人生いろいろ

ダービー「完敗」(笑)。でも岩田康成!おめでとう。

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ありがとうスワローズ

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さて、国鉄に入ってみて驚きました。
まず「試合に勝つんだ」という、プロ野球チームにとって最も大事な姿勢がどこを探してもないんです。

西鉄の三原脩監督は「アマは和して勝つ。プロは勝って和す」の名言を残していますが、このチームは勝ってないくせに和しているのです。
悔しがるのではなく慰め合うのです。

西鉄では、こんな不思議な光景に出会ったことのない私はカルチャーショックのようなものを感じました。


豊田泰光さん。
「記念本」なのに、”いつもの”トヨさん節。素晴らしいです(笑)。


「勝てなくても和す」
「松園スワローズ」も、思えば「そういうチーム」でした。
「巨人に勝つとヤクルトが売れない。負けでいい。ウチは2位でいい」。
「野球選手は、野球が上手いかどうかではなく(!)、その前に立派な社会人でなければならない」・・。

「プロなのかアマ(ちゃん)なのかわからない球団」。
私が少年時代に感じていた「スワローズの印象」は、そんな感じでした。
そしてそんな「チームのカラー」は、実は国鉄時代から受け継がれてきたものだったのかも、しれません。

いまのスワローズは、「勝って”さらに”和す」のチームになったように、思える。
これは、素晴らしいことのように感じます。


人件費と補強費の高騰で球団経営に苦しむ国鉄は、前年から業務提携していたサンケイに身売りすることになった。

提携はもともと球団譲渡が前提であり、条件のひとつに「金田放出」があったという。
「チーム一の高級獲りでワンマンの天皇は不要」との方針からトレードの噂も出た中、金田は当然その方針に反発。
B級10年選手の特権を行使して、巨人に移籍する。

弱小チームを見限って、より勝てるチームを選んだのでは?と問うと、金田はきっぱりと否定した。

「住み慣れたチームをやめたくなかった。ワシは人の助けを借りて勝ったことがなく、全部自分でケリをつけたけど、国鉄あっての”金田野球”だったんだから」


はるか昔、石川県金沢市の野球場で金田さんにサインを頂戴したという我がお袋は、ことあるごとに「大好きだったけど、巨人に行ってから大嫌いになった」と、こぼしていました。
私は「カネやんのファン」なのだけれど、DNAと言うべきなのか否か、「巨人に寝返った金田」という史実に基づくイメージは、やはりとても残念なものでした。


林義一監督との、確執。
その林さんの解任を決定していたのに、「他紙」にそれをスッパ抜かれてしまい、「そのとおりに解任したら”他紙”に特ダネを提供したことになる」という理由だけで、急遽「林監督・留任」。
サンケイの、そんな「まったくつまらない面子のみの人事」に嫌気がさしての、退団。

妙な物言いなのですが、なんだか救われました。
「まず、巨人ありき」だったんじゃない。
カネやんは、「国鉄あっての自分」に、拘ったんだ。

三原さんはその年にオープン戦で僕をガンガン使ってくれた。
それで、まだ2ケタ勝ったことのない4年目の僕が開幕投手。

周りには「なんで松岡が」と不満だった人もいたみたいだけど、三原さんが信頼してくれた。
そうしたら、その年14勝ですよ。
三原さんの魔術にかかっちゃったんだね。


松岡弘さん。

豊田泰光さんに、「三原親子」。西鉄スワローズ。
「中西太⇔若松勉」はあまりにも有名ですが、のちの初優勝に繋がる大エースの育成にも、「三原魔術」は威力を発揮していたんですね。

「万年Bクラス」だった近鉄バファローズとヤクルトスワローズは、ほぼ同時期に「初優勝」を成し遂げていますが、そのいづれにも「三原脩」が絡んでいる。
やはり、ただただ、物凄い人物なんだと改めて・・です。

南海ホークス・蔭山和夫監督が無事に実現していたら、「スワローズ・鶴岡親分」が誕生していました。
もしそうなっていたら、若松さんや松岡さんはどうなっていたのだろう。
ひょっとしたら、絶大なるコネクションを駆使して有望選手獲得に尽力し、「鶴岡親分がスワローズを常勝軍団に」などとなっていたのかな。

パリーグの名将もたくさん、絡んでいる。
考えてみれば、みんな「鉄道村のひとびと」・・なんですね。


「当たったら絶対に死ぬ」と言われた、「弾丸ライナー」杉浦亨さん
幼少時代、球場に向かう途中に遭遇したら、笑顔で手を振ってくださった。
「見たまんま」の、とっても優しいスラッガーでした。

「守りの達人」水谷新太郎さんのことは、いつも勝手に「楽太郎さん」と呼んでいました。
(いまもし会ったら、「圓楽師匠!」と言わなければならない)

渡辺進さん&小川淳司さん
バリバリのレギュラーではないけど、雰囲気を持っている選手でした。

「1番・センター・青木」と言えば、ノリチカじゃない。「ミノル」です。
「ただの代走屋だったはずなのに、アッと驚く盗塁王」。今でも思い出す、強烈なインパクトでした。

