医者の言うことをきちんと聞くべきです。

一人目の方。すぐさま大学病院に紹介しました。大学病院で卵巣癌と診断を受け、手術をして、現在化学療法を受けていらっしゃいます。ご本人にとっては青天の霹靂でしょう。でも、事実は事実。受け入れるしかないのです。

二人目の方。泌尿器科に紹介しました。案の定、腎盂腎炎という診断で数日入院治療をされて、無事退院したそうです。生理痛と同じような痛みだからと言って、生理痛だなどと考えてはいけません。もっとも、我々から見たら、こんな症状があるのに生理痛だなどとのんきに考えている事がおかしな事なのですがね。

三人目の方。子宮頚がんの初期でした。円錐切除と言って、子宮の入り口を切り取る手術をして経過を見ています。もし、のん気に放っておいたら、進んでしまって、子宮や卵巣も取るはめになっていたかもしれないということを考えると、背筋が寒くなります。特に最近、子宮頚癌は20代に多い病気ですから、絶対に子宮頚がん検診を受けてくださいね。ホント、お願いします。癌が進んでからでは、どうしようもないのですから。

四人目の方。もう、完全に急性虫垂炎(盲腸)で、腹膜炎を併発しています。ただちに外科の救急に行っていただきました。外科では緊急手術。腹膜炎を併発して、盲腸は破裂寸前だったそうです。いやぁ、ヤヴァヤヴァですなぁ。へたすりゃ死ぬよ。マジで。

五人目の方。クラミジアの検査をしたらバッチリ陽性。クラミジア頚管炎です。ホント、クラミジアにかかってる人多いんですよねぇ。すぐに治るけど、また、どっかですぐにかかってきちゃう。女性の場合は、妊娠や出産に影響する病気ですから、よく考えて欲しいですね。どうせ男なんて、ろくなこと考えてないんだから、安売りしちゃいけませんぜ。マヂで。後で必ずつらい思いをするのは女だってことを忘れちゃいけません。婦人科やってると、つくづく思いますわ。

合ってましたか?もし全部合ってたら、あなたは産婦人科医になって、社会に貢献すべきです。マヂで。だって、産婦人科医は少なくて、本当に困っているんですから。もし、合ってなかったら、異常があるときはさっさと病院にかかってください。その時、インターネットで調べたり、隣のおばちゃんに聞いたりした知識をひけらかすようなまねは絶対にしないでください。あなたの知識は、フライトシュミレーターでうまくいったからと言って旅客機を乗っ取って操縦するというのと同じ程度なのです。専門家から言ったら、邪魔な知識、いや、バカバカしくて相手にしてらんねえってことなんです。口を慎んで、少しは専門家の見解を神妙に聞くという態度が大切です。それが、あなたの命を救うということになるのです。そういうことが、この五つの症例を知ってわかっていただけたと思います。何?まだ、わからん?ああ、好きなようにしてください。その結果、どういうことになろうとも、医者のせいだけにはしないようにお願いします。

ほんっと、頼みますよ。聞き分けのない患者が増えると、まともな医者が減るという反比例の関係があるということをお忘れなく。

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久しぶりの医学用語辞典2

ショック:さまざまな原因により循環血液量が減少し、主要臓器への有効血流が減少して組織代謝に異常を来たし、細胞機能が保てなくなる時の症候群って事なんだが。片思いの男子に彼女がいるのを知って大ショーック!って…、おま、血圧下がって冷や汗かいて意識障害起こしてるのか?って問題。もし、そういう症状がなければ、ショックじゃないから。うん、すぐ立ち直れるよ。安心しろっ!

