チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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2万年前のこと

 
こんにちは。仙台の平野です。
 
今年も残すところあと1ヵ月になりました。
夏の記録的猛暑を忘れてしまうくらい、一気に冬へ突入しているような印象を受けます。

宮城でも、最高気温が1ケタという日が出始め、
そろそろスキー場もオープンという季節になってきました。
 
 
そして、きょうは、さらに寒くなっていただく・・・というわけではありませんが、
今から2万年前の氷河期の話題を一つ。

仙台に、その当時の様子を知ることができる、珍しい遺跡があります。
「地底の森ミュージアム」として公開されている「富沢遺跡」です。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
 
富沢遺跡は、1982年から発掘調査が行われ、
弥生時代から明治時代にかけての大規模な水田遺跡として知られるようになりました。
そして、さらに下層の調査を進めた結果、
1988年3月に、地下5メートルから、
2万年前の氷河期の森と人の生活した痕跡が一緒に見つかりました。
世界的にも例のない貴重な発見です。
 
このミュージアムでは、特殊な技術によって、
世界で唯一、それを発掘したままの状態で保存・公開しています。
 
発掘された樹木は、主にトミザワトウヒ(絶滅種)などの針葉樹。
2万年前、仙台の平均気温は今より7〜8℃低かった。
海面は今より100メートル近く低く、日本列島は大陸と陸続きか、それに近い環境で、
仙台では、夏と冬の気温差が大きく、雨が比較的少ない大陸性の気候だった。
このようなことが、この遺跡から明らかになっています。
 
氷期と間氷期は、およそ10万年周期で繰り返していることがわかっています。
またいずれ、この遺跡のような気候になっていくのかと思うと、不思議です。
その時は、人類は一体どんな生活をしているのか、そんなことも気になってきます。
 
 
このまま地球温暖化が進んだとしても、
いずれはまた、寒冷な時期がやって来るのだろうと思われます。
 
ただ、だからといって、温暖化を気にしなくていいというわけではないように感じます。
次の氷期がやって来るのは、おそらく何万年も先のことです。
 
 
世界には、目先の温暖化による海面上昇で、
住環境を奪われようとしている人たちもいます。
まずは、もっと短い期間で考えて、
よりよい環境を作っていくために、努力していく必要があるのではないかと感じました。
 
 
平野 貴久

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次の氷河期に地球上に人間はいるのでしょうか? 削除

2013/12/2(月) 午後 3:36 [ 橋本典和 ] 返信する

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実は私が住んでいる地域は「遺跡」でもあります。写真の年代よりははるかに近年ですが「弥生式土器時代」でして、我町内数平方キロメートルは古代の遺跡の真上にあります。

小学生時代には大学から調査団が来て発掘していましたよ。数年前も経済産業省の名古屋産業技術研究所移転後の跡地も発掘調査していました。その後跡地は市立病院になりました。

私も小学生時代に近所の公園(石碑が建っています)の地面を掘ったら土器が出てきました。その公園の樹に昇ったら枝の谷間に脚を挟まれで降りられなくなり近所の人に助けられた。今思えば古代の人の たたり だったか。

「西志賀貝塚」と言います。 削除

2013/12/2(月) 午後 5:34 [ ひよこぴよ ] 返信する

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