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■「小売り大手、ネット急拡大 専業に対抗 店舗と連携強み イオン−即日配達店2倍に セブン&アイ−年商1000億円計画」(1面)
【記事内容】
大手小売業がインターネットを利用した販売を拡大する。店舗を生かした販売手法が特徴で、イオンは店舗商品を自宅に届けるネットスーパーの実施店舗を2011年2月期に2倍に増やす。セブン&アイ・ホールディングスはネットスーパーの拡充や通販の強化で1千億円超に年商を伸ばす計画。店舗販売が縮小する一方、ネット販売は2ケタの成長が続く。国内店舗に依存した小売りの競争も様変わりしそうだ。
ネットスーパーは通常のネット通販と違い、注文すると即日に近隣の店舗から食品などが届く仕組み。イオンは総合スーパーの「ジャスコ」などが展開するネットスーパーの実施店を11年2月期に現在の約60店から約120店に倍増する。同事業の売上高は11年2月期に今期比約2倍の約100億円になる見込みだ。新規参入も増えており、首都圏地盤の中堅スーパーのオーケー(東京・大田)は今春にもネットスーパーを始める。
【コメント】
今朝の1面トップ記事です。国内の小売業の売上高が低迷する中、大手企業であるイオン(8267)やセブン&アイ(3382)がネット販売を急拡大させるということです。時代の流れはネット時代。ネット宅配の場合に、鮮度が悪く、時間がかかるという今までのデメリットをクリアし、攻勢に出そうです。
イオンなどのネットスーパーは、注文すると即日に近隣店舗から食品などが届く仕組みです。体調が悪い場合や体に不自由な事情がある場合に、牛乳などのドリンクや砂糖や塩などの重い食材を配送してくれるので有り難い話ではあります。最近は、共働き夫婦なども増え、食材を配送してくれることを楽しみの1つにしているケースもあるようです。
小売業の大きな流れとして、銀行などの金融機関の流れと同一視してみると、銀行が有人店舗から無人店舗が増えたように、小売業も有人店舗からネット販売へ徐々にシフトしていく可能性もあります。店舗がなくても、倉庫を持ち、そこから出荷していくという手法は十分可能です。物流コストの削減が重要になってきますが、コンビニエンスストア等の活用によっては、大幅な削減も可能であると判断します。
スーパーや百貨店の業界売上高が年5%程度のマイナスが続く状況が続いており、早めに手を打ち脱却しないと、ポイント付与などにより、顧客囲い込み手段で大きな遅れをとることになるため、スーパー間同士の競争もますます厳しくなりそうです。
ネット販売が増えていくといっても、全体の売上高と比較し、まだまだ少ない状況で、業績への影響は軽微です。今後は、ヤフーや楽天などネット大手と手を組む企業も出てくるでしょう。
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