生検:病気の原因や詳細を調べるために、生きているまま検査をすること。たとえば、腎臓、肝臓、骨髄、謎の腫瘍などを小さく切り取って顕微鏡で調べる。当然、生きている間に取るのだから、痛い。医者に「ちょっと痛いですよぉ」と言われたらかなり痛いし「結構痛いけど我慢してねぇ。」とか言われたら死ぬほど痛いということを覚悟した方がよい。生きているうちに検査をしたくなければ、死んでから検査をする方法もある。死検とは言わない。剖検という。

対症療法:治らねぇからしゃーないので、症状だけ抑える治療。いわゆる気休め。風邪薬などは典型的な対症療法である。こういう治療が蔓延しているから、病人のうち1/3は医者にかかっても治らない、1/3は医者にかかると悪くなる、1/3は医者にかからなくても治る。と言われるのである。そんなことに、むやみに高い新薬なんか使うこたぁない。越中富山の万金丹でものんでれば十分。

耐性:毎日毎日部長に怒られ続けると、いつの間にやら、いいタイミングで返事はできるけど実際のところはどこ吹く風。ぜんぜん話なんか聞いちゃいないし。もち、反省なんかしない。ってことになるでしょう?これが耐性。ばい菌やウイルスも、いっつもいっつもおんなじ薬で攻撃されると、いつの間にやらどこ吹く風で効かなくなってくるのよ。だぁかぁらぁ、役にも立たない抗生剤なんて、風邪のときの対症療法に使うんじゃないってぇの。タミフル耐性インフルエンザ菌なんてのも出て来たことだし。菌やウィルスも実は生き物だから、種の存続をかけて必死で戦っているということを忘れてはいけない。全ての生物の中で、人間が一番偉いだなどと考えていると、とんでもないしっぺ返しを受けますぜ。

頓服:KANSAI監修のネオジャポニズムをとりいれた最新ファッションの服…のはずない。薬を時々のむこと、でもない。気分によって薬をのむこと、でもない。でも、そう思ってる人、少なくない。症状に応じて薬をのむことです。簡単に言えば、頓服が可能な薬は対症療法の薬ってこと。決して病気を治す薬では無いってことなんです。でもねぇ、役に立たない風邪薬なんかに慣らされている人達は、なんでも薬は頓服薬だと思っているから困る。風邪薬なんて、役に立たないからのんでものまなくても同じ。だから、どうぞご勝手にってことなんですよ。逆に、きちんとのまなきゃいけない薬だってあるんだから。どうして、ダイエット食品とかビタミン剤だとか役に立たないものはシコシコと高いお金出して毎日摂るクセに、本当に治療のために必要な薬は3日坊主なの?はぁ、どういう了見なのかしらん?抗生剤耐性の結核菌が問題になっているのだって、必要な薬を必要な分だけちゃんとのまないからなんだからねっ!いい加減な薬の飲み方が社会全体に迷惑をかけているってことをもっと知るべきですわ。

副作用:薬の効能とともに発現する好ましくない作用。ええ、そば食べでも亡くなる方いますから、口に入れるもの、肌につけるものすべてに異常な反応を起こすことがあります。1000人がのんで大丈夫な薬でも1001人目の人には致命的な副作用を起こす可能性があります。今度、調剤薬局に行ったら、薬の副作用が気になるので添付文書をコピーしてください。と、請求してみてください。どの薬にも、とんでもなくたくさんの副作用が書かれているのに、驚愕するでしょう。ええ、それが薬です。簡単に言えば、微量の毒をもって毒を制しているってこと。だって、抗生剤のペニシリンって青カビの成分ですぜ。心臓の薬ジギタリスだって毒草の成分だし、漢方の附子なんて毒薬として有名なトリカブトの成分。最近美容整形で流行っているボトックスは、ボツリヌスの毒ですし。薬なんて、毒なんですわもともと。それを、量を微妙に調整して使うから薬になっているわけで、人によっちゃぁ毒になっちまうわな。以前にも書きましたけど、薬局で簡単に買える風邪薬。三日分まとめて子供にのませたら致死量ですわ。以前、風邪薬を大量にのませて人を殺した保険金殺人事件がありましたけどねぇ。薬なんて、そんなもの。もし、副作用の全くない薬が欲しければ、効果の全くない薬をのめばいいんじゃね?ああ〜、そうは言いつつも、ホルモン剤なんてのは、薬の副作用としては、常識で考えたらあり得ない、癌の可能性を増やすという薬ですから。のみたきゃのむのはいいんですけど、よく考えてのんでネ。少なくとも、癌になったからと言って、処方した医者の責任にしないように。頼んます。