「王貞治に756号を打たせてあげた」鈴木康二朗さん
近鉄バファローズでも、大活躍してくれました。

「コイツは阪神にばっかり勝つんだ。大嫌いなんだ」と、トラキチ親父に嫌われた、梶間健一さん

「強肩・強打」。
なぜだか、私が「田淵&掛布の次に大好きだった野球選手」は、大矢明彦さんでした。

「赤鬼」。
恐る恐る近づいたら、なんと笑顔で頭を撫でてくれたんだっけ。
マニエルおじさん。いまでも、大好きです。「自慢のタネ」です。

その横を歩いていて、握手に応じてくれたのは、「月に向かって打った」スラッガー。
大杉勝男さん。いつまでも忘れないよ。


昭和50年から、36年。
毎年必ず1度以上、神宮球場に通っています。

一度も「スワローズのファン」になったことはないけれど、でもずっと「愛着あるチーム」であり続けています。


クライマックス・シリーズ。
石川マーちゃん&館山昌平のリレー。痺れたよ。

「レギュラーシーズン出場無し」の、山田哲人君。
「致命的エラー」でも、下を向かなかった。
「ポストシーズンにプロ初安打&初打点」なんて、聞いたことがない。
偉いぞ。頑張ろう。

絶対的な戦力差。
でも、明日なき全員野球で。必死に。

クライマックスは大嫌いなんだけど、でもやっぱり、応援してしまいました。
私はそういうチームが、そういうチームこそが、大好きだから。

ありがとうスワローズ。


「わが愛しのスワローズ」(ベースボールマガジン社・刊)

「特急つばめ物語」「鉄道会社のプロ野球」。
鉄道ファンにも、楽しい一冊です。

そういえば。
もし「ホークスvsスワローズ」となったら、史上初の”トリ対決”になるだけではなく、「つばめダービー」にも・・だったんですね。

残念。
それはまた、来年以降のお楽しみに。



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90年代最強チームでしたね。。。私は古田、池山、広澤が印象強いですね。

01年も見事でした。若松監督もファイターズでやってほしかったですが年齢もありましたしね。。。

2011/11/6(日) 午後 11:31 ファイティ

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「親分招聘」が頓挫したスワローズが、後にその「愛弟子」でありながら袂を分かった人物によって「黄金時代」を迎えたことはあまりにも皮肉で、それはそのまま「もしも鶴岡スワローズと蔭山ホークスが実現していたら?」という問いにも直結します。
昭和40年以降の鶴岡さん、ノムさんの運命と二人の関係が、スワローズやホークスに留まらず、日本プロ野球の歴史を大きく変えてしまったことは間違いありません。

「スワローズ・三原脩監督」で印象深いのは、1年目の昭和46年が、奇しくも生涯のライバルで、当時ドラゴンズを率いていた水原茂さんの監督最終年と重なったことです。
共に還暦を過ぎ、監督としての成績も芳しくありませんでしたが、注目すべきなのは、この御二人が監督を退いて数年後、両チーム共にリーグ優勝を果たしていることで、たとえ優勝とは無縁でも残した足跡は大きかったと言えるのかも知れません。
三原さんは、「水原フライヤーズ」以来となるファイターズの優勝にも関わっています。やっぱり物凄い人物だったのだと思います。

2011/11/7(月) 午後 8:28 [ mannennetaro2005 ]

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素晴らしい記事をありがとう。ポチ!

コンドルは良くないよ、やっぱりスワローズだよ。

2011/11/8(火) 午前 5:56 エノクラ

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>ファイティさま
1年ごとに「1→4→1→4」という感じだったので、「黄金時代」と言っていいのかどうか・・という部分がなきにしんも・・なのですが、間違いなくあの時代、リーグをリードした球団では、ありましたよね。

広沢克己さんが、「野村さんは偉大だけど、その前に関根さんや土橋さんが貢献したことも忘れないで」と仰っていて、これはやっぱり、嬉しく思いました。

2011/11/14(月) 午前 0:19 くさちゃん

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>mannennetaro2005さま
寝太郎様から頂戴するコメントで、「ああ、そうだった!」と思うこと・気づくことが毎回多々あるのですが、今回も「そうだ!そうだ!」・・でした。
「鶴岡さんと、ノムさん」。
ある意味、一番押さえなければいけなかったポイント・・ですよね。ありがとうございます。

豊田さん&中西さんの、「すれ違い」。
鶴岡さんとノムさんも、また・・。
大黄金期を誇った西鉄&南海の面々が、スワローズでも「ドラマ」を。
面白いですね。野球の歴史はやはり、本当に面白いです。

三原&中西親子がファイターズに入団した時も、今度は「水原東映派」との根深い対立があったのだそうです。
フライヤーズ&ファイターズ本も所持しているので、また記事にしてみたいと思います。
野球談議、ぜひぜひお願いいたします。

2011/11/14(月) 午前 0:25 くさちゃん

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>エノサンさま
「国鉄は混んどる」か、「国鉄は空いてるから座ろう」なのか・・。
「いや、”混んどる”はイメージが良くないだろう?」

有名な?エピソード・・ですよね。
「混んどる」だったなら、国鉄黒字・球団も安泰で良かったんじゃない?とも、ですが・・(笑)。

ポチ、ありがとうございます。。

2011/11/14(月) 午前 0:30 くさちゃん

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