アラハン親父の【上海通信】

30年ぶりにアコギにはまっていたところ、サプライズ人事で上海へ・・・ちなみにアラハンはアラウンド半世紀w

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【上海通信:045号】杭州タクシー難

 527日(日)、朝は晴れて、午後から曇り、過ごしやすい上海です。
 今日の話題は浙江省杭州のタクシーにまつわるもの。苦労してます…。
 
 
 昨年の6月に上海に赴任して以降、もう30回以上出張で訪れている杭州。
 昨年、世界遺産に登録された西湖を中心に広がる緑豊かなこの街は、上海とともに大好きな街です。
 しかし…
 現在、杭州では今年10月に完成予定の地下鉄の工事が市内のあちこちで進められている上に、世界遺産の関係もあって観光客が増えている一方で、タクシーの数が比較的少なく、極めて拾いにくいのが大きな欠点。特に午後3時半から4時半頃。
 実は、杭州市のタクシー運転手は朝番と夜番の交代制になっており、午後4時頃にほぼ一斉に交代に入るのです。
 このため、その前後の時間帯は、タクシーを捕まえるのに困難を極めます。
 
 
 一昨日の金曜日は、日帰りで杭州に出張でした。
 朝10:00発の高鉄(新幹線)で杭州へ。所要時間は1時間弱。
 今回は、某企業の2人(日本人、中国人)と一緒です。
 来月開催される展覧会に出展される企業の方で、会場はおろか杭州も初めてとのことで、ちょうど私がその日に隣接するホテルで打合せがあり、夜には別会場で県人会もあるため、一緒に行くことにしたのです。
 
 
 駅では、白タクの客引きを無視してタクシー乗り場へ。
 この時間なら、20分も並べば確実にタクシーに乗り込むことができます。
 無事タクシーで打合せ会場のホテルへ直行。ホテルでは、2人と別れて昼食、引き続き約1時間半の打合せを終え、2人と合流して隣接する展覧会場を視察。
 
 
 その後、展覧会場から車で20分程度の場所で3人で打合せのため、ホテルからタクシーで移動。時間は午後3時。
 まだタクシーの勤務交代の時間までには間があるにも関わらず、ホテルのドアボーイに頼んでも15分経ってもつかまりません。
 業を煮やして、ホテルを出て街頭で手を挙げ続けて10分、やっとタクシーを捕まえることができました。
 この時点で、この打合せの後は、タクシーを捕まえられないのではないかと、当然心配はしていたのですが・・・
 
 
 さて、打合せが終わったのが4時。マジやばいです。
 県人会の会場はやはりここから車で20分のホテルのレストランで、7時から。
 雨も降っているし、日帰りなのでのでホテルの部屋もなし。茶館で時間調整をしたいのですが、3人でいくら手を挙げても案の定、タクシーがつかまりません。
 時々止まるタクシーも、相乗りで方向が違ってアウト。
 路線バス乗継で行こうか?なんて話し始めた頃、白い乗用車が止まりました。白タクです。
 そろそろ限界に来ていたので、同行の中国人スタッフの方に、いくらか聞いてもらうと、30元とのこと。覚悟を決めて、3人で自費でいいね、と、乗り込みました。
 こちらは3人だし、中国人スタッフがいるし、という条件だからできた決断でした。
 
 
 この運転手、30代後半くらいで、気の良いあんちゃんでした。
 30元と決まっているから遠回りすることもあり得ず、渋滞の中、最も効率の良い道を選んで25分で目的の茶館に到着。
 中国人スタッフL君は、今日の帰り、910分の高鉄に乗るためにちょっと心配だったホテルから駅までの送りもこの人に頼みましょう、と提案。いいよ、ということで、8時半にホテルへ、同じく30元で交渉が成立しました。
 