予後:YOGAの最後の整理体操、ではない。病気にかかったあと、どうなっちゃうの?ってこと。たいていは、生命予後(病気をしてからどのくらい生きられるか)の事を言っている。だから「この病気は予後がいいから大丈夫」なんて言われたからって、安心しちゃぁいかんよ。それは「命は助かるけど、元の状態に戻るかどうかはわからん。」と、言われているのと同じだから。医者ができることは、何とか命を取り留めさせること(それもできない事が少なくない)。ましてや、元通りの生活に戻れるなんて、医者にそんな期待をかけちゃぁ、それは気の毒ってもんですぜ。マスコミで「最先端医療が云々」なんて番組よくやってますけど、よぉく見てると、生きながらえたけれど、元の生活を取り戻すためには血のにじむ努力が必要。ってことを見せつけてくれます。要するに、現在の医学は、何とか命を助けることまではできるようになった。でも、命が助かってから先は本人の努力次第ってことなんです。厳しいけど、それは現実。だから、間違っても医者におんぶにだっこなんてしちゃいけません。いつも言っている通り、医者は病気のことを知っている専門家として利用するもの。病気を治すのは自分自身だってことを忘れちゃだめです。うん、だから、なにかあっても医者を攻めちゃだめよ。ホント。医者にできることなんて、少ないんだから。38式歩兵銃(精度はピカイチと言われていたが、欧米のライフルがオートマチックだったのに対して、一発一発マニュアルで弾丸を装填しなければいけなかった)で第二次世界大戦を戦いぬいた日本兵のような、血のにじむような努力をしてるんですぜ。マヂで。

う〜ん、お前はM1ガーランド(アメリカのオートマチックライフル)でも、まともに戦えんだろって?は、あたくしぁ、戦争になったら、真っ先にしっぽまいて逃げますやぁ。なんせ、天下の屁タレ藪医者ですからねぇ。だから、硫黄島の決戦のようになっている産科医療からは、真っ先にしっぽまいて逃げましたからぁ。

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久しぶりの医学用語辞典1

いやいや、最近はややこしい医学用語が沢山出てきて、あたしにもナニがなんだかわけが分からない。とりあえず、説明してみましたので、絶対に参考にしないでください。こんなふざけた知識を病院に行ってひけらかしたりすると、病院に出入り禁止になる可能性があります。マジ、こんないい加減なブログ信じちゃいけないんだからネッ!

インフォームド・コンセント:壁に開いているブタの鼻のような、100Vにつながっている穴では、もちろん、無い!医者は説明したような気になっている自己欺瞞。患者はとりあえず説明を聞いた気になっている自己満足。でも、両者の間の理解には、大きな溝がある。後に、問題が起こると、法律家がその溝の深さを証明してくれる。医者の言う事を本当に理解したいなら、おおよそ10年くらいは勉強しないといけないだろう。昨今では、ネットなどで情報を得て、知ったつもりになっている人が山ほどいるが、その実は、フライトシュミレーターでうまくいったからと言って飛行機を操縦できると思っているのと大した変わりはない。たのむ!医者に意見しに来るのではなく、医者の意見を聞きに来てくれ。そんじゃなきゃ、本当の事おせーてやらないよぉ〜だ。

