チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
先週に続き、きょうもハワイについてです。



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このパッケージを見ただけで何かわかる、という方も多いのではないでしょうか?
ハワイのお土産の大定番ともいえるマカダミアナッツのブランド「マウナロア」。

マウナロアとはハワイ語で「長い山」という意味。
先週のブログにも登場した、ハワイ島に鎮座する4000m超の山のひとつです。
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(車内から撮ったマウナロア。全然高い山に見えないのは、山が長すぎて斜面がなだらかになっているから)


1946年、マウナロアの斜面にマカダミアナッツの自社農園を開いたことが、名前の由来になっています。



このマウナロア山の標高3397mには、米国海洋大気局(NOAA)の大気観測所「マウナロア観測所」があります。
大都市から遠く離れた太平洋のど真ん中に位置するハワイ。
その中でも標高の高いマウナロアは、人間活動や植物の呼吸の影響を直接受けず、大気の状態を正確に把握することができるため,二酸化炭素の長期的な変動の観測に適しているんです。
1958年チャールズ・キーリング博士によって観測が開始され、ここで得られた二酸化炭素濃度のデータは世界の指標となっています。

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最新の31日間の二酸化炭素濃度 赤丸は1時間ごと、黄丸は1日ごとの平均
(マウナロア観測所HPより)




一方、マウナロア山の隣には、マウナケア山という、これまた4000m超の山があります。
マウナケアはハワイ語で「白い山」という意味。
白い=雪のことで、昔はスキーの大会もあったんだとか。

こちらは、ハワイ島でお世話になったガイドさんにいただいた写真。
先週の様子ですが、しっかり雪が積もっています。
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(マサシのネイチャースクール 山本茂さん12月1日午後6時頃撮影)

 



そして、このマウナケア山頂付近には、日本が世界に誇る「すばる望遠鏡」があります。

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・高い晴天率(ガイドさんいわく90%)
・大気の安定性
・湿度が低い
・人工光がない
こういった条件が揃うことから、ここは天体観測に理想的な場所と言われています。
すばる望遠鏡以外にも世界屈指の望遠鏡がずらりと並んでいました。

(余談ですが…夕陽&星空観測ツアーで、外からすばる望遠鏡を見学できたのですが、
私自身、気象に携わることで日々の観測の大切や大変さ、そして何よりありがたみを痛感しているので、同じ空に携わる方がこんな所で頑張ってくださっているんだと思うと、こみ上げるものがありました。)






マウナロアには大気観測所。
そしてマウナケアには天体観測所。
ハワイ島には地球を、そして宇宙を見守る大切な観測所がある。
この事実は、「ハワイ島だからありのままの自然の姿を映し出せる」ということを物語っているような気がします。
誰もがハワイに魅力を感じる深層心理はこんなところにあるのかもしれません。




福岡良子

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通貨にもなる海の宝石



おはようございます。 多胡安那です。

今年も残り少なくなり、季節は冬へと変わりました。
夏の間、海水浴客でごった返していた海岸もすっかり静けさを取り戻し、
ゆるやかな時間が流れています。

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わたしは夏よりも冬の海の方が好きなので、これからが海シーズン。
先日も、湘南海岸へビーチコーミングをしに出かけてきました。


ビーチコーミングとは、簡単にいうと、砂浜に打ち寄せられた漂流物を拾って歩くことです。
貝殻やシーグラスを探す楽しみもありますが、
海や海岸をきれいにするクリーン活動としても知られています。


中でも、シーグラスは元々は人間が投棄したガラス瓶などのゴミ。
それが海に揉まれることで出来上がったものなので、拾うことは海の美化へとつながります。


実際拾ってみると、シーグラスはゴミだったとは思えないほど綺麗なものが多く、
ぬれた時の輝きから「海の宝石」と呼ばれることも。

古いものは尖った部分が取れて丸みを帯びてくるので、
アクセサリーや雑貨のパーツに利用されることも多いんです。

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そんなシーグラスが今、お金として使えることをご存知でしょうか?

その名も「ビーチマネー」と呼ばれており、現在は湘南だけでなく、
北は秋田から南は鹿児島までの全国16都府県、
さらにはハワイ州オアフ島やアメリカ、台湾など、およそ150店舗でお金として使われています。


ビーチマネーの基本条件は、        
                                     角がしっかりと取れているもの
             直径が2.5〜3センチ以上あるもの
                           海で見つけたもの

金額は店舗によって違いますが、一つ30円〜50円くらいの価値で使われることが多く、
赤や青、黄色といった珍しい色だと、200円相当にもなるようです。


ビーチマネーは、海を愛する人たちの思いによって作られた通貨。
そんなエコマネーには、
”世界中のビーチをきれいにしたい!!”という熱い思いが込められています。



多胡安那


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こんにちは、宮城の小杉です。
 
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遅ればせながら先日、自動車のタイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換しました。ネクスコ東日本が先月末に行った調査によると、既に宮城県内を走る車の約9割が冬用タイヤに交換しているそうです。
 
「そんなの東北なら当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、仙台市中心部など宮城県の東部は太平洋側の気候に属するため、雪が降り積もることは決して多くありません。
 
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札幌・秋田・仙台・東京で積雪が5センチ以上の日数を比較すると、札幌や秋田はこれから先の時期は月の半分以上は5センチ以上の雪が積もっているのに対して、仙台はせいぜい月に3〜4日=雪の積もっていない乾燥路面を走ることの方が圧倒的に多いのです。
 
それでも宮城県の約9割の人がスタッドレスタイヤに交換するのは「近隣の雪深い地域に行くことがあるから」というのもありますが、それ以上に「万が一降った時に備えるため」です。万が一に備える、これも小さな防災です。
 
上のグラフでは、東京は仙台以上に雪が少ないですが、それでも年に1〜2回は雪が積もり、そのたびに交通機関に大きな影響が出たり、普通の靴で歩いた人が転んでけがをしたりしています。
 
私自身つい2年前までは東京に住んでいましたし、またタイヤの交換はコストもかかることなので「東京の人も冬タイヤを履きましょう!」とは気軽には言えませんが、せめて雪道用のブーツや靴くらいは万が一に備えて持っておいてもいいのではないでしょうか。


小杉浩史
http://www.weathermap.co.jp/caster/kosugi-hirofumi/

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