 
 実は、茶館も県人会会場のホテルまで歩けば20分以上かかる場所。
 620分、茶館からホテルまでは、この時間ならつかまるだろうと思っていたタクシーが、またつかまらず…。
 で、どうしたか…
 バイクタクシーに乗っちゃいました。スーツ来た大の男3人で。
 しかも30元を20元に値切って。
 明らかに重量オーバーで、いつパンクするかと怯えながら、ものすごい振動に耐えて15分。やっと会場のホテルに到着。
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【バイクタク自体もタイっぽいけど、運ちゃんもどこかタイ人っぽい!】
 
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【関係ないけど久々に今日見つけたパジャマで白昼堂々歩くおばさんたち】

 
 県人会終了後はホテルからはしっかりさっきの白タクで駅へ。彼は「次も使ってくれ」と営業。L君は連絡先を控えていました。
 結果として、貴重な経験をしました。
 蛇足ながら、重要な会議や会合がある場合は、しっかりチャーター車を頼んでいます。
 それに、白タクもバイクタクも、みんなで自費、割り勘でした。
 ちゃんと書かないと失格駐在員の烙印を押されかねないので…あしからず。
 ではまた、再見!

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【上海通信:044号】最美教師

 朝は小雨模様、その後曇りのはっきりしない天気の上海です。気温も最高が21度程度、今日はパーカーを羽織っての休日出勤でした。
 先週は、土曜から月曜にかけて訪中団があり、上海通信は2週間ぶりになります。
 土曜の出張というのは意外に多くて、ほとんどが午後から。
 そこで、土曜朝の二胡のレッスンはできるかぎり欠かさないよう、出張の支度をしてコロコロを引いてレッスンにでかけ、レッスン後に事務所に寄って資料等を整理してから出張、というケースがこれまでに3回。
 レッスン態度の優秀な生徒です。それでも欠席が多いけどね。
 
 
 先週の出張は、浙江省海寧市。銭塘江の逆流が見られることで有名な塩官があるところ。
 中国は、大まかに言って省の下に地級市というのがあって、その下に県があります。ところが、その県と同レベルの県級市というのもあってちょっと複雑なのですが、この海寧市は嘉興市という地級市の下の県級市です。
 土日の休日を含んだ訪問だというのに、心温かく迎えてくれて感謝感謝でした。
 
 
 金曜には、日帰りで浙江省杭州市に出張でした。
 この時には、市内某所で偶然にも丹羽宇一郎駐中国大使とお会いし、挨拶を交わすことができました。その前日に浙江省トップの趙洪祝・共産党委員会書記と会談された関係で滞在されていたのです。
 この会談では、静岡県との友好関係の話も出たことが、ネットの報道にも出ていました。良かった良かった。
 
 
 話は変わりますが、最近の新聞やテレビで話題なのが「最美教師」。最も美しい、というか素晴らしい教師、ということです。
 中国では、特定の人物の善行や努力を取り上げ、それに学べ、といったキャンペーンが非常に多いのです。3月25日の本欄でもお伝えしたように、毛沢東時代の「雷峰に学べ」は、今でも頻繁にマスコミで宣伝されています。
 昨年の7月には、杭州市の呉菊萍という女性がアパートの10階から墜落した少女を両手で受け止め、左手を粉砕骨折しながら助け、この事件は、繰り返し報道され、呉菊萍は「最美ママ」として全国的に有名になりました。
 ちなみにこの呉菊萍さんは、電子商取引大手・アリババの社員で、アリババは呉さんの正義行為に対して、20万元の奨励金を与えたとのことです。
 蛇足ですが、この奨励金の使い途を聞かれた呉さんが、寄付とかの更なる善行を期待したらしいマスコミに「自分のために使う」と答え、一部やっかみもあったらしいです。いずこも同じ?
 