エビデンス:カニデンスやシャコデンスなどの仲間。では、もちろん、無いっ!多くの医者が経験を持ち寄って、本当は何が正しいんだかを、とりあえず結論付ける道筋。新しい研究をすると、すぐにひっくり返る。ナショナルトレジャーだとかダヴィンチコードだとか徳川の財宝だとかと同じで、これが決定打だっ!とか言いながら、結局、結論が出たことが無い。でも、こいつを持ち出さないと、昨今の医者は、偉そうなことが言えないという代物。そもそも、人間の体なんて超多変数の関数のようなもので、いっくらハーバードやオックスフォードやMITを卒業した人でも、アインスタインでもホーキングでも土屋賢二でも解析できない不可思議な創造物だし。人間の生き死になんて人間がどうこうするのはおこがましい限りだ。などと、手塚治はブラック・ジャックの中で語っている。

炎症:これって、新聞でも使ってる言葉だし。一般語だろう?でも、説明しないといけないわけ?だって、詳しく言うと「細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入した際に、白血球が組織に浸潤して異物を攻撃する生体反応。発赤や腫脹や疼痛を生じる。」みたいな話しになるんですけど。いったい、どっちがいいんだい。わかんない人に「腫れてるので、治療が必要です。」みたいな話しをすると、「いいえ、腫れてるわけではありません。」とか言っちゃうし。おいおい、腫脹が少なくたって発赤や疼痛があれば立派な炎症なんだぜ。医者の言う事は、とりあえず素直に聞いとくもんだ。さもないと…昨今、新聞で話題になっているような羽目になるんだぜっ!

ガイドライン:医師会や学会のオッサン達が寄り集まって、こんなもんだろうといって決めた治療のための道筋。医者のよりどころとはなるかもしれないが、裁判になると、意外に無視されたりする。あくまでも、ま、とりあえずこの辺で。という目安。

セカンド・オビニオン:どうしても主治医を信じられない人が、高いお金を自費で払って、他の医者に意見だけ聞きにいくという、なんとも、せちがらい裏切り行為。ときどき、とんでもないバカ医者にかかっている人が救済されることもある。多くのセカンドオピニオン希望者は、自分が気に入った診断や治療を提示してくれる医者に出会うまでセカンド(サード・フォース…)オピニオンを聞きにまわるため、最終的に、自分で決めた診断・治療に行き着くことが多い。それは、自己責任でお願いします。こういう事を繰り返して行き着いた結果に、一番悪い結末を迎えることも少なくないことがある事は、よく覚えておいて欲しい。

合併症:あらゆる治療には合併症がある。と言っても過言では無い。てか、生きていること自体に、四苦八苦という合併症が伴うことを忘れてはいけない。合併症が起こるのは、医者のせいでは、決して、無い。

かんかい:字がややこしくてワープロでは出てこない。字の順番が前後していれば、こんな楽しいことはないが、この意味は、なおりゃせんって事の裏返し。白血病などの治らない病気が、とりあえず良くなっていることをかんかいと言う。かんかいといわれたからと言って、治ったと思ったら大間違い。決して、油断してはいけない。かんかいは停戦ではなくて休戦である。かんかいしているうちに、次の戦いの準備をせよと言う事なのである。もし、かんかいと言われたら、迷わず、体力と気力を充実させ、次の戦いに備えるべきである。厳しいことを言うようだが、きっと、かんかいといわれた人の役に立つ一言だと思う。無理しちゃいけない。でも、ガンバレッ!

既往歴:ワープロで一発で変換できる言葉が、専門用語なのか?これは、一般用語だろう?簡単に言えば、今までかかったことがある病気の事である。既往歴を聞くと「これは関係ないかも知れませんが…」と、なかなか言わない人がいるけど、安心しろっ!俺はこの道20年だ。とりあえず言ってもらえば、関係有るか無いかは俺が判断してやる。隠し事しても、損するのはあんただぜ!意外な病気が、今の病気につながってることもあるんだ。ガタガタ言わずに、すべて吐き出してしまえよ。すべて吐き出すことができない医者だと思ったら、かからない方がましだ。

