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古今東西のプログレのアルバムレビューやライブのレビュー、その他の話題をしたためる。
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勝手に選ぶプログレ50選 TOP10

勝手に選んたプログレ50選も、11位〜50位に続いて、最後にTOP10です。11位以降も勝手過ぎですが、TOP10はますます勝手度合が極まっていると思います。プログレファンでさえ納得できない、そもそも聴いたことない、というものも含まれているかもしれませんが、私が勝手に選んだだけなのでお許しください!

・蝸牛の神託 蝸牛のゴタク 【お楽しみ】勝手に選ぶプログレ30選 前編後編
・TenForward Music Blog 勝手に選ぶプログレ50選 西欧編北欧・東欧編

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◆1位 MR.SIRIUS / BARREN DREAM (1987,JAPAN)
フルートの宮武和広とボーカルの永井博子(大木理沙)を中心とするメンバーに、大谷令文、清水義央、難波弘之ら多彩なゲストを迎えて制作されたミスター・シリウス渾身のデビュー作。アンソニー・フィリップスとP.F.M.のいいとこ取りみたいな、素晴らしいシンフォニックロックです。「プログレ」へのオマージュであり、良質なパロディ。プログレ自体がパロディとも言えるのではないかと思うので、その意味での真のプログレ作品。これぞ「プログレ」、私にとってプログレの定義そのものでプログレと同義の作品です。
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◆2位 PAGEANT / 螺鈿幻想 LA MOSAIQUE DE LA REVERIE (1986,JAPAN)
初めて聴いた時の衝撃が今も忘れられない作品。キングクリムゾンもピンクフロイドも初めて聴いたときはこんなに衝撃を受けなかったのに。ジェネシスタイプのバンドとして位置づけられることも多いですが、夢野久作的な日本独特の湿度(大正ロマンと呼ばれたりもしてました)が感じられるオリジナリティの高いバンドです。ギター中嶋一晃、フルート宮武和広、ボーカル永井博子(大木理沙)という奇跡的メンバーによる奇跡的アルバム。私は映像でしか知らないですが、ライブパフォーマンスもレベルが高く、生で見られなかったのが残念です。
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◆3位 VERMILION SANDS / WATER BLUE (1987,JAPAN)
日本にはいそうでいないトラッドやフォーク的要素をもったバンド。フォーク的とは言えフェアポートコンベンションなどとも違うし、初期ルネッサンスやイリュージョンに近いかもしれません。当時2ndアルバムが予定されているというレーベルの告知も見たのですが、残念ながらこれが唯一の作品となってしまいました。「時の灰」「In Your Mind」「Love in the Cage」は涙なしには聴けませんね(「Love in The Cage」はCD化時に追加されたボーナストラック)。今でも繰り返し聴いています。ボーカルの蝋山陽子は故人ですが、ライブも含めてかなりのアーカイブがあるようなので、正式リリースされないかと淡い期待を抱いています。
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◆4位 MR.SIRIUS / INCREDIBLE TOUR (1992,JAPAN)
ミスター・シリウスはライブパフォーマンスも優れたバンドだったのですが(私は生では見てないですが)、それがわかる圧倒的迫力のライブアルバム。漫談MCもばっちり収録されておりまして、当時の雰囲気がよくわかる名盤です。オリジナル曲のライブバージョンももちろん素晴らしいですが、イエスの「Siberian Khatru」のカバーなんて、私は本家のより好きなくらいです。「ウマグマ」「イエスソングス」「USA」「展覧会の絵」といった超メジャープログレライブアルバムに勝るとも劣らぬ、日本が誇る究極のプログレライブアルバムです。
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◆5位 MR.SIRIUS / DIRGE (1990,JAPAN)
TOP5にミスター・シリウスが3枚となりましたが、これも自信をもってお薦めできる作品。一般的にはインディーズの1stより評価が高いかもしれない、メジャー(キング)デビュー作となる2ndアルバムです。1stは多彩なゲストを迎えてプロジェクト的に制作された側面もありますが、しっかりバンド編成となってまして、これも奇跡と呼ばずして、という名盤です。2011年のNHK FM「今日は一日プログレ三昧」でこのアルバムから「Super Joker」がかかった時、日本にこんな名曲が的なツイートを多数見たのですが、プログレを長く聴いている方でもまだこの作品を知らない方が多いのが残念ですね。