 
 さて、「最美教師」事件ですが、ロシア国境に接する黒竜江省ジャムスという町で、交通事故に遭いそうになった生徒をとっさに押し出して自分が身代わりになり、両足切断の大けがをした29歳の女性中学教師のことです。
 張麗莉と言い、5月8日夜、校門前の道路で下校中の生徒にバスが向かってくるのに気付き、逃げ遅れた生徒2人を突き飛ばして助け、張さんはバスの下敷きになりました。手術を受け、意識を取り戻しましたが、今も予断を許さない状況だとのことです。
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【人民日報の記事。なんとなくわかる?】

 
 共産党機関紙「人民日報」にも繰り返し記事、評論が掲載され、中国中央テレビ(CCTV)も毎日大々的に報道。私がいつも読んでいる(というか見ている?)上海の大衆紙「新民晩報」では、記者がその中学校に行って教師や学生に取材して特集まで組んでいます。
 党最高指導部の李長春氏は自ら見舞いの言葉を贈り、既に模範労働者に贈られる「全国五一労働奨章」などが授与され、支援募金も集まっているとのことです。
 一刻も早い回復を祈っています。
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【こちらは「新民晩報」。大衆紙です。】

 
 ビールとピリ辛ピーナッツで英気を養うこともできたので、今週も頑張ります。ではまた、再見!

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【上海通信:043号】イシバシ楽器・魯迅公園など

 5月6日(日)。日中の最高気温は31度!一気に夏が来たような上海です。
 
 
 今日は昼前から夕方まで出かけていましたが、その話の前に一つ。
 私は出張時以外は、鈴木奈穂子アナウンサーを見るため・・・ではなく、日本の最新ニュースを確認するため、毎朝6時、NHKの日本時間7時からの「おはよう日本」を見ています。
 NHKワールドプレミアムという正式な海外向け放送を見ながら、スポーツ情報の時に海外サッカーなど「放送権上の制約により海外ではご覧になれません」という静止画になるのに備え、インターネットテレビも同時にスタンバイしています。
 インターネットの方は、数分間でフリーズすることが多く、そのたびにリセットしなけれvばならないため、基本はワールドです。
 
 
 先週5月3日(木)も、いつものように鈴木アナを、いえ、ニュースを見ていると、例の陳光誠氏が米大使館を出て北京市内の病院に移動した事件が報道されました。最初の一文の原稿が読まれ、陳氏の顔写真が画面に出た瞬間、画面が真っ黒になり、音声も途絶えました。
 すぐにインターネットテレビに切り替え、そのニュースは全て見ることができましたが、ワールドの方はその数分間真っ黒のままでした。
 余計なコメントは差し控えますが、西側先進国と変わらない上海生活の中で、中国にいることを実感させられた瞬間でした。
 
 
 さて、先週、上海の日本語情報誌に、上海に「イシバシ楽器」がオープンしたことが載っていました。また、上海の地元夕刊紙で、魯迅記念館で「魯迅と日本の友人展」が開かれていることを知りました。
 そこで、今日、早速行って来ました。
 
 
 イシバシ楽器に行く前に、二胡のレッスンで毎回顔を合わせる方に以前から薦められていた美味しいと評判のラーメン店に行きました。地下鉄「常熟路」駅から程近いちょっとオシャレな店が並ぶ「東湖路」にある「うま屋ラーメン」です。
 暑かったのでビールも、と思いましたが、昼なので思いとどまり、ラーメンと餃子・プリンのセットに、これも薦められていたチャーハンをプラス。
 中国のラーメンとは明らかに違う、濃い味噌スープのラーメンで、チャーハンもしっかり味で美味しく、しっかり腹ごしらえ完了!
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【ここでは日本のラーメン、チャーハンが食べられます!】

