宇宙大帝ギンガサンダーの冒険―水上悟志短編集Vol.3 [水上悟志]
歴史とヒトが凶暴なロボットを作り、そしてやがて長い年月とヒトが彼に何をもたらすのか…壮大なスペクタクルロマン短編集!まちにまっていた「惑星のさみだれ」の最終巻ラストにえがかれたその後のさらにその後を描いた外伝短編がようやくコミックスにも収録された水上悟志短編集V0l.3はもう楽しみすぎてテンションがおかしいことになってます^^ 主人公を夕日から太陽へとチェンジした太陽視点でのその後のお話は、戦い後の太陽や彼の周囲の変化、移り変わりを数年単位で描いたもので指輪の騎士たちのその後もしっかりと見せてくれていたりとファンとしては1ページ1ページが宝物のようなものでした。それにしても南雲さんが結構なおっさんになってたりほかの指輪の騎士たちも以外な事実もはんめいしたりとなんかこそばゆいくらい心くすぐられるエピソードです。 そして、一番の楽しみだった「惑星のさみだれ外伝」以外の短編も熱い! 短編のタイトルにもなっている宇宙大帝ギンガサンダーの冒険は、短編ではありますがそのほかの短編にも密接につながっており、オープニングでは銀河大帝(適役)として地球を滅ぼそうとする悪のロボットと言う立ち位置でしたが、この物語の裏側をひもとく他の短編を読むとこのギンガサンダーがどのような存在として生まれ、どのような終焉を迎えるのかが一本のストーリになっていて最後はしんみりとしてしまう構成のうまさがさすがの水上先生の作品です。 笑いに、涙に、熱いバトルと王道要素を意外な形で見せてくれるので、毎回驚かされる展開にワクワクさせられっぱなしでした。 あと、ちょっと異色なのがブラコンアンソロジーコミックに収録されていたワニアニですが、なんど見ても異様でシュールなこのワニな兄とそんな兄にラブラブな妹のやりとりはニンマリさせられますね。しかもこのシリーズの続編も再びアンソロジーで読めることもコミック内で発表されてて、発売がまちどおしいです。
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