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ふとぱらりらん、どんとこちゃ。

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トラバ貸借

わたりとりの書庫へようこそ。

栞でほっとひと息 第十六弾です。

今回は、借りは返さにゃ気が済まねぇ、という話。



らぶさんの記事「こんなトラックバックはイヤだ。」そのリンク先である「越後屋的トラックバックの分類のメモ」を読んで、いろいろ考えました。

適切なトラックバック(以降、TBと略)って難しいですね。
正直なところ、TBやめとこかと思うし、実際やめるくらい気を遣います ^^;
人それぞれのTB嗜好・志向・施行があり、考えれば考えるほど躊躇してしまう。

が。せっかくのブログですし。
私自身は、TBいただくと嬉しいですし。
私のTBを喜んでくださるオーナーさんもいらっしゃいましたし。
ちっと考えてみました。

※以下はトラックバック論ではありません。私の頭のタイソーです。

まず、私が誰かの記事にTBすると仮定します。
私は小心者なので、相手の領域を勝手に改変する(TBによりこちらへのリンクを埋め込む)ことを「借りを作った」と感じます。この借りを何か(価値)で返さなければ、ウザイやっちゃと煙たがられても仕方ないかのう、と思います。
また、先方の読者をこちらへ誘導しているという点でも「借り」を感じます。

では、「何で」借りを返すことができるのか。
逆に、「何を」やるとさらに借りを増やしてしまうのか。
ちっと考えてみました。

イメージ 1 

注1>TBは「TB先→こちらへリンクを張る行為」として扱う(相互リンクになるのはY!の独自機能です)。
注2>TBを「こちらの記事でそちらにリンクしましたよ」という通知機能として使った場合。ネット上に 公開されたコンテンツは、原則リンクフリー。しかし通知したほうがマナーにはかなっている。
注3>転載記事 or リンクして感想を一言書いた程度の記事など。
注4>たとえば「ブログ論」「釣り」「ファッション」など、大きなカテゴリーでつながっているだけの 情報。関連性の希薄さからスパム扱いされることが多い。

さて、ここで実際にあったTB実例を引き、ちっと考えてみます。

(1)以下は、<Y!サービスではTBすると相互リンクになる>特徴を利用したTB使用例です。
イメージ 2 
情報源として他者の記事にTBし、自分の読者に「トラバ先を参照してね」と呼びかけるパターン。
Give&Takeで言えば「Take,Take,Take」精神のTB、と言えましょう。
私が見た事例では非難ブーブーでした。(URL紹介のみならばTBは不要、と私なら思う)

(2)次に、批判記事のTB(私の鳥爆弾を含む)。
イメージ 3 
評価の別れ道は、「情報」で借りを返せるかどうかだと考えます。
客観的な新しい情報を提示するか、批判する論拠を明快に示せば、ここで借りは返せるはずです。
また、批判とは少なくとも先方の記事をよく読み、関心を持ったからこそできる行為であり、
「批判」=「借り」ではなく、「触発される+批判する」=「貸し+借り」だと思います。
※私は、批判する相手は選びますがね。

(3)最後に、TBすべきか迷う例。
イメージ 4 
ある記事におおいに触発され、自分の想いや考えを書いたのだが、先方の記事とはテーマが激しくかけ離れてしまった、でも通知はしたい、という場合。貸借を描くと、借りが多いな。
こういう場合、私ならコメント欄orゲストブックに通知します。「私信(読者を誘導するつもりは無い)」として受け取っていただけるのではないか、と感じるので。もしくは通知すらしません。


まあ、そういうことで。
私としては貸し借りはイーヴン、できればこっちの貸しが多いくらいでTBしたいです。

今回TBした記事の貸借は、こんなカンジ
イメージ 6
情報分野がどう評価されたかがカギのはずですが、らぶさんは気心知れた仲なので、まあ大丈夫かなと。
もうひとつのTB先、えっけんさんは初見(挨拶もしてない)ので、反応は予測不能です。


とここまで考えましたが、まだ何か足りないな。
TBされて「イヤだ」と感じる理由は、人それぜれ違う。そこが説明できない。
もうちっと考えてみよう。

・・・・・・閃いた。
これって、人によって、重視している分野が偏るんではなかろーか。

イメージ 5 

(a)は、正体不明の相手から閲覧されること、リンクされることそのものに抵抗があるタイプ(なんでブログというツールを選んだんだろうという疑問は、ひとまず保留)。このタイプはTBに対する警戒心が非常に強く、「TBしてもいいですか」と事前に許可を取らないとヤバそう。

(b)は、TB記事に情報価値を求めるタイプ。TB記事の「品質」に一番ウルサイとも言える。ちなみに読者は情報分野でしかTB記事を評価しない。自ブログの読者を強く意識しているオーナーは必然的にこのタイプになるはず。TB記事の良し悪しで評価し、挨拶は不要と考える人が多そう。