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◆6位 ALL ABOUT EVE / SCARLET AND OTHER STORIES (1989,UK)
すばりプログレではないかもしれませんが、プログレファンからも支持されたオール・アバウト・イヴの2ndアルバムにして最高傑作。憂いを帯び、ちょっとハスキーなジュリアンヌ・リーガンのボーカルが本当に美しい。系統的にはニューウェイヴの末裔で、ゴスの元祖的な感じもしなくもないですが、トラッドの影響なんかもあって、そのあたりの「新しい酒を古い革袋に入れる」的ミクスチャー具合が、大成功した稀有の作品です。その後の作品も決して悪くないのですが、本作の出来は突出していると思います。
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◆7位 KESTREL / SAME (1975,UK)
プログレというにはポップ過ぎるくらいに実にセンスの良い楽曲満載のアルバム。歌も演奏もうまいし、バカ売れしてヒットチャートをにぎわしていたとしてもなんら不思議のない作品なのですが、実際にはそんなことはなかったようで、残念ながら知る人ぞ知る作品になってしまっているようです。さて、この作品をプログレたらしめているのは、これでもかというくらいに使われているメロトロンの存在が大きいかもしれません。メロトロンの効果的な使い方としてこれを上回る作品はそうないのではないかと思います。
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◆8位 JANE RELF / The Complete Jane Relf Collection 1969-1995 (2008,UK)
オリジナルルネッサンス、イリュージョンのボーカリストのジェーン・レルフのベストアルバム。ジェーン・レルフは、後のルネッサンスのボーカルになったアニー・ハズラムなんかと比べると、声も細いですし明らかにボーカリストとしての力量は劣っているのですが、どっちが好きかといわれると迷わずジェーン・レルフ。イリュージョンのアルバムを選ぼうと思ったのですが、3枚のアルバムが甲乙つけがたいこともありますし、オリジナルルネッサンス時代にシングルの佳曲があったり、それらをまとめて聴けるセットということでちょっと禁じ手っぽいですが企画作品をあえて。
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◆9位 SENSE OF WONDER / AQUAPLANET (1989,JAPAN)
センス・オヴ・ワンダーは回数で言うともっともたくさんライブを見たバンド、難波弘之は山下達郎や竹内まりやとかでの演奏も含めるとライブで数十回は生を見ているというくらい、私の中では身近なアーティストです。「アクアプラネット」は、「売れるプログレ」を目指して作った歌物プログレ「シンフォビートに続くアルバムで、前作同様メロディはキャッチーで歌謡曲のように口ずさんだりもでき、それでいてちゃんとプログレとして楽しめ、SF的味付けも効いた、難波プログレの一つの頂点なんではないかと思ってます。
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◆10位 PEKKA POHJOLA / CHANGING WATERS (1992,FINLAND)
P.F.M.、フォーカスと並んで私がイギリス以外のプログレでかなり早くから聴いていたのがペッカです。たくさんのソロアルバムを出していて、マイク・オールドフィールド的な初期作品も、ジャズロックのバンド時代、ニューエイジ作品、シンフォニックプログレなどれも個性的な作品で好きなのですが、1枚選ぶとなるとシリアスでシンフォニックなこのアルバム。3度の来日公演のうち2度見ることができたのも幸運です。日本公演を収録したライブアルバムも愛聴盤です。
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こうしてみると日本の作品が6枚という地域の偏りもですが、ケストレルとジェーン・レルフ以外の8枚が1986年〜1992年までの7年間にリリースされたものという時代の偏りがかなりあります。この期間は私の高校生〜大学生時代と一致していて、プログレは聴き始めたばかり、60、70年代の作品をさかのぼって聴きながらも、「新作」がリリースされる現役アーティストの作品を中心に、買えるのはせいぜい月2〜3枚でしたから、なおのこと買った作品を熱心に聴いておりましたので、私にとってはある意味必然的な結果なのでした。



