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脂肪の塊

 文学少女だったわたしは、小学校のころ図書室にあった文学9にある本をほとんど読んでしまっていました。
 家にも、日本文学全集があり、また叔母の家にも世界文学全集があったので、読書三昧の少女時代でした。
 「谷間の百合」や「風と共に去りぬ」「テス」といった、ちょっとおしゃまな文学も中学時代には読破していました。
 高校時代もひたすら本を読み続け、最後にはアインシュタインの「相対性理論」なんてぇのも読んだ記憶があります。
 そんなわたしは、ずっと人は何のために生きるかを考え続けていました。
 トルストイの作品にジャスト「人は何のために生きるか」というのもありそれも読みました。
 そんなわたしが大学時代に読んだこの本で人生観が変わりました。
 モーパッサンの作品は「女の一生」があまりにも有名です。舞台でも杉村春子代表作として、長い間上演されました。
 この表題はそのモーパッサンの作品です。
 「脂肪の塊」というのは、この作品の女主人公のあだ名です。
 モーパッサンはこの主人公にキリストを重ね合わせたとのことです。
 一度読んでみてください。
 誰が清く、誰が醜く、誰が神の意思に沿って生きているか考えさせられる作品です。
 ちなみに、単純なわたしは「脂肪の塊」のような女性になりたいと思ってしまい、なが〜い人生ちょっと無駄もしてしまったかなと思ったりしています。
 

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脂肪の塊・テリエ館 モーパッサン(新潮文庫)

よくできた物語でした。 さすがは古典的名作。 安心して楽しめるところが嬉しいですね。 両作品とも様々な立場の人たちがそれぞれの思惑を持ちながら、真面目に滑稽に各自の役回りを演じきります。 深刻な内容のはずなのにどこかほのぼのとした雰囲気を持っていて、ちょ...

2006/11/15(水) 午後 1:32 [ Sasaki Takanori Online ]

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