【上海通信:044号】最美教師
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朝は小雨模様、その後曇りのはっきりしない天気の上海です。気温も最高が21度程度、今日はパーカーを羽織っての休日出勤でした。
先週は、土曜から月曜にかけて訪中団があり、上海通信は2週間ぶりになります。
土曜の出張というのは意外に多くて、ほとんどが午後から。
そこで、土曜朝の二胡のレッスンはできるかぎり欠かさないよう、出張の支度をしてコロコロを引いてレッスンにでかけ、レッスン後に事務所に寄って資料等を整理してから出張、というケースがこれまでに3回。
レッスン態度の優秀な生徒です。それでも欠席が多いけどね。
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先週の出張は、浙江省海寧市。銭塘江の逆流が見られることで有名な塩官があるところ。
中国は、大まかに言って省の下に地級市というのがあって、その下に県があります。ところが、その県と同レベルの県級市というのもあってちょっと複雑なのですが、この海寧市は嘉興市という地級市の下の県級市です。
土日の休日を含んだ訪問だというのに、心温かく迎えてくれて感謝感謝でした。
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金曜には、日帰りで浙江省杭州市に出張でした。
この時には、市内某所で偶然にも丹羽宇一郎駐中国大使とお会いし、挨拶を交わすことができました。その前日に浙江省トップの趙洪祝・共産党委員会書記と会談された関係で滞在されていたのです。
この会談では、静岡県との友好関係の話も出たことが、ネットの報道にも出ていました。良かった良かった。
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話は変わりますが、最近の新聞やテレビで話題なのが「最美教師」。最も美しい、というか素晴らしい教師、ということです。
中国では、特定の人物の善行や努力を取り上げ、それに学べ、といったキャンペーンが非常に多いのです。3月25日の本欄でもお伝えしたように、毛沢東時代の「雷峰に学べ」は、今でも頻繁にマスコミで宣伝されています。
昨年の7月には、杭州市の呉菊萍という女性がアパートの10階から墜落した少女を両手で受け止め、左手を粉砕骨折しながら助け、この事件は、繰り返し報道され、呉菊萍は「最美ママ」として全国的に有名になりました。
ちなみにこの呉菊萍さんは、電子商取引大手・アリババの社員で、アリババは呉さんの正義行為に対して、20万元の奨励金を与えたとのことです。
蛇足ですが、この奨励金の使い途を聞かれた呉さんが、寄付とかの更なる善行を期待したらしいマスコミに「自分のために使う」と答え、一部やっかみもあったらしいです。いずこも同じ?
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さて、「最美教師」事件ですが、ロシア国境に接する黒竜江省ジャムスという町で、交通事故に遭いそうになった生徒をとっさに押し出して自分が身代わりになり、両足切断の大けがをした29歳の女性中学教師のことです。
張麗莉と言い、5月8日夜、校門前の道路で下校中の生徒にバスが向かってくるのに気付き、逃げ遅れた生徒2人を突き飛ばして助け、張さんはバスの下敷きになりました。手術を受け、意識を取り戻しましたが、今も予断を許さない状況だとのことです。
【人民日報の記事。なんとなくわかる?】 ◆
共産党機関紙「人民日報」にも繰り返し記事、評論が掲載され、中国中央テレビ(CCTV)も毎日大々的に報道。私がいつも読んでいる(というか見ている?)上海の大衆紙「新民晩報」では、記者がその中学校に行って教師や学生に取材して特集まで組んでいます。
党最高指導部の李長春氏は自ら見舞いの言葉を贈り、既に模範労働者に贈られる「全国五一労働奨章」などが授与され、支援募金も集まっているとのことです。
一刻も早い回復を祈っています。
【こちらは「新民晩報」。大衆紙です。】
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ビールとピリ辛ピーナッツで英気を養うこともできたので、今週も頑張ります。ではまた、再見! |