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勝手に選ぶプログレ50選 41位〜50位

だんだん、それプログレか?というようなものも出てきましたが、勝手に選ぶプログレ50選、41位〜50位!

・蝸牛の神託 蝸牛のゴタク 【お楽しみ】勝手に選ぶプログレ30選 前編後編
・TenForward Music Blog 勝手に選ぶプログレ50選 西欧編北欧・東欧編

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◆41.JOHN HACKETT & NICK MAGNUS / LIVE 2010 (2011,UK)
スティーヴ・ハケットのソロを永年支えてきた2人のコラボ。スティーヴがいなくて物足りないなんてことは全くなく、フルートとキーボードのアンサンブルが美しい。職人芸のライブ。

◆42.TERJE RYPDAL / WHENEVER I SEEM TO BE FAR AWAY (1974,NORWAY)
ECM自体がプログレっぽい作品を多数リリースしているジャズ専門レーベルですが、中でももっともプログレ寄りアーティストの、もっともプログレ寄り作品。ギタリストのソロ作品ながら、メロトロンが印象的かつ効果的に使われています。。静寂とか暗闇を音楽で表現するとこうなる、みたいな。

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◆43.MANDRAKE / UNRELEASED MATERIALS VOL.1 (1997,JAPAN)
平沢進のP-MODEL以前のプロジェクト。リアルタイムではアルバムなどは残しておらず、20年の時を経て日の目を見たライブ音源。音質云々を超越した奇跡の証。メロトロンをフィーチャーし、キングクリムゾンにも通じる神経不安的/攻撃的サウンドが魅力。「飾り窓の出来事」は超名曲。

◆44.SPACE CIRCUS / FANTASTIC ARRIVAL (1979,JAPAN)
日本のフュージョン/ジャズロックの中ではもっともプログレ寄りな作品。息つく間もなく次々繰り出される決めフレーズは熱血体育会的でもあり、重厚なシンセやヴァイオリンのアレンジが引き立てるSFチックなコンセプトはオタク的でもあり、存在感満点の作品。

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◆45.GENS / GENS (1974,ITALY) 
ここでリストしているのは、ユニバーサルのお得用CD6枚セットのシリーズ「Progressive Italia Gianni'70 Vol.8」の内の1枚として再発されたバージョンです。1972〜1973年にリリースされたシングル3枚の両面計6曲がボーナストラックとして収録されているのですが、この3枚のシングルこそ通称「メロトロン三部作」と呼ばれ涙なしには聞けない名曲です。アルバムの出来も実は良いのでメロトロンさえ入っていればもっともっとメジャーになれたはず、と思います。

◆46.AZIMUTH / AZIMUTH (1975,BRAZIL)
スペルがAZIMUTHですが、AZYMUTHに改名する前のあのアジムスの1st。後のより洗練されたフュージョンサウンドから比べると完成度で劣る面もありますが、このアルバムで特に感じられる牧歌的でさえある温かさは、このグループの本来の持ち味なのではないかと思います。

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◆47.JOANNE HOGG / Personal (2008,UK)
アイオナのボーカリストのソロ。ジョアンヌ・ホッグのソロに共通するのは、とても内省的でシリアスな内容ながら、印象的なメロディとかそういうあたりでしょうか。「当たり障りのない」という意味ではなく、本当に心洗われるという意味での癒し系音楽だと思います。

◆48.ROGER ENO WITH KATE ST.JOHN / THE FAMILIAR (1993,UK)
元ドリーム・アカデミーのケイト・セント・ジョンがグループ解散後に参加した最初の作品。この後のソロもどれも素晴らしいですが、ロジャー・イーノとのコラボとなる本作を無理やりプログレとして。ジョアンヌ・ホッグのソロと同様、真の意味での癒し系女性ボーカルアルバム。

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◆49.AGNES CHAN / AGNES IN WONDERLAND(1979,JAPAN)
当時アイドル(?)だったアグネス・チャンのアルバムですが、作曲はタケカワユキヒデ、バックもゴダイゴ。ゴダイゴの作品として見ることもできると思いますが、最上級の女性ボーカルプログレ(的)アルバムだと思います。

◆50.CORTEX / TROUPEAU BLEU (1975,FRANCE)
いちおマーキーの「ユーロ・ロック集成」にも掲載されていますので有としましたが、プログレじゃないじゃんと否定されるとつらいかも。あえて分類するとジャズロックでしょうか。この作品の最大の魅力は全編にわたって鳴り響くエレピ。悩殺といってもよいくらいの妖しさです。今ではクラブミュージックとして高く評価されてますが、プログレとしての再評価は聞かないかもですね。


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勝手に選ぶプログレ50選 31位〜40位

まだまだめげずに31位〜40位!

・蝸牛の神託 蝸牛のゴタク 【お楽しみ】勝手に選ぶプログレ30選 前編後編
・TenForward Music Blog 勝手に選ぶプログレ50選 西欧編北欧・東欧編

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◆31.KENSO / SELF PORTRAIT (1987,JAPAN)
当時入手困難となっていた1st&2ndからのベスト(LP)。1st、2ndともその後CD化されているので今は流通してない形ですが、私にとってのKENSO初体験なので。「SPARTA」や「夢の丘」も揺るぎない名盤ですが好みでこっちを選びました。ちなみに今これ持ってないんですが。。。

◆32.JEAN PIERRE ALARCEN / TABLEAU N°1 (1979,FRANCE)
サンドローズはボーカルの好みが評価を分けると思いますが(私はダメな方)、そのサンドローズのギタリストによるソロ。あの癖のあるボーカルはないので闇夜の静寂に浸れます。
 
