アラハン親父の【上海通信】

30年ぶりにアコギにはまっていたところ、サプライズ人事で上海へ・・・ちなみにアラハンはアラウンド半世紀w

【上海通信:096号】春節休暇−中国の結婚式に出席(3)

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【結婚式であいさつする私】

 ニーハオ!
 公私ともに忙しく、出張に次ぐ出張で、上海通信も間が空きました。
 合唱では、私のホームとも言える杭州で、当地の合唱団と交流してお互いに歌うという機会ができることになったので、その調整もしています。我が合唱団からは20人もの方が参加していただけることになりました。仕事の合間を縫っての調整はちょっと大変ですが、日中民間交流の一翼を担う気概で頑張ります。 
 
 
「中国の結婚式に出席」。いよいよ結婚式当日です。
 
 
  2月5日。冷たい雨が降る中、春節の帰省から上海に戻った、大きな荷物を持った人たちで少し混みた地下鉄10号線から、2回乗り換え、9号線で向かった先は結婚式会場がある「七宝」駅。
 2年前の春節にYさんが私を案内してくれ、先日は母と叔母の面倒まで見てくれた思い出深い場所です。
 式の開始時間は1728分。これも縁起の良い「8」を使っているため、中後半端な時間設定です。
 七宝駅でSさんと待ち合わせ、駅のすぐ近くのレストラン「来天華」へ。
 
 
 エレベーターを5階で降りると、壁に結婚写真がたくさん貼られていました。
 受付前に、Yさんと新郎のJ君が待っていて、「わぁ、ありがとうございます!」と感激の面持ちで迎えてくれました。普段、化粧っけのないYさんですが、今日は化粧していて、イメージがちょっと違いますが、きれいです。
 受付で赤い台帳にサインした後、J君の案内でテーブルへ。何と、一番前のかぶりつきです。10人ほどの丸テーブルには、先に一人の女性が来ていました。Yさんの現在の職場、そしてJ君の職場でもある某メガバンクの方でした。
 
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【かなり大規模な結婚式です】

 
 次に、J君の案内で司会者と打合せ。
 「新郎新婦の入場に続いて名前を呼ぶので、呼ばれたら正面に進んでそこで挨拶してください。始まる直前にはここで待機していてください。」と言われました。
 一旦席に戻り、開始を待ちます。予定時間の1728分を過ぎても始まらないのは「中国時間」だと思って待っていると、隣の中国人・K君が、「多分6時8分に始まりますよ」と教えてくれました。これも縁起を担いでの「8」です。
 K君の言った通り、6時を過ぎると始まりそうな感じになったので、先ほど指定された、正面からまっすぐ伸びたバージンロードの入り口で待ちます。
 感動的な音楽が流れる中、Yさんが父親と思しき初老の男性とともに途中まで進み、J君に引き継がれます。脇からは子供たちが紙吹雪を投げています。
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【料理は次から次へと】 
 
 二人が正面に着くと、司会者が二人を紹介。ちょっと不安なのは、私の待っている場所に私以外の人がいないこと。私は新婦側の挨拶だし、日本人だから、早くても出番は3番目か4番目だろうに・・・
 すると、司会者がおもむろに私の紹介を始めます。「ええっ?」
 てな動揺は心の中だけのこととして、先ほど新郎新婦が歩いた通路を、これまた感動的なBGMが流れる中、スポットライトを浴びながら、何かの賞を受賞した映画スターのように、堂々と正面に向かいました(落ち着け、落ち着け!)と心に言い聞かせながら。
 
 
 そして、司会者に促されるままに、練習を重ねた中国語での祝辞を披露。最初の3フレーズだけは暗記で、その後は原稿をチラ見しながら。意外に落ち着いていて、二人の反応を確認しながら最後まで読み終えることができました。
 読みながらも、(ほとんど新婦のことしか言ってないけど大丈夫かな?)とちょっと心配していました。読み終えて、二人の笑顔を確認して、もと来た通路を通って自分の席へ。
 Sさんが「良かったです、良かったです!」と褒めてくれて一安心。でも、挨拶は後にも先にも私だけ。K君に聞くと「良かったですよ。中国人の挨拶は、ただ褒めるだけだけど、あなたの挨拶は、具体的なエピソードが入っていて新鮮でした」と言ってくれました。
 
 
その後は、指輪の交換、熱いキス(長かった!)、ケーキカット、新郎による新婦への想いと写真の紹介、両親への感謝の言葉など、日本の披露宴と似たような内容で進みます。
司会者が、新郎新婦に関する質問をして、正解した客に賞品を渡すゲームでは、途中から親に答えを教えられた子供たちが争うように舞台に登場。また、最後の賞品は「歌を歌ってくれる方」、と呼びかけると、多くの人が手を挙げ、カラオケ無しで見事に歌を歌い切りました。
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【初めての共同作業です】 
 
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【祝福の歌はアカペラです】

 
 そして、終盤。新郎新婦とそのご両親が揃って各テーブルを回ります。私たちのテーブルまで来た時に、新郎のお父様が「あなたの挨拶は良かった」と言ってくれて、最後にホッとしました。
 テーブル回りが終わると、イベントはこれで終了。
日本と違って、最後の挨拶や司会者によるお開きの合図などは無く、三々五々帰宅の途へとなりました。
 
 
 実は、北京赴任時にも一度結婚式に出席しているので今回は二度目になりますが、貴重な体験ができました。
 ちなみに、二人は新婚旅行でバリ島に行き、戻ってきたYさんから、バリ島のコーヒーをお土産にいただきました。
 ただ、うちにはドリッパーがありません。近いうちに買って、美味しいコーヒーを楽しもうと思います。さぞ熱いコーヒーが淹れられるのでは・・・
 
 
 中断を挟んで3回にわたってお伝えしましたが、中国の結婚式出席体験、お二人の末永い幸せを祈りながらこれでお開きとします。
 ではまた、再見!

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