 
 昼食後、地下鉄「陝西南路」駅から1回乗り換えで「大世界」駅へ。今回もスマホが活躍。標準装備のマップに加え、フリーアプリの上海地下鉄乗り換えマップでラクラク。
 「大世界」から徒歩で金陵東路を東へ。ここで若干苦戦。住所も控えずスマホのマップに位置を登録しただけだったのですが、現地に着いても楽器屋はあるもののイシバシではありません。
 そこで、またまたスマホで今度は中国語の検索サイト、頼りになる「百度」で「意希芭世楽器」(イーシーバーシー・ユエチー)を検索。地図を確認したら通りの向かい、工事のシートがヒラヒラする向こうに「YAMAHA」などの文字が見え、そこがイシバシであることがわかりました。
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 【イシバシ楽器。石橋にすれば良いのに?】

 
 店舗は1階のみで、ズラリとギターばかり並んでいます。
 見たところ9割がエレキ。アコギは20〜30本ほどが入り口付近にありました。
 メーカーはヤマハとギブソン、そしてepiphoneというブランド。店員に聞くとepiphoneはギブソンのブランドの一つとのこと。
 価格は680元のepiphoneから50,000元超のギブソン製まで。
 アコギについては、品揃えが良いとは言えませんでした。
 アクセサリー類もほとんどがエレキ関係でしたが、収穫はアコギの弦が豊富にあり、愛用のエリクサーの弦も168元で売っていたこと。こちらに来る前に高価なエリクサーをまとめて持ってきたのですが、切れたらここで買えることがわかりました。
 中国メーカーのものがあるか興味があったので聞くと、あるけれどあまり有名でない小さなメーカーばかりだとのこと。少なくともここには置いてないようでした。
 イシバシ散策は、アコギに期待していた私としては、少々期待外れといったところでした。
 この金陵東路には楽器屋がたくさんあり、その後覗いた店には、ヤマハと一緒に1000元以下の中国メーカーとおぼしきギターがいくつかあり、また店内で子供にサックスのレッスンをしているところもありました。
 
 
 楽器街・金陵東路を離れ、再び地下鉄「大世界」駅から向かったのは、サッカー・中国スーパーリーグ、上海申花のホームグランドのある「虹口足球場」駅。「足球」はもちろんサッカーのこと。折りしも日本では我が清水エスパルスが無敗ベガルタ仙台とアウェーで頂上決戦を行っているところ。その状況もスマホで確認し、にんまり。
 地下鉄を降り、最初に魯迅公園にある魯迅墓に向かいましたが、残念ながら工事中。早速同じく公園内にある「魯迅記念館」に向かいました。天気の良い公園は人がいっぱいで、太極拳やダンス、合唱を楽しむ中高年が目立ちました。それぞれに楽しんでいる様子は、見るだけでこちらも楽しくなります。
 
 
 魯迅記念館の一般展示を一通り見て回ったあと、写真中心の「魯迅と日本の友人展」を見て、魯迅公園を出て真っ直ぐ南にある「内山書店旧址」を目指して歩いた、ちょっとしゃれた装飾壁が並んだ通りが、あとでわかったのですが、「甜愛路」。「甘い愛の道」という名から、バレンタインデーの前後にカップルが大挙訪れ、落書きなどで困ったというような記事が以前ありました。
 その愛の道の終点にある「内山書店旧址」は、新華書店ビルの隣、中国工商銀行ビルの壁にプレートがあるのみでした。
 そこから、かつて多くの文化人が暮らしたエリアとして当時の町並みを再現した、石畳の「多倫路文化名人街」をぶらついて、地下鉄「東宝興路」駅にたどり着き、帰宅の途に着きました。
 そうそう、「名人街」で見た一般市民の古い住宅の路地は里弄(リーノン)言うそうです北京の胡同(フートン)に相当するものです! 
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 【魯迅記念館「魯迅と日本の友人」展の入り口】
 
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 【甘い愛の道!そういえばカップルも何組かいたなぁ】
 
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 【内山書店旧址。プレートのみ】
 
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 【多倫路文化名人街の入り口。随分立派な門が。】
 
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 【その中。庶民の暮らしも垣間見えます】
 
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 【わかりにくいけど門の中が典型的な「里弄」】

 
 ちょっと期待外れがあったりもしましたが、快晴の日曜日、美味しいものを食べて、沢山歩いていろいろ見て回り、充実した楽しい休日でした。
 良く歩いたのを言い訳に、夕食には生ビールをしっかり飲んだのは言うまでもありません。
 ではまた、再見!