QOL:こんなこといわれたら、とりあえず、治らねぇよ!と言われたのと同じだと思ってください。現代医学では完全に治せない疾患だけど、なんとか、生活できる程度には持って行きたい。ってことだ。病気があっても、うまく付き合って、何とか生きて生きて行ってください。でもね、我慢しろってことじゃぁないんだよ。スティービー・ワンダーやレイ・チャールズが盲目の天才だってこと、ホーキングが車椅子で生活していること。忘れちゃぁいかんぜ。ピンチはチャンスって事だ。人間は生きている限り希望がある。そして、それを生かすも殺すも、自分の気持ちしだいってことなんだヨ。それこそが、QOL。あきらめんなっ!成功する唯一のコツは、成功するまであきらめないって事なんだそうな。分かるでしょ。QOLって、そう言う事です。

クリニカル・パス:俺もわからん。説明しろと言っても無理。なんか、ややこしい決め事って事らしい。

抗体:部長の説教には、抗体ができちゃって、もう、何言われても大丈夫なのよ。なんて言ってる人が、病院に来ると、いきなり抗体って言葉の意味がわからなくなるってのは、どう言う事だい?部長の説教だけじゃなくて、細菌やウイルスに対しても抗体ができるってことは、是非、覚えていて欲しい。

誤嚥:ごめん。こんな言葉使ったこと無いし。簡単に言うと、意識障害がある人は、食べ物などが食道でなく気管に入ってしまうことがあり、そうすると誤嚥性肺炎になって、最終的には亡くなる事もあるってことで。ほれ、もずく酢なんか思いっきり吸い込んでゲホゲホしたことあるでしょ。あれの重症版って事なのよ。

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混合診療について、厚労省に宛てたメール

関係者 各位

私は都下の駅前で婦人科クリニックを営んでいる一介の医者です。近年、混合診療の解禁について厚労省と医師会で意見が食い違っており、大変もめているようです。そのために、混合診療の解禁が遅れているように聞いております。確かに、重病人の先進医療に対しての混合診療の問題というのは大切なことです。その事については、また、医師会の主張するように、諸外国で認可された薬をできるだけ早く認可をしていただくということも大切であり、混合診療解禁によって許認可が遅れるのではないかという懸念も確かにあります。

しかし、一介の開業医にとって、重病人に対する治療の選択を迫られるということはほとんどありません。日常診療の多くは、命にかかわらない軽微な症状に対する治療であり、厚労省や医師会が喧々諤々意見を交わしている次元とは少し違います。

確かに、軽微な症状に対する治療であり、日本の医療を守るために議論するような問題ではありませんが、そういった治療を受けている方の数は、重病人よりもずっと多いということも忘れないでほしいと思うのです。

当院は婦人科ですので、ピルなどを希望する方も少なくありません。特に、問題になるのは、緊急避妊ピルや生理の遅延を希望される方です。

先日も、初診で腹痛を主訴に来院された方がいらっしゃいました。腹痛が主訴ですから、もちろん、保険診療で検査を行いました。さて、一通りの検査を終わって、お話をしていると、唐突に「夏休みに旅行に行きたいのだが、生理をずらしてほしい。」と言います。しかし、生理をずらすための薬は自費診療で出すべき薬です。そこで、診療には保険診療と自費診療があり、症状や病気があって検査や投薬をするのは保険診療で3割のみの自己負担になるが、異常がなくて投薬するような生理をずらす薬は自費診療となる。だが、保険のルールで同日に保険診療と自費診療を行うことは禁止されており、自費診療を行った場合は保険診療分も自費で払うことになる。ということを丁寧に説明して「生理をずらすのは、保険診療と別に受診してご相談ください」とお話ししました。

