世界の株回復 中銀が支え 相次ぐ緩和、46市場で上昇 実体経済とズレ【日経新聞】
|
■「世界の株回復 中銀が支え 相次ぐ緩和、46市場で上昇 実体経済とズレ」(1面)
【コメント】
今朝の日経新聞の1面です。世界の株式市場の回復が進んでいるものの、欧米の中央銀行による相次ぐ資金供給が市場心理を和らげ、リスク資産へ資金を戻す動きを強めていると解説しています。一方で、実体経済とズレがあり、課題も多いとしています。
確かに株価は回復基調です。欧州不安が当面遠のいたという理由が一番なのでしょうが、世界的に「金余り」の状況になっているのも一因です。つまり、バブルが起きている可能性もあるとも言えるでしょう。
日経平均株価についても、9000円台回復が見えてきたことから回復基調にあるという状況ですが、欧米諸国と比べて、出遅れ感というか、回復力は弱いと思います。やはり、円高、タイ洪水などによる業績回復の遅れを如実に示しています。
金融緩和の効果としては、株高による資産価値増加が実体経済へ好影響を与えることで、経済の回復を図るものです。そのために実施されていますが、投機的な動きが出てくると、その動きも一変します。やはり、適切な金融政策が一番望ましいのでしょう。
さて、当面は金融緩和が継続されることは米FRBからの発表を見ても予定されています。欧州危機の解消には時間がかかるということは周知の事実ですので、時間を稼ぎながら、なだらかな回復を待つという選択を現在取っているためですが、その間、株価は上昇していた方がプラスに働きます。しかし、そのバブルが大きければ大きいほど、その反動は大きくなります。
個人的には、米フェイスブックの上場が大きな影響を与える可能性があると思います。日本の株式市場は、2006年のホリエモンショック、2009年のリーマンショックとほぼ3年間隔でショックと回復を重ねてきました。昨年の東日本大震災がそのショックだとすると、今年は回復の年になります。果たしてどのような動きになっていくでしょうか。
|


