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昭和60年に書かれた、小室直樹先生の「韓国の悲劇」を読みました。


いやー、日韓問題の本質を、歴史的、文化的経緯を踏まえて、見事に論破されていますね。


目からうろこが沢山出て来ました。

決して日本側にも韓国側にも偏っていない、本質をずばり言い当てている、日韓問題を考える上での基本の基本なのかもしれません。

やっぱり、歴史文化経済にも精通されている小室直樹先生だからこその卓見なのでしょうね。



少しだけ紹介しますが、是非多くの人に読んでいただきたい本ですね(今は古本でしかもしかしたら買えないのかも???)




@韓国においては、8月15日は、解放記念日として祝われる。ここからすべての誤りが始まる。
この第一の理由は、この日に、韓国・朝鮮は解放されたのではないからである。
そして第二に、韓国における根本的な不幸はこの日から始まったからである。
昭和20年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾した。
しかし、このことによって朝鮮が解放されたわけではなかった。


@韓国の統治を、アメリカ軍は日本から引き継いだ。この間、韓国人は一切介入していない。アメリカは日本から、韓国の征服を引き継いだのであった。
韓国の「解放」が日帝から戦いによって奪取したものではなく、日帝とアメリカとの取引によって得られたものであること。この外傷が致命的な後遺症となって大韓民国を呪縛することになる。


韓国の方には耳の痛い話かもしれませんが、きっと、韓国の中のトラウマとしてこれはあるのでしょうね。
そのことも、日本人は理解してあげないといけないと思います。
そこを理解してあげないと、話がうまく進みませんね。

このことは日韓問題を語る上での基本中の基本なのだと思います。
なのに、その基本がきちんと基本としてあまり語られていないとしたら、そ
れはよくないことですね。


@フロイトは幼児体験の決定的重要性を強調する。また、初夜の体験は、その後における夫婦の生活を大きく規定する。
国もまた、建国創業のときの慣行が、その国の前途を大きく規定する。アメリカ独立戦争前後の諸慣行が、アメリカ合衆国の性格を大きく規定した。


そうゆうことですね。韓国に置いても。


@ソ連の行動の鉄則。相手がある程度強いと、たとえそれがソ連に対してずっと劣勢であっても、ソ連は絶対に攻めてこない。


なるほど。


@イギリスはジェノサイドの名人。ヒットラーはユダヤ人を皆殺しにしようとしたが、果たせなかった。ところが、イギリスは、タスマニア人を本当に皆殺しにしてしまった。ヒットラーはジェノサイドの未遂犯だが、イギリスは、おしもおされぬ既遂犯なのである。
タスマニア人が、イギリス人に皆殺しにされたほんとうのわけは、オーストラリアには猛獣がいなかったからである。猛獣狩りはイギリス人のお家芸。殺生がめっぽう好きで本国では、貴族が狐狩りをたのしむ。オーストラリアに漂流したイギリス人。猛獣がいないので退屈で仕方ない。・・・タスマニア人は絶滅してしまった。


・・・


@「日本・朝鮮同祖論」は江戸時代の国学者たちに源を発する。
この「日本・朝鮮同祖論」のエッセンスは、スサノオノミコトが朝鮮の神となり、古朝鮮を建国したと言うにある。この建国の由来により古朝鮮は日本の天皇が支配し、朝鮮王は天皇の臣下であったとされる。
この「日本・朝鮮同祖論」は、幕末になると、国学者だけでなく、儒学者やその他の知識人によってもさかんにとなえられるようになる。主だった主唱者は、吉田松陰、橋本佐内、平野国臣、佐藤信淵、など。


@前近代では、文化の流れは、韓国から日本への一方方向だった。日本人の韓国に対する文化的忘恩こそ、韓国人の対日反感の淵源である。
韓国の日本文化に対する貢献、それがいかに重要なものであるか、このことを想起し感謝することの重要性は強調されすぎることはない。


この日本人の韓国人に対しての文化的忘恩。それがどれだけ韓国人を怒らせてきたか。日本人はこの点はしっかり反省し、韓国人の気持ちを理解してあげないといけないと思います。




@日韓の用語で問題が生じた時の原則。
1、 相互性の原則
2、 無差別性の原則
3、 合理性の原則


非常に正しいことを小室先生はおっしゃってますが、これを詳しく説明する
と長くなるので、興味ある方は、是非この本を読んでください。



@日本仏教に対する、百済および新羅仏教の大きな影響力については、よく知られている。
しかし、それよりはるかに大きな影響力を日本に及ぼしたものが、儒教である。不幸なことにこのころを知る日本人は少ない。
日本人は、李退渓を通じて朱子学を学んだのだ。
朝鮮の学者の中で、日本に最大の影響力を及ぼしたのは、李退渓であった。


李退渓に対して、日本人はもっともっと感謝しないといけないですね。

李退渓への感謝を通じて、日韓の新しい友好の道が見えるかもしれません。




(つづく)

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東南アジア諸国が日本に「謝罪しろ」と言わないのは、これらの国々には旧宗主国との「独立戦争」に勝利したという栄光の歴史があるからです。そのプライドが愛国心の根っこにある。しかし韓国にはそれがないから愛国=反日になります。

2012/2/25(土) 午後 4:14 yjisan 返信する

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YJISANありがとうございます。なるほど、そうでしょうね。

YJISANは当然そうゆうことをわかっていても、結構一般の人はわかってないもんですからね。

勉強になります。

2012/2/25(土) 午後 10:49 わらべ 返信する

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