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米系不動産ファンド、セキュアード・キャピタル  東京駅近接ビル買収1400億円【日経新聞】

■「米系不動産ファンド、セキュアード・キャピタル  東京駅近接ビル買収1400億円」(1面)


【記事内容】
 米系大手不動産ファンドのセキュアード・キャピタル・ジャパンが東京・丸の内の大型複合ビル「パシフィックセンチュリープレイス(PCP)丸の内」を年内に買収することが14日分かった。取得額は約1400億円。5月に日本生命保険が取得した丸の内のAIGビル(1155億円)を抜き、金融危機後で国内最大の不動産取引となる。都心の優良不動産に投資マネーが回帰し始めた。


 米国の不動産ファンドを母体とするセキュアードは2007年に東証1部に上場。国内外の機関投資家から集めた資金を日本の不動産に投資。運用規模は6月末時点で約6000億円と国内大手に成長している。



【コメント】
 都心部の大きな不動産売買に関する記事です。東京駅に近接するパシフィックセンチュリープレイス(PCP)をセキュアード・キャピタル・ジャパンが1400億円で買収するということのようです。不動産ファンドのダヴィンチ・アドバイザーズが約2000億円で購入後、同社が組成するファンドがリファイナンスできず(デフォルト)、その後の価格が注目されていましたが、想像以上に高値がつき、少々驚いています。


 1400億円は2000億円と比較し、3割の下落。金融危機前の06年と比較して、大型ビルの不動産価格はもっと下落しているように思いますが、立地やテナント、賃料などの面からも日本国内を代表するビルの1つとして、長期保有として魅力的に映ったようです。


 今回の不動産売買による他の大型不動産への波及効果を期待したいです。大型不動産にも買い手が付いたことで、資金調達がしやすくなることが期待されるほか、金融機関の融資姿勢がポジティブになると良いと思います。実際には、PCPはS級の評価であると思いますので、大きな変化はないかもしれませんが、デフォルト後の案件にしっかりとした価格がつき、海外投資家の資金を含むファンドが購入したという事実が大事です。


 国内の景気が回復していくためには、やはり株式や不動産の地価上昇が必要だと思います。「資産効果」というべく、保有資産が緩やかながらも上昇していくことで、投資が投資を呼ぶと思います。今朝の1面トップ記事でも、「上場企業のアジアの売上高は米を抜く」とありますが、投資信託等でもアジア株が長期的な観点からも注目を集めがちですが、「自分が分かる企業」は国内にあると思います。


 今回の記事は、J−REITだけでなく、不動産関連銘柄にもプラスの効果があると思います。

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