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◆33.ALICE VISCONTI / LA MIA POCA GRANDE ETA (1975,ITALY)
いまやベテランシンガーのアリーチェのデビュー作。初々しさが感じられる歌と、イ・プーのメンバーががっちり固めたバックの安定感が両立した奇跡的シンフォニックポップアルバム。
  
◆34.LA BOTTEGA DEL'ARTE / DENTRO (1972,ITALY)
ラヴロックバンドは数多くあって、私もぜんぜん究めてないですが、知名度でも筆頭クラス(かな?)のバンドの2nd。泣ける。


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◆35.ASTURIAS / In Search Of The Soul Tree (2008,JAPAN)
大山曜が80年代から続けるASUTURIASのマルチの方(他にアコースティックとエレクトリックがあります)の傑作。KENSOやKBBと並んで現役プログレ世界最高水準だと思います。

◆36.PENDRAGON / THE MASQUERADE OVERTURE (1996,UK)
ポンプなどと揶揄されながらも、いまや大御所現役バンド。シリアスさを増した近作やキラキラシンセが逆に新鮮なデビュー作もいいですが、絵に描いたようなファンタスティックミュージックのお手本的アルバムがこれ。
 
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◆37.OUTER LIMITS / A Boy Playing the Magical Bugle Horn(1986,JAPAN)
 現役バンド(だと思う)でもあるアウターリミッツの80年代の名作。音大卒のプロミュージシャン達によるオリジナルストーリーに基づくコンセプトアルバムであり、メタ的プログレ作品でもありながら、どこかアニソン的なとこがなにげに最大の魅力かも。
 
◆38.BJORN J:SON LINDH / SVENSK RAPSODI (1989,SWEDEN)
純然たるロックミュージシャンではないしロックアルバムでもないが、これでもかとプログレファンの琴線に触れる最上級のシンフォニックロック。
  
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◆39.ARTTU TAKALO / Dark. Dark. Dark (2006,FINLAND)
元XLのエレクトリックヴァイブ奏者のソロ。バンドよりも個性の際立つジャズロックの名作。

◆40.KBB / LOST AND FOUND (2000,JAPAN)
是巨人やポチャカイテマルコ、イーラ、オオフジツボなどジャンルも多彩な数々のバンド、プロジェクトに参加するヴァイオリニスト、壷井彰久がリーダーを務めるバンドKBBの最高傑作。


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勝手に選ぶプログレ50選 21位〜30位

めげずに21位〜30位!マイナー作品もちょっと増えてきましたが、キワモノ狙いじゃないんです!

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◆21.AUGUST / 八月の印象 (1990,JAPAN)
札幌を拠点に活動していたルネッサンス、イリュージョンタイプのバンドの唯一のアルバム。澄んだ女性ボーカルに、どこか日本的な湿度も程よい味付けで他に代えがたい希少さ。現在入手困難なのは誠に残念。カセット作品と合わせて再発強く希望。

◆22.AUCAN / BROTES DEL ALBA (1979,ARGENTINA)
アルゼンチンはよりプログレ色の強い名盤も多数ですが、決して奇をてらうのではなく、このフォークタッチの心暖まる歌ものがNo.1。

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◆23.CIRO DAMMICCO / SAME (1975,ITALY)
イタリアはP.F.Mを除くと歌ものとラヴロックばかりというのもどうかと思いますが、歌もの筆頭は、メロトロン作品としても秀逸なチロ・ダミッコの唯一作。

◆24.IONA / OPEN SKY (2000,UK)
初期作品と比べるとケルト音楽からの影響が薄れ始めた半面、よりスケールが大きくなったロック作品。5枚目にして一つの頂点を迎えたアルバム。



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◆25.JEAN PASCAL BOFFO / CARILLONS (1987,FRANCE)
良く言うとアンソニー・フィリップス+スティーヴ・ハケット÷2。ジェネシスのおいしいとこ取り。アクがなさすぎるとも言えますが、ファンタスティックなジャケットとぴったりなギターインストが夢の世界にいざなってくれます。

◆26.TABLA RASA / EKKEDIEN TANSI (1976,FINLAND)
派手さもなく、洗練度、完成度ともこれを上回る作品もありそうですが、どこか折れそうなくらいの繊細さというかナイーブさがたまらない北欧の逸品。


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◆27.PROVIDENCE / AND I'LL RECITE ON OLF MYTH FROM... (1990,JAPAN)
アトールの札幌公演の前座で見たのが最初ですが、メインアクトを食ってました。久保田陽子のハードロック仕込のボーカル、ライブでは毎回鼓膜破れそうなくらいの音量、それでいて正々堂々プログレなシンセと、海外に似たタイプを探せないオリジナリティの高い名バンドでした。

