独り言
挨拶運動今日はバレンタインデー・・・主人にチョコレートを送ってもあまり喜ばないし結局は私達の口に入るだけなので主人の好きなビールを送る事にした。お印程度にチョコレートのバッカスを添えて。六本入りのを買ってから重たげに袋に入れてもらった其れを持ち雪道を下を向きながらゆっくりとした足取りで歩いていると小学三年生か四年生ぐらいの数人の子供達の大きな話し声が聞こえてきた。学校帰りの子供達の一団なのかなと重いながらゆっくりと歩き続けているとその中のリーダー格の男の子の声で「こんにちは!」するとその周りの子供達も口々に「こんにちは!」と声をかけてきた。私は思わず立ち止まり誰に言っているのかと周りを見てしまった。周りには誰も居なかった私一人・・・(ああ私に言ってくれているのだな)私も久しぶりに大きな声で「こんにちは」と返していた。(此れが今学校などで行われている挨拶運動なんだな)と思いながら(なかなか気持ちのいい良い運動だ)と思った。しばらくするとその集団は足を止め何かを探しているようだ。口々に何かいいながら周りをキョロキョロと見回している。すると今度は私のほうに近寄ってきてとても利発そうな女の子が「すいません、この近所に○○という家ははありませんか」と聞いてきた・・・あいにく私はほんの私の家の周り同じ班の家しか知らないので「御免なさい分からないは」と答えるとその子はとても残念そうな顔をし、その家を探している理由を告げた。「実は○○君の手袋を××君が畑に投げてしまって○○君が帰ってしまったので其れを届けに来たんですけど家が分からなくって・・・」「そう・・・じゃ、電話番号は分かるの?」「いえ」「明日は学校で会えるの?」「はい」「そう、それでは明日返してあげたらどうかしらこのまま捜しても家が分からないのでは迷ってもいけないしね」子供達は暫く考えていたが家がわからないのでは仕方がないそうするしかない・・・と思ったのか「はい」と言って頷いてから私に背を見せて歩き始めていた、暫くすると誰からとも無く少しはなれたところから「有難う御座いました」と言う声が聞こえてきた何だかとてもすがすがしく手に持っている袋の重みを忘れ重いはずの足取りも心なしか軽くなっていた。(久しぶりに心温まる思いがした)。 |

