ヤシコー初代生徒会2 [藤こよみ]
個性的なメンバーに囲まれながら少しずつ生徒会運営にも慣れてきた一路だったが、一路達に不満を持つ特進クラスの駒月弥枝子を筆頭に、生徒達からリコールを受けてしまった。現生徒会メンバーは選挙に出るかどうかを迷い、一路もまた、望んで生徒会長になった訳ではなかった事と、これからを悩んでいた。そんな矢先、いつもはやる気のない朔乃から意外な言葉が…!?イチから生徒会に取り組む青春群像劇、密かに芽生える恋心にも注目!?波乱の展開が待つ最終巻!生徒会解散の危機で揺れ動く現・生徒会メンバーの苦悩と生徒会長・一路の決意、ヤシコーをめぐる騒動を描いた青春群像劇。 第1巻で現生徒会リコールにまで発展してしまった今回の一件ではカリスマ的な生徒会長だった一路の姉を尊敬し、一路に同等の期待をしながらも一路の指し示すビジョンの無さについに不満をもった駒月さんによるまさかの解散騒動に、一路達現生徒会一人一人、自分がどうすれば良いのか?自問自答し、壁にぶち当たりながらもそれぞれ答えを出していく学園ドラマ展開が意外と熱かった。ご意見箱の意外な投稿者も後日判明する小ネタにも笑わされました^^ そしてこの騒動の締めとなった生徒会選挙では朔乃の強い想いが背中をお押し、ようやく自らの意思でヤシコーを背負っていく覚悟を示した一路の答えを生徒達がどう受け止めるのかその審判が描かれており、前半部のシリアス展開がここで一気にはじける結末にちょっとしびれましたね。 リコール騒動終結後はいよいよ一路と朔乃との間で動き始めた恋模様にニヤニヤできる展開がようやくはじまり、のっけからかなり甘酸っぱいやり取りで思わず顔がニヤけてしまいましたが、これからどんどん盛り上がってくるってところで完結って・・・・・、もっとニタニタしたかっただけにすごく残念です。 苦難を乗り越えてようやく起動にのってきた生徒会に一息ついた朔乃と一路にも強い絆で結ばれた、今度は仕事仲間ではなく異性として気になり始め、お互いふとした瞬間に意識してしまうあの恋に変わるかどうかのとっかかり模様がたまりませんでしたね。この先の生徒会もですが、この二人のその後が気になる最終巻でした。
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