さて、その方が、別の日に自費診療を受けに来てくれるかと思っていたところ、結局、次の検査の結果を説明する時に、保険診療として来院して、結果を聞いた後「生理をずらしたいので薬が欲しい」と言い出しました。そこで、前回お話したことを繰り返して「混合診療というのは、最近、ニュースなどでも話題に上がったので、ご存知ですよね。」とお聞きすると「知りません。」との返事。とにかく、これは保険の規則で、ニュースで医者が不正診療を行って捕まっている事件の中には混合診療の問題も含まれているというようなことをお話ししても、全く理解されません。それどころか、この医者は、患者が欲しいと言っている薬も出さないのかというような、不満げな顔をしています。そして「前の病院では、同じように言ったときに、ホルモン異常ということにして出しましょう。と言われた。」とまで言うのです。これにはビックリしました。私は「それは不正請求です。規則違反となります。もし、社会保険事務所にチェックをされて糾弾された場合に、罪となる場合もあるので、私にはできません。」と、はっきりと申し上げました。

私のビックリしたのは、患者さんが混合診療についてこういった程度にしか認識をしていない事です。厚労省が医師会が、そして政治家が喧々諤々の議論をしていても、国民自体が混合診療を理解していないのなら、何も意味はないではありませんか。まったく国民不在の不毛な議論です。

と、いいますか、混合診療はどんな場合でも許可しないというような、雑な規則を作るからこういうことになるのではないでしょうか?高度な医療については、医師会が騒ぐように、金持ちだけが良い医療を受けられると言うような間違えた方向性にもなりかねませんが、日常診療でいつも遭遇するような、軽微な混合診療については、金持ちだけが良い医療を受けられるなどということはありません。また、このようなケースでは、認可されていないような怪しい薬を出す懸念もありませんし、混合診療を解禁したために薬剤の許認可が遅れる可能性もありません。これで得をするのは、混合診療と認識しながら、どうせ見つからないだろうといって、何の躊躇もなく薬を処方して、患者を獲得しようとする悪徳医者だけです。こういった土壌が、悪徳医者が不正請求や混合診療を躊躇せず行うような環境を作り、しまいにはそれが慣例化して、大きな不正請求事件に発展していく原因となるのではないでしょうか?

関係各位にお願いしたいことがあります。高度医療の混合診療はそれとして、日常診療にあるような、軽微で患者さんの便利につながるような、既存の自費診療については、現在議論されている高度医療とは別にして議論していただけませんでしょうか?そうしなければ、結局、規則を破ることをものともしない、悪徳医師の思うがままにされてしまうのではないでしょうか?

緊急避妊ピルなどは欧米ではOTCとして売られています。そういった生活改善薬をもっとOTCとして売っていただければ、我々開業医も、必要なことに時間をかけられるようになると思います。正直な話、現在のところ、大した儲けもない緊急避妊ピルなどに多大な説明を要するうえ、病気ではない状態で投薬するだけに、クレームのもとになりやすいため、大きな負担となっています。ぜひ、こういった薬は、薬剤師の指導のもとでOTCとして売っていただくように認可していただくことを切望しております。

患者によっては、緊急避妊ピルを処方した後1年も経ってから「最近、胸が痛い。これは、心筋梗塞かもしれない。ホルモン剤には心筋梗塞などの副作用があるにもかかわらず、こういう薬を説明もなく出すとは何事だ!」とクレームをつける者もいます。診療時間中にも関わらず、きちんと診療にいらした方を待たせて、こういったクレーマーに20分も30分も説明をさせられ、料金は請求できないとなると、これは、大きな損失となります。また、処方時に、副作用はどうなのかと添付文書の詳細まで何十分も説明させられた挙句、結局、薬はいらないと言って帰るようなクレーマーも少なくありません。当院では、仕方がないので、処方を受けない方も説明を聞けば料金はかかります、と説明することにしました。

こんな人ばかり増えては、まともな医療ができるはずもありません。ただでさえインフォームドコンセントなどと大義名分を並べたてられ、必要以上の説明を強いられて、一人一人の説明時間は精神科並みに長くなっているのです。こういった、本当の医療からは少し外れたところにある自費で出すような生活改善薬を医師の処方でしか出せないとする一方で、まともな医療に対する保険点数を減らされるなど本末転倒なことです。こんな矛盾に満ちた取り決めを何の躊躇もなく行うから、医師会は混合診療について大きな懸念を抱いているのです。