◆28.ISILDURS BANE / SAGAN OM DEN/SAGAN OM RINGEN (1981,SWEDEN)
後により本格的かつシリアスな作品をリリースしてますが、原点はこれでしょう。掟やぶりっぽいですがあえて初期アルバムのカップリングCD。

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◆29.TRIBUTE / TERRA INCOGNITA (1991,SWEDEN)
初期のメロディアスなフュージョン風サウンドも悪くないですが、シリアスなシンフォニックアルバムに仕上がった4thは別格の完成度。

◆30.AMAROK / CANCIONES (1995,SPAIN)
どのアルバムも名作ながら、選ぶとすればトラッド的な要素とロック的な部分とのバランスが絶妙なこの2ndアルバム。




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勝手に選ぶプログレ50選 11位〜20位

勝手に選ぶプログレ50選、いちお50選びましたが、50枚に一言コメントつけるのも結構大変なのでバラバラと出すことにしました。まずは11位〜20位。11位からなのは訳があって、1〜10位は完全思い入れ枠なんですねー(かなり極端です)。なので11位〜50位を順番に出し、最後に1〜10位をやりたいと思います!

では「勝手に選ぶプログレ50選」11位から20位!

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◆11.GENESIS / SELLING ENGLAND BY THE POUND (1973,UK)
最初に断っておきますと、私の50選に出てくる唯一の英5大バンドの作品です。ジェネシスは侵入から静寂まで(侵入除きハケット在籍期)が好きなんですが、どれか1枚となるとこれです。「After the Ordeal」みたいな小曲まで愛おしい。

◆12.P.F.M. / PHOTOS OF GHOST (1973,ITALY)
日英以外で最初に聴いたプログレ。曲単位はともかくアルバム単位ではキングクリムゾンやイエスをちゃんと聴く以前にこっちを聴いてしまったので印象がそれらを上回ってしまってます。プログレファンから評価の高いイタリア語の1stや2ndよりこっちが好きです。

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◆13.CAMEL / THE SNOWGOOSE (1975,UK)
キャメルは何度も来日公演をしているのに、残念ながら一度もライブを見たことがなく、今夏のプログレフェスで招聘説もありましたがどうなんでしょう。白雁前後の作品はどれも名作ですが、1枚ならこれ。

◆14.SAGRADO CORACAO DA TERRA / FLECHA (1987,BRAZIL)
不勉強でサグラドのリーダー、マルクス・ヴィアナがどのくらいプログレの影響を受けているのか知らないですが、南米最強というよりも80年代以降のプログレとして最上級のバンド。全く隙のない完成度という意味で、5大バンドよりこっちが好き。

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◆15.KATE BUSH / THE KICK INSIDE (1978,UK)
最新作「50 Words For Snow」含め名作群の数々を生み出しているケイト・ブッシュですが、どれか1枚と言われると結局これになってしまうという驚愕の1st。全曲名曲。ライブ見たい。

◆16.SEBASTIAN HARDIE / FOUR MOMENT (1975,AUSTRALIA)
重厚長大に見せかけて実は誰にもとっても親しみやすいプログレのお手本的な作品。ある意味単調とさえいえる曲の割にはだれからも嫌われないのは、メロディの美しさでしょうかね。たった1回の来日公演、もちろん行きました!

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◆17.STEVE HACKETT / VOYAGE OF THE ACOLYTE (1975,UK)
ジェネシスの魅力のかなり多くの部分がハケットの魅力だと信じて疑わないのですが、とはいえソロアルバムの完成度は今一つという印象もしなくもないという微妙な感じですが、ジェネシスよりジェネシスらしいこの1stはジェネシス以上に好きですね。海外アーティストでは、ジョン・ウェットンと並んで最も沢山回数見たアーティストでもあります。

◆18.ANTHONY PHILLIPS / THE GEESE AND THE GHOST (1977,UK)
作品数が多すぎて最近もはやついていけていないですが、PP&Pの一桁台とかと同じく、初期ソロの名作群の中でも秀逸な1枚。

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◆19.ENGLAND / GARDEN SHED (1977,UK)
遅れてきたプログレという評価かも知れませんが、もしかするとメタミュージックとしてのプログレのハシリかもしれません。ロックのオリジナリティというよりはお作法としてのプログレの様式美追求型というか。再結成来日公演も行きました。

◆20.FRUUPP / MODERN MASQUARADES (1975,IRELAND)
これは、はっきり言ってB級ですよね。上手くもない。でもなぜか聴き飽きない愛すべき作品。



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開設日: 2005/2/6(日)


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