チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

竜巻注意情報 細分化

こんにちは、高知の岡田良昭です。
 
今年の105日の昼過ぎ、高知市および南国市で突風が発生し、
樹木が根こそぎ倒されたり、工場の屋根が飛ばされるなどの被害がありました。
 
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突風発生時に、移動する竜巻の映像や移動する渦の目撃証言が複数得られたこと、
被害や痕跡が帯状に分布していたことから「竜巻」と判断されました。
 


そのときの天気図です。

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日本海にある台風18号に向かって湿った空気が流れ込んでいました。
これだけでも、大気の状態が不安定なりますが、台風18号はすでに温帯低気圧に変わり始めており、
上空およそ3000メートル以上では西から乾燥した空気が流れ込んでいました。
その境目に線状の降水帯がつくられ竜巻が発生しました。
 
 
 
このとき、高知県には「竜巻注意情報」が出されていました。
しかし、県単位での発表なので、高知県全域に発表されており、
自分の住んでいるところは大丈夫だろうと思っていた方が多かったのではなかったのでしょうか。
竜巻注意情報には、局地的な影響が分かりにくいという問題がありました。

 
ただ、今月の15日からは竜巻注意情報が
「高知県中部、東部、西部」などの天気予報と同じ細分区域に地域を絞り込んで発表されるようになります。

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(気象庁)
影響が予想される地域をより絞り込むことができます。
住民にとって、竜巻注意情報をこれまで以上に、自らの危険として認識できるようになると思います。
 また、国土交通省のレーダーなどを活用することにより、より早く、より精度よく発表することが可能になります。
捕捉率は約40%から70%に改善されます。



実際に竜巻に対する注意が必要なのは発達した積乱雲の近くにいる人だけですが、
竜巻注意情報が発表されたら、まず空を見て、
・真っ黒い雲が近づき周囲が急に暗くなる
・雷鳴が聞こえたり、雷が見えたりする
・ひやっとした冷たい風が吹き出す
・大粒の雨が降り出す
これらの現象が確認できた時には、安全確保の行動につなげて下さい。


岡田良昭

 

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今年もやつが現れた

こんにちは。北海道の浜崎慎二です。

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低気圧が急速に発達してきょうの道内は日本海側を中心に猛吹雪となっています。
猛吹雪に警戒が必要ですし、局地的な大雪のおそれがあります。

そんなすっかり冬らしくなった道内では、ことしも嫌なやつが現れ始めました。

それはブラックアイスバーンです。

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車道部分は雪がとけて濡れているだけのように見えますが、実は凍結しています。
歩行者でもただの濡れている路面との見分けが難しいくらいで、
横断歩道を渡るときに危うく『今季初転び』となってしまうところでした。

さらに、こんな路面にも注意が必要です。

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一見ただの積雪路面に見えますが、よく見るとタイヤの筋が日に照らされて光っています。
これは『圧雪アイスバーン』と呼ばれる状態で、雪が踏み固められて固まり、
さらに度重なる車の通行で磨かれてアイスバーン状態になったものです。
ただの積雪路面に見えても結構滑ります。

札幌では今の時期はこうした路面に特に注意が必要です。
というのも、今週の札幌の最低気温と最高気温の変化を見ると、

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最低気温は氷点下、最高気温はプラスという日が続いています。
日中とけた路面が夜間には凍結して、ブラックアイスバーンなど危険な路面状況が出現しやすくなります。

この先、来週はまた強い寒気が流れ込んで寒くなりそうです。
路面状況の変化に注意が必要な状態が続きます。


浜崎慎二
http://www.weathermap.co.jp/caster/hamazaki-shinji/

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こんにちは、福岡良子です。

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先週、遅い夏休みを頂き、友人の結婚式でハワイに行ってきました。
今回は、オアフ島に加え、ハワイ島も訪れたのですが、ハワイ島で参加したツアーのガイドさんがこんなことを教えてくれました。

「ハワイには、世界にある17の気候区分のうち11がある」


ハワイといえば常夏というイメージですよね?
でも年中雨のところもあれば、山では雪だって降るんです。
実際、私がマウナ・ケア山(標高約4200m)を訪れた時も、前日に降った雪が道端に残っていました。

熱帯から寒帯まで、多種多様な気候を生み出すのは「ハワイの風と山」です。

ハワイは年間を通じて、北東からの貿易風が吹きます。
そして、ハワイ島の真ん中には、マウナ・ケアにマウナ・ロアと4000m超の巨大な山々が鎮座しています。

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マウナ・ケア山頂より



この山に北東からの風がぶつかり雨雲を形成
→風上で雨を降らせる
→水分を落とした空気は山を越えて島の西側へ

つまり、ハワイは東側で雨が多く、西側は雨が少なくなります。


だからハワイの主要リゾートは、島の南西部に作られることが多いんです。
オアフ島にはハワイ島ほど高い山はありませんが、ワイキキもやはり島の西側ですし、
参加した結婚式場があるコオリナも、ワイキキから車で西へ約1時間で、そこには結婚式場が集中していました。


これ、日本の冬型の気圧配置と原理は同じですよね。
大きく違うのは、日本では平地でも雪が降る、ということ。
しかも今夜から北日本の日本海側では大雪となるおそれが。
原因は台風並みに発達する低気圧。
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(あす夜天気図・気象庁HPより)

北陸〜北日本では暴風にも警戒が必要です。
今夜〜あすにかけて、北日本は猛吹雪となり、車の運転など非常に危険な状態となりますので、早め早めに対策をして、どうか無理のない行動をお願いします。



福岡良子

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