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【上海通信:042号】老龍井

 4月29日(日)。今日の上海は、明け方に強い雨が降り、その後、終日曇っていました。
 日本はゴールデンウィークでカレンダーとおりだと今日が3連休の中日、火・水と出勤してまた4連休。日本は休みが多い、というのがこちらでの感覚です。
 
 
 中国は、5月1日が労働節、いわゆるメーデーです。
 かつては春節、国慶節に並ぶ大型連休だったのですが、混雑を緩和して観光地の疲弊を防ぐなどの理由から、2008年から清明節(今年は4月2〜4)、労働節(同4月29〜5月1日)、端午節(同6月23〜25日)、中秋節(今年は国慶節休暇と一緒になって9月30日〜10月7日)に分散されたそうです。
 しかも、以前にも書きましたが、中国の休日は日本と違っていて、国務院が年末に翌年の公休を発表し、平日が休日になる場合にはその代わりに、その前後の土日が振り替え出勤日となるので、実質的な休みは少ないのです。
 実際、昨日は出勤日だったので、日曜から火曜までのただの3連休。
 天気の良かった昨日の土曜日も、うちの事務所のあるビルは人で溢れていました。日系企業が多いので、いつもよりは少なかったけど。
 
 
 さて、先週も火曜から金曜まで浙江省へ出張でした。
 会議、宴会、会議、宴会・・・と、昼夜を問わず体力、気力の要る出張でしたが、必要があって、半日、「老龍井」を下見して来ました。
 
 
 杭州の中心地から車で3〜40分、獅峰という山の麓に杭州名産の龍井茶(中国語読み:ロンジン茶)で有名な龍井村があります。
 私は2回目ですが、以前はプライベートでしかも人について行っただけだったので、その正確な場所もどんなところかもあやふやでした。
 今回は、後日アテンドで説明ができるよう、しっかりカメラとiPhone(場所をマップに記憶させるため)を握り締め、頭も仕事モードに切り替えて臨みました。
 但し、午後からはまた市中心部で会議があるため、駆け足の視察です。
 
 
 日本からの上司とともにチャーター車でホテルを9時に出発。途中、省政府担当者を拾って一路「老龍井」へ。
 予定通り約30分で「龍井村」に到着。しっかりそう書かれた門があります。
 更に進むと「老龍井」と書かれた門が。この三文字は宋代の杭州知事蘇東坡の手によるものだそうです詩人として、そして何より杭州名物「東坡肉」で有名な蘇東坡です。
 「老龍井」には、西湖を冠した西湖三大名泉のひとつ、「龍井泉」、旱魃になっても泉が枯れることはなかったという言い伝えがある泉があります。ちなみにあとの二つは「虎跑」と「玉泉」。
 また、清の時代の有名な皇帝、乾隆帝がここを訪れた際このお茶を飲み痛く感動し、御用達にしたなどなどと伝説がある「十八棵御茶」があります。乾隆帝といえば、大好きな浅田次郎の「蒼穹の昴」「中原の虹」などに出てくるあの皇帝!もちろん、当時のものとは思えませんが、今でもこの18本のから作られる龍井茶は100g10数万元の値がつくと言います!
 ちなみに、ここに書かれている「十八棵」という文字は、乾隆帝の手によるものだとか。ほんとかよ?
 その後、沢山ある食事ができる会場を視察して回りました。
 この「老龍井」は、ちゃっかり観光施設になっていて、入るのに入場料が要るのです。
 今回、私たちは省政府の御威光で無料でしたが・・・但し、見学のあと、中の「龍井茶芸」という、茶芸を見ながらお茶を飲めるところで龍井茶を飲んだら、1人80元くらい取られました!
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 【かなりの急勾配なところに見事な茶畑がありました】
 
