ぶよぶよカルテット [みかづき紅月]
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一迅社文庫発行 ぶよぶよカルテット 著/みかづき紅月 イラスト/refeia 夢はとびっきりの、ぶよぶよしたアルペジオ! 希代の変わり者な作曲家エリックサティ。彼に憧れた貧乏な音楽少女「音城トリル」と、そんな彼女の目指す音楽の追求に巻き込まれた少年の、笑いあり涙ありの、楽しく愉快なミュージックラブコメディ、ここに開演。音楽を通して描かれる恋と友情の四重奏。 とても面白かったです。 タイトルが「ぶよぶよ」とうい擬音でなんかふにゃふにゃしたような印象をはじめに受けましたが、内容はまったく正反対、ストーリー全体を通してすごく奇麗、透明感があり爽快感を覚える作品でした。 これもある種のボーイ・ミーツ・ガール系の作品に当たると思いますが、普通なら非常に複雑な人間関係であるにもかかわらず、破天荒でとっぴなキャラと平凡ながら仲介役である主人公がうまくまとまっており、非常に分かりやすくそしてあまり重たさを感じさせませんでした。恋模様もなかなかどおして、ベタなのにニタニタがとまらないお約束展開。このツボを狙い撃ちするような演出はさすがです。 トリルの奇想天外さ、真里亞の力強さ、凛音の気高さ、個性的なこの3人の天才と彼女たちに振り回される平凡な少年・琢己のハートフルストーリーで、彼女たちに巻き込まれつつも自分の中で起こり始める変化に戸惑いながら一体となっていくラストの四重奏は熱かった。 確かに天才にしか分からない感性や解釈で進んでいく場面もありますが、そんな中に平凡な少年がはいることでいいアクセントになり、彼女たちが何を感じているのか何が見えているのかが分かりやすく変換され描写されており読みやすくなっています。 ここが美少女文庫系作家の真骨頂なのかもしれませんが、一歩踏み込んだ視点で描かれる恋と友情は普段あまり感じたことのない描写であったり、感性であったりとても新鮮でした。 全体をとおしてちょっと子供っぽい感じはありますが、この作品的にはこれがベストだと言い切れるくらい奇麗にまとまっていました。 近いところで言うと「さよならピアノソナタ」をすこしあっさりとそして甘めにした感じです。 今月の3作の中では一番面白かった。むしろ好みだったというべきですかね。
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ぶよぶよカルテット
ぶよぶよカルテット (一迅社文庫 み 1-1)みかづき 紅月一迅社 2008-06-20売り上げランキング : 782Amazonで詳しく見る by G-Tools 序盤で期待したほどトリルがぶっ飛んでおらず、 案外意外とまともだったのはちょっと残念でしたけど、おもしろかった。 というか、青春ボーイ..
2008/6/24(火) 午前 1:14 [ Alles ist im Wandel ]
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あれ!?今月一迅社文庫でないのかと思ってました(笑
ともあれ、これは面白そうですね……チェックしてみようと思います。
2008/6/23(月) 午前 0:02
今月は人知れず発売されていましたね^^;
あんまり宣伝とかよわよわだったので結構見落とされていますね。
あと、取り扱い書店があまりにも局地的または少数なので意外と大き目の書店でも見かけないです。
今月はダントツでこの「ぶよぶよカルテット」が一番面白かったです。
2008/6/23(月) 午前 0:51