(c)は、TBを「意見・主張の交換」というより「感情のやりとり」として捉えているタイプ。批判記事・挨拶なしの初見TBは非礼野蛮な行為と見なされる。(a)タイプよりはTBに寛容で、オーナー自身も賛同TBを積極的に行う。この傾向が読者をも巻き込んで極まると「馴れ合いどっぷりタイプ」に進化。

(d)は、スパムTBも辞さないタイプ(でも批判TBは勘弁)……って、そんな奴おるんかい^^;

(a)〜(d)の極端なタイプ、ミックスしたタイプ、別の分類タイプもありそう。
「TBするとき」と「TBされるとき」で、タイプが変わる人もいるかもしれない。


TBにまつわるユーザー同士の対立には「ネットリテラシー・知識量の差」が深く関わっているのですが、仮に両者が同等のリテラシー・知識量を持ったとしても火種は残っていると考えます。
異なるタイプの者同士が接触して生まれる「心理的摩擦」は、知識の習得だけでは解消できない。

現在、ネットは、誰でも自分の領域を確保し、表現・発信できる世界へと変わりました。
「誰でも」ということは、様々な価値観・能力・精神状態の人間が混在しているということ、
現実の世界に匹敵する複雑な人間関係と、それにまつわるトラブルが展開されるということ、
ネットはもはや、現実世界と変わらないストレス社会になっているということ。
私はそう捉えています。

TBタイプが大きく異なる相手を仮に「異文化ブロガー」と呼ぶならば、
彼らと、異文化と、どうコンタクトしどう交流すれば互いに利を得られるのか。
※接触しない(棲み分ける)という選択肢もある。

私はこのテーマに大変興味があります。他者の問題として、また自分の課題として。
この仮想世界は異文化が交流する世界となるのか。排斥しあう世界となるのか。
人の精神を率直に映すこの世界が後者に変化してゆくならば、それが人間の本性。
どれだけ綺麗ごとで取り繕おうとも、現実の世界もまた、遠からずその後を追うのでしょう。

* * *

最後に、誤解のないように申し添えておきます。
私は<絶対に>借り方になりたくない性分なので、自分からTBする記事にはウルサイです。
が、TBいただく場合には、求めることはただひとつ。

私の記事をちゃんと読んだうえでのTBだとわかるモノであること。それだけでOKです。
であれば、挨拶も仁義も遠慮も会釈も、不要でゴザイマス。



 
さて、申し訳ないのですが、本編のほうは3日間のお休みをいただきます。
正月休みの前倒しってことで・・・。

この記事に

閉じる コメント(14)

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Yahooは相互リンクなので気にならなかったのですが、アメブロを始めてから、空TB(先方がこちらのリンクを貼らない)や元々ある記事のTB(私の記事を見て書いたのではなく、好悪反応もわからない)は気になるようになりました。私もブログマナーにびびりがちなので寛容でありたいとは思うのですが。

2005/12/10(土) 午後 6:27 chargeup2003 返信する

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すごくわかりやすいです。初めのうちは記事中にリンクを入れるのがマナーだと知らず空TBを何度かした記憶があります(ごめんなさい)「貸し?」「借り?」の部分が自信がなくて悩んでましたがタイプ別に分けたらなんとなく相手によってTBの仕方を使い分けられるような気がしてきました。相手がどんなタイプかわからない状態ではTBはしづらいですね〜。

2005/12/10(土) 午後 6:53 そら 返信する

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【chargeupさん】私も「TB=逆リンク生成機能」だと知ったのは最近です。相互リンクになるY!仕様との違いは大きいですよね。使い手の意識が全く変わります。ブログマナーにびびってるのは私もですよ〜。実は初見のかたにTBしたのは今回初めて。間違いなく(b)情報重視タイプの御方だろうと拝察したからできたことです^^;

2005/12/11(日) 午前 0:35 [ わたりとり ] 返信する

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【そらさん】記事中にリンクを入れるのがマナー>これも、私は「本当にマナーか?」と疑っています。リンク無しでも、読んだ相手が「充分関連性がある」と納得する表現であればいいし、表現できる書き手は少なくないはずです。ま、リンクしておけば万全ですが(笑)相手のタイプの見極めは、確かに難しいですね・・・初回は体当たりするしかないのかな、という気もします(その度胸が欲すぃ)・・・

2005/12/11(日) 午前 0:42 [ わたりとり ] 返信する

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ま、マメな御方です・・・。ここまで分析する能力は私には無い。感服しました。最近思うんですけど、TBについて深く考えているのは、日本人だけかもしれません。海外のブログって、あまりTBを重視していないような気がします。それよりも、単純に交換日記のノリでブログをしているような気がしますです。もっとドライに(気楽に)考えてもいいのかも?そりゃ、悪質なTBはいけませんけど。ネットライフを、気軽に楽しみたい・・・。ただ、それだけ。(私の場合)