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 【蘇東坡の手によるという「老龍井」。中から外に向かって撮っています】
 
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【「龍井泉」ちいさなもんです】
 
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 【それらしくしてますね】
 
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 【乾隆帝にまつわる伝説が残る「十八棵御茶」】
 
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【小姐たちによる実演!お茶は高い!】

 
 
 「老龍井」視察のあとは、駆け足で「中国茶葉博物館」を見学し、「江南阿二」という地元レストランで夕食を食べて、ホテルに戻り、午後はアテンドしてきた皆さんと別れて1人、別の省政府機関に行って打ち合わせ。午後5時の新幹線で上海に戻り、事務所で待っていたお客さんと7時過ぎまで打合せして長い出張が終わりました。
 そうそう、「江南阿二」で食べた「荸荠」という食べ物。ゆりの球根のような日本では見たことのないこの食べ物についてつぶやいたところ、微博(中国版ツイッター)では、昨日から今日にかけて30以上の書き込みがありました。中国人なら誰でも知っていて、南方では「馬蹄」というそうです。知らなかった!
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【落花生、紅芋、とうもろこしと一生に出てきたのがこれ】
 
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【本文と関係ありませんが、前日に西湖畔の「抱青会館」で出てきた料理
大根と人参で作った龍があまりに見事だったので】 

 
 龍井村に関わる余談を一つ。
 この龍井村には「龍井ババア」という有名なおばさんたちがいます。
龍井村へ向かう市内路線バスのバス停や、龍井村の道端で観光客に何気なく話しかけて来て、龍井に行くのがわかると、案内するだ何だと言って、最終的には自分の店でお茶を買わせようとするおばさんたちのことです
 今回はチャーター車で、かつ省政府担当者が一緒だったので龍井ババアに話しかけられることはありませんでしたが、前回プライベートで行った時には、私も話しかけられました。
 その存在は知っていたので無視しましたが。
 まあ、それほど悪さをする訳ではないようですが、目的地と違うところに連れて行かれ、割高なお茶を買う羽目に陥るのはいやだからね。気をつけた方が良いと思うよ。老ババア心ながら。
 
 
 明日は日本も休みだししっかり休むつもりです。1日はこちらは休みだけど日本は出勤日だし、出張の整理と報告をしなきゃならないし、出勤かな。
 ではまた、再見!

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【上海通信:041号】はなまるうどん

 4月22日(日)。春うららかな上海です。
 今日の最高気温は、iPhoneの天気予報によると25度
 久々に日中は部屋の窓を全開にしていました。
 中国人は冬でも良く窓を開けるようです。私は冬の間はずっと閉めっぱなしでした。
 上海では空気が悪いので、空気を入れ替えてもきれいになるのかわかりませんが、それでも窓を開け放すと気持ちがいい!
 
 
 さて、上海には、日本語のフリーペーパー、フリーマガジンがいくつもあります。上海だけでなく、私が行ったことがある都市では杭州、大連にもありました。当然、北京にもあるでしょう。
 以前にブログに書いた「アコースティック・アルケミー」、「趙磊(ツァオ・レイ)」のコンサートも、フリーペーパーで情報を得て行ったものです。
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【駐在員とその家族の強い味方、日本語フリーペーパー・マガジン】
 

 
 去年までは、事務所にも届けられていたのですが、どういう訳か、最近、そのうちのいくつかが届かなくなりました。日本料理店などにも置いてあることが少なくなっています。景気と関係があるのでしょうか。
 
