【上海通信:031号】娯楽番組規制
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2012年2月5日(日)、寒い上海の夜です。
連日の休日出勤を終えて帰宅。心の平衡を保つため、愛用のギターに飛びつきましたが、指がかじかんで上手く弾けませんでした。上手くないのは元々ですが・・・
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この一週間はまさに仕事漬けでした。
月曜の午後、日本からの訪問団を上海浦東空港に迎え、そこから浙江省舟山市の普陀山空港に飛び、翌日、2つの政府関係トップを訪問。夜の歓迎宴を終えてホテルに戻って、深夜までメール、レポートなど事務処理。
水曜の朝に訪問団から離れ、舟山から杭州に車で3時間かけて移動。現地職員と合流して昼食後に省政府関係者と3時間にわたり協議。
その後の2日間で7箇所の省政府関係機関を回り、それぞれ1時間以上かけて協議。夜はホテルで事務処理等を行い、疲れ果てて金曜の夕方に上海に戻りました。
ホテルで若干の事務処理ができたとはいえ、一週間の訪問・調査の整理、レポート、そしてその間にたまった主としてメールによる依頼や照会等に対処できるはずもなく、昨日の土曜日も平日どおり出勤。加えて今日も午前中から公用が入り、その後、出勤してやっと帰宅した次第。
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以前、私個人の微博(ウェイボー)上で、中国人の女性から「日本の男性は皆ワーカーホリックですか?」なんて質問がありました。
一般的な疑問だと思って「それは人によるし、自分では望まなくても仕事の状況で仕方なく仕事漬けになってる人も多いと思うよ。」などと答えました。
そうしたら、「私の日本人の彼氏は、中国に来る来ると言いながら、仕事が忙しいとの理由で1年以上来ないので別れました。」なんて返ってきました。
それにはなんて反応して良いのかわからないので、そのままにしておきましたが、ちょっと身につまされる思いでした。
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私は、正直言って、仕事第一主義ではありません。
いくら仕事が忙しく、また大事な仕事があったとしても、家族や趣味や友人とのつきあいなど、仕事以外のことに心と時間を割きたいと常に思っています。
だから、いくら仕事上で大きな成果を上げたり出世していても、仕事だけの人は全く尊敬できないし、却って哀れだと同情さえしてしまいます。
そんな私も、今は他人から見ればワーカーホリックに見えるだろうな。ヤだな。
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てなつまらない話はやめにして、と。テレビの話を少し。
上海に来てから、テレビはあまり見なくなりました。日本でもテレビドラマはあまり見なかったけど、NHKスペシャルなんかは良く見てました。
今は、NHKワールドプレミアムが見れて、あとは回線によってブツブツ切れてひどい状況ではあるけれど、インターネットテレビで日本のほとんどのチャンネルを見ることができます。
でも、日本のテレビで見ているのは、NHKの朝7:00のニュースと大河ドラマくらい。
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では、中国のテレビはというと。
こちらでは、日本では考えられないくらいたくさんのチャンネルがあります。
中国中央電子台(CCTV)という日本のNHKに相当するようなテレビ局には、総合、ニュース、教育、スポーツ、娯楽、ドキュメンタリーなどがあるし、各都市ごとに地上波、衛星などのチャンネルがあり、ホテルなどでは100近いチャンネルが見られるところもあります。
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でも、私がいつも見るのは、朝のCCTVのニュースを20分くらい。
あとは、時々つけてみて、何となく面白ければちょっと見るくらい。
こちらの番組は、ほとんどのセリフに中国語の字幕がついているので、それを見ればドラマも何となくわかります。
でも、20回のドラマであれば、1日2話、それを10日連続で放送する、というような形式が多いので、通して見ることはほとんどできません。
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ドラマの他にも多くのエンタメ番組があり、お話ししたいこともあるのですが、今日はその内容ではなく、今年1月から実施されているエンタメ番組の規制についてちょっと。
去年の10月、国の通知があり、今年1月1日以降、国内の衛星テレビが放送するエンタメ系の番組の数などを宣言し、視聴率による番組のランキング付けも禁止することになったのです。
具体的には、34の衛星テレビを対象に、午前6時から午後12時までの時間帯には2時間以上のニュース番組を放送し、エンタメ系の番組は毎週2本までとする(!)。しかも、午後7時半から10時までのゴールデンタイムには90分を超えてはいけない(!!)。
これは、昨年の国の会議で決められた「文化体制改革の深化」に対応した措置だと見られています。「文化」に関する決定により「文化」を規制しているのです。
中国のテレビ局は全て国の管理下に置かれているので、仕方ないんですね。
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私も春節の前には、上海の東方衛視という衛星テレビで「中国達人秀」という人気番組や、お見合い番組などをいくつか見ていました。
ところが、今年に入ると、CCTVではギネスブックに挑戦!みたいなエンタメ番組をしきりに流しているのに、その時間帯に東方衛視に切り替えるとニュースをやっていたりします。
CCTVは件の規制を受けていないのです。
先日、中国の大学教員の方とずっと一緒に話をしたことがありましたが、その時その方は、この規制はCCTVの視聴率回復策に違いない、と言っていました。そうなのかもしれません。
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今年に入って、上海の大衆紙の紙上には、この規制を受けて「何を見る?」なんて見出しが踊ったこともありました。
まあ、私にとっては、あまり影響のない話ではありますが、非常に興味深い出来事でした。
それより今の私には、微博が厳しい規制を受けたら困ります。今、仕事以外では微博に依存気味なので・・・気をつけなければ!
ではまた、再見! |
