無題
逸話
あるお寺の住職から紹介された逸話でありますが、ブログを書かれている皆さんにも、ぜひ紹介したく久々にブログを書きました。
これは今もなお愛され、度々上映されている人間浄瑠璃『曽根崎心中』のその作者・近松門左衛門が若かりし頃の話であります。
かねてより出入りしていた懇意な数珠屋が近松を訪ねてきました。
この男はいわゆる半可通で、早呑み込みという性格で、何にでも興味を示す厄介な人物でした。
ある時、近松がちょうど出来上がった自作の浄瑠璃に丹念に句読点を打っていたところ、半可通の数珠屋が側にやってきて横から覗き込み、こういいました。
「おかしなことだ。漢文ではあるまいし、読めば誰でも分かりそうなものを、天下の近松ともあろうものが句読点を打つなんて・・・・・」
近松は、また余計なことをと腹の中で思いましたが、(こう
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