 
 私が土曜の朝に通っている二胡の教室にも2種類置いてありますが、その2つは、以前は事務所に届いていたのに今は届かなくなっているものです。最近はここで手に入れることにしていて、毎週楽しみにしています。
 私は出張が多く、二胡教室も半分くらいしか行けていません。
 昨日、ほぼ1ヶ月ぶりにレッスンに行ったのですが、実は、できたら古いフリーペーパーを保管しておいてください、と事前に先生にお願いをしておきました。
 
 
 そんな努力をして手に入れた最新号に、我が家の近所に「はなまるうどん」(中国名:花丸烏冬面)が開店したとの情報が載っていました!。
 開店は先週木曜日。開店から3日間、つまり昨日まではそのフリーペーパーを持参すればうどんが半額になるのですが、残念ながらそのキャペーンは昨日まで。
 「はなまる」は静岡の自宅の近所にもあって、1度だけ行ったことがあります。けっこう美味しかったし、やっぱり懐かしいので早速行くことにしました。
イメージ 2
【写真もきれい】

 
 混むのがいやなので、少し早めの11時半頃に「はなまる」があるショッピングモール「龍の夢」に向かいました。
 入り口付近まで来てふと、このどデカいショッピングモールのどこに「はなまる」があるのか確かめて来なかったことに気がつきました。ヤバ。
 その時、耳にしているiPodのイヤホン越しに後ろから日本語が。
「なんか、半額券が・・・」とか何とか聴こえてきます。
 ん、こいつらも絶対「はなまる」行きだ!
 
 
 そう確信した私は、何気ない振りして密かにその2人の後ろに着いて行きました。
 3つある大きな入り口のうち、青の入り口から入り、地下へ。
 ビンゴ!思ったとおり、「はなまるうどん」の看板が目に入って来ました。
 「いらっしゃいませーっ!」の声も。
 
 
 既に結構並んでいますが、店内には少しは空席があり、待たずに座れそうです。
 外にあるメニューを確認してから列に並ぶと、後ろの中国人が、「どうやって買うんだ?」と店員に聞いていました。
 私は看板メニューの「花丸烏冬面」(23元)に決め、えび天(5元)とげそ天(6元)を皿に取ると、後ろの中国人も私と同じものを選んでいました。賢いです。
 10数人並んでいるうちの4、5人が日本人で、注文カウンターで期限の切れた半額券の付いたフリーペーパーを持って交渉しているおっさんがいて、なかなか進みません。
 カウンターと、その先の案内役の二人の女性は、迷惑客にも笑顔を絶やさず、待っている私たちには、「少し時間がかかります。すみません」などと話しかけます。
 よく教育されています。素晴らしい!
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 【けっこうな行列でしょ】
 
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 【日本での価格知らないんだけど・・・こっちじゃ安いっ!てほどじゃないです】
 
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【開店祝い】

 
 次の客は、さっきの二人。日本語で「ぶっかけ!」「はなまる!」。
 1人おいて、私は中国語で「花丸烏冬面」。少し優越感!
「この番号札を持ってあちらの席でお待ちください。3分くらいかかります。」しっかり聴き取れて自己満足!
 番号札を持って席に着き、3分でうどんが出て来ました。時間も合格です。
 カウンターの先に置いてあった天かすをたっぷりかけて、早速いただきました。味も日本のと変わらず合格!以前一度だけケンタッキーでチキンを食べたら、変な臭さがあって、その後ケンタには行っていません。はなまるにはこれからも来るかも。
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【えび天が小さいのがちょっと不満。だけど5元だからね。】

 
 さて、今週も火曜から金曜まで出張です。
 慣れた杭州とは言え、ホテル暮らしは疲れます。
 今日、1缶3元の薄い青島ビールを仕入れたので、セブンイレブンで購入した大好きな辛いピーナッツをつまみにして飲んで、ゆっくり寝ることにします。
 ではまた、再見!
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 【スーパーで3元の青島ビール。写真は劉翔。オリンピック近いからね】
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 【唐辛子と山椒が入ってて、シャカシャカ振ってから食べます。辛くて美味い!】

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