2005/12/11(日) 午前 8:04 [ Prowler7010 ] 返信する

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【prowlerさん】出た!そういうご意見を待ってたんです〜(笑)図解を描いてて我ながら「何やってンの」と思いました^^; ふと思ったんですが、ツールや道具の使用法に精神性を問うのって、日本的文化なんでしょうかね。なんとなくそんな気が。そういう意味でいけば、prowlerさんはまさに異文化ブロガー・・・(笑)

2005/12/11(日) 午前 10:41 [ わたりとり ] 返信する

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色々考えて面倒になり、ないものとして扱っています。かなり親しくさせていただいている方には、それこそ交換日記的なTBをさせてもらっていますが。TBして何かを伝えることは私にとって今重要だろうか、と思うとそうでもないような。私が書くことが内面のことばかりだからかもしれません。TBも必然的に心情を書くことが多くなるし、それは端からみるとただの交換日記的な文章になることも多いですし。受け入れに関しては特に何も思うところはないかなぁ、好悪の悪でも。エロとか誰かや何かに迷惑なもの以外は。

2005/12/11(日) 午後 1:26 cho*chi*un 返信する

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ちょっと刺激的なTB論,いやいや頭のタイソーです。何やらいろいろと思い浮かんできて,ゆっくり整理して考えてみたいところ。読者重視のブログなら,読者の満足度がオーナーの貸し借りに加算されるのかな〜とか,「鳥爆弾」と名付ければそれだけで面白さという貸しができるとか,異文化ブログとの交流って国際情勢を見るみたいだな〜とか。手掛かりをありがとうございます。また,絡めそうだったら…(いつになるか分かりませんが)

2005/12/11(日) 午後 11:20 無義 返信する

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【ちょっちぷんさん】色々考えて面倒になり、ないものとして>私が一番問題視しているのが、ここです(そちらのコンテンツは初見のかたにTBし難いということは、了解しているのですが)^^; 配慮深いブロガーほど「ツールにまつわる見解の違いくらいで摩擦を起こしたく、だから使わない」=「接触しない」という行動を選ぶのではないかと。それが悪いと断じたいのではなく、もったいないと感じたのです。TBから始まる有益な交流を目の当たりにしていますからね。(※カッタウェイさんのことですばい)

2005/12/12(月) 午前 0:12 [ わたりとり ] 返信する

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【麦さん】いったんTBを「逆リンク生成機能」まで素ッ裸にしてイチから考えてみたら、結局、人間の感情(貸し借り)論じゃんという発想になりました(笑) 「こういうTBは迷惑(借りが多い)」という見本はマナーの勉強にはなるし、書く方も書きやすい(分類しやすい)んでしょうね。でも「こういうTBはおもろい(貸しが多い)」という見本もあってもいいのかな。私はそういう記事を読んでみたいですね〜(※プレッシャー掛けてるわけではアリマセン)

2005/12/12(月) 午前 0:34 [ わたりとり ] 返信する

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私の場合は同じ作品同士、TBし合って楽しんでるだけなので、単なるコミュニケーション手段に過ぎない状態です。でも突然知らない人が黙ってTBしていくのはちょっと寂しく感じてしまうかも。。私にとってはその程度ザンス^^

2005/12/12(月) 午後 0:34 [ - ] 返信する

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【プラムさん】お待ちしておりましたよ(笑)本や映画のレビュー、特異な趣味(play人口が少ない趣味)などの記事を書いているオーナーさんにとって、TBは「テーマつながり、リンクなし好悪反応なしTB」が標準でしょうね。それで有効に機能しているし、読者もリングを辿って楽しめるし、そういうTB文化は柔らかくていいなと、私も思っています^^

2005/12/12(月) 午後 1:20 [ わたりとり ] 返信する

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【追記】2006/1/15にTBした海風氏の記事「大体さ、トラックバックって何なわけ? 」を読んで。(b)情報重視タイプのなかに、「言及リンク+TBタイプ(※議論系ブログ)」と「関連文化(言及なしリンク)TBタイプ(※趣味・レビュー系ブログ)」があるようです。前者はより「通知」と「主張つながり情報」を重視するタイプ、後者は「テーマつながり情報があれば充分」というタイプである、ということかな。面白い発見でした。

2006/1/16(月) 午前 9:28 [ わたりとり ] 返信する

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【さらに追記】検索&TBを行う後者タイプブロガーを「アクセス厨」と評する向きもあるようですが、検索に引っかかった過去記事にTBしてもTB先の固定読者を誘導できないことは自明。同じ文化圏のブロガーがリングを巡って辿りつく、という効果を狙っているのでは。自分の記事を読者(仲間)の踏み台として提供している、とも言える。おもしろい文化だと私は思います。(むしろ、旬の話題を追った新規記事に即座に言及リンクしTBを飛ばす前者タイプブロガーのほうが、アクセス増そのものには敏感なのでは?なんて思ったり。イヤミかね?)

2006/1/16(月) 午前 10:13 [ わたりとり ] 返信する

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