桜とともに
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最後の一片
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最後の一片
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allover 桜の散る中まで待った、最後のシュトーレン。正直を言えば、買ったは良いけれど余りの大きさに切るに切れなかったというのはある。 エクロール シュトーレン(870g) 重い。岩の様な密度。でも滑らか。明らかに冷えた脂を切っているような、固くて滑らかな手応え。半年経ってしまっているのに、開けた方が驚くような香り。 アーモンド胡桃マジパンレーズン それぞれが旨い。レーズンに至っては何を言っても宣伝か嘘にしか聞こえないのでもう言わない。でも、部分部分でなくシュトーレンが旨い。 水分0でバターのみで練っていると言う生地も、徹底して下処理した胡桃とひたすら漬け込んだレーズンと、どれほどの手間が掛っているのかは判らないけれど何かがすごいのでなくシュトーレンが凄い。 読んでも全く判らないと思うけれど、判らなくて結構。変に判られて、次のこちらの取り分がなくなっては取り返しがつかない。 これで今年のシュトーレンは最後。先日木更津に行ったときに、会計後にペッパーズパントリーに「春のシュトレン」があったのを見つけたのに買わなかったのが心残りではあるけれど。 各店各様、それぞれに説得力のあるシュトーレンが食べられたことに感謝を。 最後に。
今回、諸般の事情というより程度を知らない買い方のせいで保管期間が異様に長くなったけれど、決して長期保管を推奨している訳ではないことはご了解を。 そもそも自分がいる部屋には暖房を置いていない(嫌いなので)ので、この冬は日中の室温5℃というのが当たり前の環境。普通に暖房入れているなら、モリヤの御主人の言うとおり冷蔵庫に入れなければひと月も持たないはず。 それにシュトーレンは置けば美味しいというものでもないし、大昔の保存食だったころとは違うので長期置けなければ正しくないのでもない。 置いた方が旨い、置いても旨い、置かない方が旨い、置かずにできるだけ早く食べなければ旨くない。どれも正しいその店のシュトーレン。 |
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3個目4ヶ月目。 パリットフワット シュトーレン(200g \630) …もはやなんだろうねこれ。 一枚の板と化した生地。シナモンより少なそうなブドウ。あくまでもシナモンと粉の味のみ。 まさにシュトーレンの干物。 大好きだ。
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今年も、里帰り 南の麦 シュトーレン(440g \1450) もう初めからこの日の為に寝かし続けたシュトーレン。まさか封を切らない内に3月が終わってしまうとは思っていなかったのだが。 去年よりさらに20日保管が伸びてしまっても、一切溶けず緩まない砂糖。 この分厚さ。突いても崩れない砂糖の鎧。でも、食べるとするっと溶けてひんやりとした感触。 分厚い砂糖。山のようなフルーツ。甘みの強いしっとりとした生地。時間が経ってスパイスが丸まっていることを考えても、シュトーレンの中でも思い切り甘さに振った造り。 それを支えるのはフルーツをさし措いてメインの具の様な盛り込みの大粒のアーモンド。しっかりした大きさからくる香ばしさと歯応えが、甘さを締める。 4か月の間を措いて、雪ではないけれど白い花の下。季節は変わったけれど、旨いのは変わらず
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予定通りに ohanatable シュトーレン(300g \1350) これも買ったのは11月の発売早々。 …自己責任 見ての通り、フルーツの種類がとても多いのがohanatableのシュトーレン。去年と比べてチェリーとパイナップルが抜けたけれど、シュトーレンに林檎。 まあ、チェリーパイナップルブルーベリークランベリー…という時点で既にシュトーレンの中身という感じはしないけれどついに林檎まで。 四ヶ月経っているけれど、まだ砂糖は一部溶けている程度でしっかりした着き方。 密度は高いがスッと刃の通る生地。最近こうやってはっきりとマジパンが入っているシュトーレンは逆に少なくなった気もする。 そして花見。 多様なフルーツは無花果以外は微塵に近い細かいカットなので、特徴はないし主張もない。これもあまり他で見ない(というか成分表書いてあるところはほとんどないので判らない)ナツメグも含め色々スパイスも入っているけれど、これも時間が経っていることもあって強い棘はない。 でも、全部が一体。どの味、ではなくフルーツもスパイスもこれはまだしっかり残っている洋酒の香りも全部一体になってしっかりと行き渡る。 そして、シュトーレンという枠の中でも相当上に来るしっかりと強い甘さ。密度は高いけれどしっとり柔らかい生地。全部が合わさって、一つ。 モリヤやイエローナイフやグランクール等、ギシっと詰まった粉が主役の古典派に対して、しっかりとした甘さを楽しむフルーツケーキ型シュトーレンの典型(ianak!やエクロールが同系)。 時間を置くと引き締まってさらに粉の存在感が増す古典派に対して、置けば置くほど甘さとフルーツやシナモンが溶け合ってより甘さが際立つ。 桜の下で封を切る。最初からの、予定通り。
桜が河津桜なのが予定外ではあるけれど、ここまで待つ為に11月に手に入れたもの。 万全。 |
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開設日: 2006/3/11(土)