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経済学。そのなかでも雇用・就業などに注目する労働経済学に関係する本です。
労働経済学の範囲はあまり広くないですが、現代の問題が山積した労働市場を
データでもって真っ向から斬り下ろせそうな味があります。
(「せっかく休みをもらえても、どう過ごすかは個人で違うじゃないか」とか、そこらへん細かいトコをとりあえず置いておき、
データの変動から大きく国の政策を考えましょうよといった態度がマクロ経済学寄りといわれる所以、かも)
まずは労働組合や労働法の変遷(…戦後が主になってしますようですが)
労働者の働き過ぎや残業、失業率や最低賃金など、割と生活に密着することも調べたり。
また、なかなか社会の第一線で活躍しにくいケースの多い女性労働者の問題や、
昨年、派遣村などで話題になった非正規雇用の労働者が発生するメカニズムを突き止め、とか
未就労者の中でも特にニートといった人々など。
その人たちが増えることを抑えることが出来ないか、増えたならどうしていけばいいのか、などを
経済的な観点から調べるのもこの分野です。
 
 
各語の説明やコラムも最低限あり、212ページの中に、それらが全部詰まって教科書の補助に使えそうなほど。
 
経済学部の学生さんたちが、レポートを書くためのデータを集める時に
特にアクセス頻度が高いのが総務省統計局。あるいは厚生労働省あたり?かも。
そこらへんのデータも鵜呑みには出来ないようで、
役所から「あなたの指摘通り、データの取り方が間違ってました」と連絡をもらった学生さん(今は教授さん)
もいらっしゃるそうです。それが本当なら学生さんもラクじゃないですね。
勉強したことを総動員するのはもちろん、最低限、新聞やインターネットのニュースを読んで、
そのうえで自分の頭で考えるしかないんですねぇ。
 

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