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中国と日本の経済社会事情を知る。さらにもう少し視野を広めて隣国、そしてアジア、また遠いところまで見詰めて行きたい。

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米地区連銀の2総裁が景気悪化見通し、政策に手詰まり感

   米労働省が13日発表した新規失業保険週間申請件数は50万人を突破したが、この日講演した地区連銀の2総裁はいずれも国内経済に暗い見通しを示した。
   ミネアポリス地区連銀のスターン総裁とフィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁はいずれも、短期政策金利がゼロに近づいているので連邦準備理事会(FRB)が動ける余地は限定的になっているが、今年対応したインフレの脅威には直面しないとの見解を示した。
   スターン総裁は現在の国内景気下降について、1990年代初めと似ているようだが、潜在的には当時よりも悪く、経済成長は「金融(危機)の逆風」により1─3年抑制される可能性があると指摘した。
   スターン総裁はウィノナ州立大学で行われた講演で、住宅バブルの崩壊で経済が打撃を受けているため、90年代当時よりも事態は深刻との認識を示した。
   ピッツバーグの経済クラブで講演したフィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は第4・四半期の経済成長率について、第3・四半期の前期比年率0.3%減よりも悪化するとの見通しを示した。09年の失業率は現在の6.5%から7%超になると予想している。
   両総裁とも今年の連邦公開市場委員会では議決権を持っている。 
   <技術的困難>
   金融市場では来月の今年最後のFOMCではフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が0.25%ポイント引き下げられ0.75%になると予想されている。
   しかしプロッサー総裁はFF金利をこれ以上下げるとFRBは技術的な問題に直面することになり、現行のFF金利水準に満足しているとの見解を示した。
   プロッサー総裁は講演後、記者団に対し「FF金利をゼロに向けて低下させることには、さまざまなテクニカルな問題がある。対処が必要な多くの問題が生じる」と指摘。「政策や市場機能にとって、これが何を意味するかを考慮する必要がある」と語った。
   スターン総裁はFF金利はすでに1%の水準にあり、金利がゼロに近づくにつれてFRBは量的緩和を検討する必要があるとの認識を示した。
   <インフレ懸念後退>
   両総裁はインフレ抑制派だが、6月以来商品価格が急落しているため、現在インフレの脅威が後退している点で一致している。
   スターン総裁は消費者物価指数(CPI)について、総合・コアとも今後低下する可能性を示した。
   プロッサー総裁もインフレ期待が悪化するとは見ていないとしている。

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