お願いですから、このような自費の生活改善薬をOTCにしていただいて、まともな医者にまともな医療をさせて欲しいというのが本音です。そして、こういった、本当の医療とは言えないような医療に医療費削減の活路を見出すのではなくて、きちんと医師の技量を保険点数として汲み取っていただくことによって、本当の医療をさせて欲しいというのが最終的な願いなのです。

私は、現状の医療制度のままでは、混合診療をすることは必要なことであると思います。しかし、本当に病気で困っている方への医療をきちんと評価し、来院の回数や検査の量、処方した薬の数などに対してでは無く、医師の技量に対して十分な保険点数を確保し、個人の必要性から処方される生活改善薬などは市場経済の競争原理に預けることによって、本当に正しい医療が行えるものだと信じております。そういったことがきちんと行われる社会になってこそ初めて、混合診療の禁止を高らかに謳えるのだと思います。また、そうした医師の仕事に対する正しい評価によって、新聞沙汰になるような悪徳医師が、自浄作用によって排除されるということを信じております。

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てな事を書いてみたけど、考えてみたら一番最初に評価からはずされて、自浄作用で排除されちゃうのは自分かもしれない!!という危機感から、このメールは出すのをやめますた。根性無しのヘタレ野郎ですみません。

でも、こんなメールいっくら厚労省に送ったからと言って、改善しないよねぇ。だって、製薬会社からの政治献金が8年だか9年だかで11億円もあったんでしょ。ほ〜ら、言った通り。結局は役人や政治家なんて金で動くロボットなのよ。ま、簡単にいえば、かなり単価の高い「既得権販売機」ですよ。奴らは。

なんかしらねぇけど政権交代だか何だかと騒いでいるが、鳩ポッポ兄弟なんて、どう考えたって兄弟して二重スパイだから。民主党が政権取った途端に自民主党になるわな。だまされたらいかんよ。しかも、民主党なんて、北朝鮮・韓国・中国の手先だし。笑うわ。あんな党に政権取らせたら、日本は最後だ。もっとも、自民党がすり寄っていって、うまくひっくり返すだろうけど。もう、ろくでもない国になり下がってしまったんだね。この際、大川※法にでも投票するか?でも、あいつも池田※作やら浅原※晃と大して変わらんからな。ああ〜バカバカしい。正直、あほらしくてやってらんね。早くキアヌ・リーブスがやって来て人類など滅びてしまえばいいのに。と、おもう今日この頃であった。

人間など地球の癌細胞に過ぎん。

ん?なんでこんな結論になった?あ、そうそう、地球の癌は保険診療では治せないしね。ま、そういうこって。できるだけ酒呑んでだらけて、ローインパクトに暮らす事が地球のためだわ。それこそ、エコ魂!つか、古代中国の賢人は、そうやって暮らしていたのだ。現代人も見習わなくてはいけないわ。

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医者と患者の信頼関係て?(後編)

ホント、今の人たちってのは、おばさんから若い人まで、知ったかぶりのくせに物を知らなすぎる。新聞で普通に使っているような言葉まで解説しなきゃいけないこともしばしば。おいおい、おまいら、新聞も読めないのか?映画 華氏451の時代が目前に迫っていることを思わせる戦慄の瞬間です。は?映画 華氏451を知らないって?うん、そりゃそうだ1966年の映画だもの。でも、そういう時代が来てるのよ。鉄腕アトムよりずっと真実味があるわ。華氏451ストーリー知りたければYHOOでググってね(笑。(なぜ笑かわららない方はニコ動で確認してください。wwwww。)

