「平成19年新潟県中越沖地震」に被災されたみなさま。
心より、お見舞い申し上げます。
それにしても、台風直後の大地震。
イヤなことが続きます。
さて、稚内はといいますと。
先週末から、ようやく青い空を見ることが出来ました。
先週は、ずっとオホーツク海高気圧の影響で低気温と日照不足で悩まされましたからね。
先日、紙面にも載ったんですが。
市内の沿岸では、解禁日以来のびのびになっていた「利尻昆布」の漁が初水揚げとなりました。
「稚内で採って、何で『利尻昆布』?」って、想った方います?
実は、「利尻昆布」は産地名ではなくて品種名なんですね。「利尻昆布」という名前の昆布なんです。
だから、利尻で採っても、礼文で採っても、稚内で採っても…サハリンで採っても「利尻昆布」なんです。
「利尻昆布」と云えば、昆布としてはメジャーな品種ですね。
果ては、カップ麺やコンビニで売ってる麺類の出汁にまで使われてるようです。
なぜに、利尻昆布はこれほどまでに重宝されるのか。。。
もともとはですね。関西の料亭などで重宝されてたんです。
「濃いめに出汁をとっても、出し汁が濁らない」というのが理由だそうです。
京都あたりの料亭の高級イメージが、昆布のブランドイメージにうつって、グルメブームにのっかって一気に広まったんでしょうね。
その漁のやり方なんですが。
松葉状のサオを、昆布の根本に巻き付けて水揚げします。
漁の時間は、朝方の2〜3時間。
毎日は出来ませんで。
その日の波や風の状態、それと日照時間によって漁をするかどうか決めて、合図の旗を揚げます。
昆布はですね。
採ったその日に乾燥できないと、品質が下がるんですね。
うまく乾燥できないと、表面に白い粉が浮いてきます。
これ、実は旨味成分なんですけどね。ただ見た目が悪いと云うことで、等級が下がります。
最近は、漁師さんたちも乾燥機とか導入してるんで、以前ほどシビアじゃないですがね。
でも、やはり天日乾燥の方が味が良いので、昆布漁にとって日照時間は重要な要素なんです。
地元では、「きょう、昆布の旗あがったねー」というのは、「きょうは良い天気ですね」を意味する挨拶になっていたりします。
ところで、以前にですね。
「昆布が海の中で、出汁が出ないの、なんでだろ〜♪」って、ギャグが流行ってましたけど。
なんでだとおもいます?
…海の中では生きてますからね。生きたまんまで、出汁なんか出してくれないんでしょうけど。
水揚げして、天日乾燥するとですね。
昆布の細胞膜が破れて、細胞の中の旨味成分が出てくるらしいです。
この夏は、何回「昆布の旗」があがってくれるやら。
漁師さんならずとも、気になるところです。
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はじめまして。「フコイダン研究ブログ」を運営しております事務局スタッフです。
このたび、金子栄次さんが運営するブログ「いちばん北から毎日北海道。 」の昆布うんちく。 の記事を当ブログで紹介させていただきました。昆布漁はこれからが本番なのですね。稚内で採れるのも利尻昆布だったとは!知りませんでした・・・。よろしければ、当ブログにも遊びにいらしてください。
2007/7/20(金) 午後 6:08 [ フコイダン研究ブログ事務局 ]
フコイダン研究ブログ事務局 さま
コメント、ありがとうございます。
なかなか、地元では「フコイダン」という意識は薄いんですけどね。
意外と、地元では「有難み」が薄いような気がします。
逆に、沖縄あたりでは無駄なく食べ尽くしてるようですけどね。
産地としても、見習わなければなりませんね。
2007/7/20(金) 午後 10:50 [ wak**nai_*ain*chi ]