チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
おはようございます。新潟の宮崎です。

現在、強い台風10号が接近中です。
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3日間の予想進路を見ると、暴風域を伴って、30日(来週火曜日)にかけて北上する見込みです。

ただ、その後5日間の予想進路を見ると、
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火曜日以降、西へと進路を変え、東日本に接近・上陸するおそれがあります。

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、台風の予報円について少し紹介します。

予報円とは、この円の中に、台風が入る確率が70%という意味です。
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なので、必ずしも台風は予報円の中心(黄緑線)を通るとは限りません。
(東の黄色線や右の赤線で示したようなルートもありうるということです。)

また、予報円が大きいということは、台風が大きいという意味ではなく、
予報に幅がある=進路があまり定まっていない、ということです。
(なので、時間が先に進むほど円が大きくなっています。)

今回の台風10号は、台風の進路もよくあるパターンとは異なりますし、
上空には寒気も入り込み、広く影響を及ぼすおそれがあります。

今後の気象情報をこまめに確認し、
ベランダや庭の荷物を片付けておくなど、
週末で是非、台風への備えをお願いいたします。


宮崎由衣子

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現地を見る

こんにちは。北海道の浜崎慎二です。
先日、夏休み中に北海道を旅して、その際にアメダスに立ち寄ってみました。
これまで偶然近くを通りがかってアメダスを発見したことがありますが、
アメダスを探していってみようというのは初めてです。
今回は2つのアメダスを訪れました。

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こちらは渡島地方の『八雲町』のアメダスです。
アメダスは草むらの中などにひっそりとあることも多いです。
さらに今回参考にした地図はポイントが微妙にずれていて、
近くまではたどり着いてもそこから発見までが意外と難しかったです。

じっくり拝見してみると、
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降水量気温積雪深日照時間風向風速の測器が付いています。
アメダスをこんなにまじまじと見たのも初めてです。

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アメダスの足元を見ると、周囲は草むらですが、敷地内は緑のマットが敷いてありました。

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注意書き。ごもっともです。そして『函館海洋気象台』となっているところにテンションが上がりました。
(現在函館は『地方気象台』に変わっています。)

そしてもうひとつ、長万部のアメダスも訪れました。

こちらは個人の敷地の中にあるようで、写真は撮れませんでした。
ただ、比較的背の高い木などに囲まれて足元も地面がむき出し。八雲とはずいぶん条件が違うようです。
測器(観測要素)は八雲と同じでした。

現地を訪れるとどんな条件で観測しているのかがわかり、観測データを見る際に役立ちそうです。
また、道の駅めぐりが趣味(道内全117駅制覇)の僕としては、アメダスもすべて回ってみたいと思いました。

きょうもそんなアメダスが活躍しています。

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寒冷前線が通過して北日本を中心に雨が降り、北海道ではあすにかけて大雨のおそれがあります。
相次いで3つの台風が上陸した北海道ではこれまでの雨の量が多くなっていて、
土砂災害や低い土地の浸水に警戒が必要です。

浜崎慎二
http://www.weathermap.co.jp/caster/hamazaki-shinji/

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こんにちは、福岡良子です。


台風がここ1週間で立て続けに3個も北海道に上陸しました。
これは観測史上初めてのことです。

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17日 台風7号が襟裳岬付近に上陸

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21日 台風11号が釧路市付近に上陸

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23日 台風9号が日高地方に再上陸



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(気象庁HPより)

北日本太平洋側では8月以降、台風や前線の影響で記録的な雨量となり
8 月 1 日〜22 日の降水量は、平年の241%となっています(8 月降水量の最も多い記録は1998 年の 222%)。

根室や網走では8月の降水量が現時点ですでに1位の記録に。



一方、晴れ続きの西日本は記録的な暑さ。
8月の気温としては2010年に次ぐ高い値で経過。
また、日射で暖められた西日本周辺の海域では、海面水温も記録的に高くなっています。
東シナ海北部、日本海南部の8月中旬の旬平均海面水温は、1982年以降で最高となりました。
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(気象庁HPより)



北の大雨と西の猛暑。
この極端な天気の原因を突き詰めれば、
日本の南東海上やフィリピン付近での対流活動が活発であることをはじめ、上空の低気圧性の渦や偏西風の蛇行など、
様々な要因が絡み合った結果、ということになりますが、大まかな原因はどちらも高気圧。


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(気象庁HPより)

本来であれば日本の真上を覆っているはずの高気圧が今年は日本の東と西で分かれ
高気圧に覆われた西日本は猛暑となり
覆われなかった北海道は、台風や湿った空気の通り道となり大雨となりました。



そんな北海道を追い詰めるようにあす北海道に再び大雨のおそれが出てきています。
きのうも北海道羅臼町で土砂崩れが起きたというニュースがありました。
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前線が停滞するため、あさって以降も雨が続くおそれがあります、
土砂災害や川の氾濫など、予断を許さない状況が続きそうです。



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一方、しっかりと暖まった海水の上でどんどん成長を続ける台風10号。
土曜日には中心気圧は920hPaまで下がり猛烈な勢力にまで発達する予想に。

そして、わざわざ成長して日本に帰ってくるようです。
土曜日頃からUターンを始め、来週火曜日に本州のどこかに上陸する可能性が高くなってきました。

今から地域や時間を絞りこんでお伝えすることは難しいですが
もし本州に近付けば、前回、関東を直撃した台風9号よりも影響が大きくなることが考えられます。
自分は関係ないと思わず、安全第一で、予定変更も考慮されるなど、早めの台風への備えをお願いします。


すでに何かと記録的な8月となっていますが、この台風で新たな記録が生まれないことを願うばかりです。


福岡良子

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