最近は、乱立した企業の過当競争のせいで、サービスの押し売りが当たり前になっているからね。店員とか運転手とか(もちろん医者も)皆、人間なんだからさ、サービスしてもらったら、お金払ってたってありがとうとか御苦労さまとか言うのが当たり前だろ。最近の人って、そういうの平気で無視すんのね。俺は金払ってるからサービスされるの当たり前だっ!とか思ってるのかね?どんだけ金払ってんだよ!アラブの王様みたいに一生生活できるくらい払ってくれるなら、それもありかもしれんけど、当院の必要経費の何百分の一かだろ。逝ってよしだ。お客様は神様です。なんて言ってるオッサンは、そう言っている裏で、札束勘定してるんだからな。それを忘れんなって。貴方の前に直接対応してくれてる人って、実は貴方と同じで、企業に搾取され、株主の利益を理由に解雇されかねない人なのよ。あたくしだって、ともすれば、銀行や取引企業にケツの毛まで抜かれかねない状況で職員雇って経営してるんです。貴方の目の前で接客してる人って、貴方と同じ人間なのよ。それに対して、心がない態度だね。頭にくる。だからさ、俺のクリニックでは、患者が心ない人なら、さっさとお引き取り願うってわけだ。幸いなことに、当院のような弱小病院にかかる人なんて、命にかかわる病気になってる人なんてほとんどいないから。それに、こんな都会じゃぁ、隣の駅に行けば同じようなクリニックがあるしね。自分に合うところにかかればいいのよ。あなたの体より、自分の儲けのほうが大切な、下心たっぷりの親切診療してくれる病医院ってたくさんあるからね。自由に選んでください。そのかわり、その選択が最終的に命取りになることもあるんだな。これが。

だいたいあたくしは、初診の問診票でその方の人となりをみます。最終生理や既往歴、家族歴などがいい加減に記載してある人は、まともに診療受ける気がないもしくは診療をなめているので、最初っから、引き気味で診てます。何か問題があれば、即、診療中止。紹介するか(もっともそういう人紹介しても、紹介先から恨まれるだけだし)、勝手に別の病院にかかってもらうか。また、グダグダ細かく書いてあるのは、クレーマーの可能性が高いので、これも、何か問題があれば、すぐ大きな病院に紹介という態勢ですな。「千円札は拾うな」という本に書いてありましたが、お客さんの一割はクレーマーなのだそうです(なるほど、実感)。その企業では、クレーマーになりそうなお客さんは、必ず一割の割合で断ることにしていると。それが、無駄な経費をかけない。ひいては、無駄な問題を起こさず能率的に経営を進める方法なんだとか。さらに、大きな取引先が一割あるんだそうですが、あまりにも取引の大きな部分を占めてしまうと、その企業が取引を停止した時に自分の会社が潰れてしまう可能性があるので、その企業の言いなりにならなくてはいけなくなってしまう。だから、あまりにも大きな取引も断るというのです。なるほどねぇ。医者の仕事も同じだなぁ。クレーマー一割、やたらに無駄な検査や投薬を受けたがる人一割か。普通にかかって、普通に治る人が本当のお客さんなんだな。オケー。っつーことですわ。都会でやってるとね、これが、延命の道かも知れませんわ。もちろん、田舎でやっていればね、そんなこと言ってられないんですけど。

は?応召義務がどうたらですと?ふんっ!それがいやだから、都会の片隅で小さく開業してるんです。カンジダごときで応召義務とは笑かせるわ。だいたい、気に入らないなら、お気に入りの診療をしてくれる医院を探せよっ!は?態度でかいと?違いますよ。あたくしゃぁスマイル¥0の医療なんてインチキだっ!と思ったから、開業したまでです。本当に必要な医療は何か!という事を、常に自分に問いかけているんですよ。それが、貴方の意見とは違っても、貴方の体の意見とは合っているのです。そのあたり、サービスの考え方が、違いません?ま、御自分が思っているように治療したいなら、それなりにリスクがあるという事をお忘れなく。

どこでも過剰な医療が受けられる日本より、本当に必要な医療が受けられなくて困っている東南アジアやアフリカで医療をした方が幸せなのかな?と、最近、疑問を感じているCap.TAKAではあります。

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