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伊ベルルスコーニ内閣の信任案可決

【ローマ】イタリア下院は14日、ベルルスコーニ首相の信任案を僅差で可決した。ユーロ圏第3位の経済大国であるイタリアが欧州債務危機への対応策を迫られるなか、政権崩壊の事態はとりあえず免れた。

 ベルルスコーニ内閣の信任案は賛成316票、反対301票で可決された。可決に必要な過半数は309票だった。同内閣にとってこうした信任投票は2011年に入ってから8回目、この12カ月では9回目となる。首相は、不安定な中道右派の与党をまとめるための手段として信任投票を何度も使ってきた。
 中道左派の野党は議事妨害戦術で首相を退陣に追い込もうとしたが、首相は「(野党の)奇襲攻撃は失敗した」と表明した。
 信任案可決により、首相はとりあえず政権を維持できたが、ビジネスリーダーや欧州規制当局、投資家からの風当たりは依然として強い。首相反対派は、信任案に賛成票を投じた議員に、低迷するイタリア経済の活性化に必要な経済改革を断行する意思があるのかどうか、疑問を呈している。
 首相は、決定が長引いている経済活性法案など、イタリアが直面する喫緊の課題に対応することを確約した。しかし、アナリストや政治評論家は、保守連立政権内の亀裂は深まっており、政権は再び存続の危機にさらされる可能性があるとみている。
 バークレイズのアナリスト、ファビオ・フォイス氏はレポートで「連立政権にとって、経済活性化法案の最終可決がもう1つの試金石になる可能性がある」と述べている。
 ウニクレディトのアナリストも、14日の信任案可決で「選挙前倒しの可能性に関する政治的不安定は回避できた」としながらも、今後の道は険しいと警告。イタリア銀行(中央銀行)の現総裁で欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に決定しているドラギ氏のイタリア中銀総裁ポストの後任をめぐる内部での指名争いなど、様々な問題で連立政権内に新たな亀裂が生じる可能性があると述べた。さらに、「経済活性化法案の最終案や構造改革などいくつかの問題で連立与党内では依然として分裂がみられる」と指摘した。
 イタリア国内の街頭では、スペインの「インディグナドス(怒れる者たち)」とよばれるデモ活動や米国でのウォール街占拠運動に似たデモ活動が発生し始めている。ローマ市内では数十人のデモ参加者がイタリア銀行の本店前の通りに居座り始めた。
 ミラノでは14日、大規模な学生デモを離れた少人数のデモ隊が卵やゴミをゴールドマン・サックスのオフィス入り口に投げつけ、ビルにはベルルスコーニ反対のスローガンがスプレーで落書きされた。ベルルスコーニ首相一族の持ち株会社、フィニンベストの広報担当者によれば、同じグループはまた、ミラノにある同社本社 にも押しかけようとしたが、警官に阻止された。デモ隊によれば、15日にはローマで数万人規模のデモを行う予定。
 エコノミストやビジネスリーダーは、1兆9000億ユーロ(約204兆円)に上る政府債務を削減し、ユーロ圏で経済成長率が最低となっているイタリア経済を立て直すためには、テクノクラート型の内閣の方が望ましいとみている。
 しかし、ベルルスコーニ首相は屈する姿勢をみせていない。首相は高まる退陣要求の声をはねつけ、14日の信任投票を行った。同首相は、退陣拒否の構えを見せ、テクノクラートに政治は任せられないとしている。
 中道左派野党のピエルルイジ・ベルサーニ党首は信任案可決後、「この政府は信任投票のやりすぎで死ぬだろう」と皮肉った。


>ベルルスコーニ内閣の信任案は賛成316票、反対301票で可決された。

へぇ〜〜、ベルルスコーニくん信任案が可決されたんだ〜良かったね。

>同内閣にとってこうした信任投票は2011年に入ってから8回目、この12カ月では9回目となる。

(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

なんですと〜〜今年に入って信任投票が8回目?

ほぼ、毎月のように信任投票しているのw

どれだけ信用されてない内閣なんですかw

>首相は、決定が長引いている経済活性法案など、イタリアが直面する喫緊の課題に対応することを確約した。

なるほど、緊縮財政法案は可決されたけど、経済活性化法案が決められないのか・・・

これは、投資家さんから不評を買うよね。

緊縮財政法案についてはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/30274457.html

イタリアといえば、PⅡGS10年債利回り7%理論によると、10月が危機突入ゾーンだと思っていたが、最近のイタリアとスペインの利回りってどのくらいなんだろ?

イタリア感染最前線−破滅まであと2ポイント⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/29900962.html


イメージ 1

なるほど、ECBがイタリアをスペイン国債の買入を始めたおかげで、5%台まで落ちたんだ。

トリシェくんのバズーカが威力を発揮したわけだなw

トリシェ・バズーカについてはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/30079914.html

でも、よく見ると結局上昇しているな・・・トリシェ砲も今月で終了だしな。

>イタリア銀行(中央銀行)の現総裁で欧州中央銀行(ECB)の次期総裁に決定しているドラギ氏のイタリア中銀総裁ポストの後任をめぐる内部での指名争いなど、様々な問題で連立政権内に新たな亀裂が生じる可能性があると述べた。

来月からは、ドラギ砲が炸裂するのかな?

>中道左派野党のピエルルイジ・ベルサーニ党首は信任案可決後、「この政府は信任投票のやりすぎで死ぬだろう」と皮肉った。

イタリアは、まだまだ危険だなwww

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閉じる コメント(4)

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欧州危機が発覚してからの対策をみると、

(1)欧州各国は経済が危機的状況なのに、危機が表面化している国に対し、融資条件として緊縮財政を義務付け、行わせる。
(2)結果として益々経済が悪化、税収が減り財政も悪化。それを見て格付け会社が、格付けを引き下げる。
(3)より一層の緊縮財政をせまる。

コレの繰り返し。「経済理論」では対策は正しいのかも知れないけれど、現況化では経済規模が収縮し、失敗するだけです。

結局、出口が見えず、長期化すら予想される現在の危機的状況をみれば、どこかで「反転攻勢=積極財政出動」をしかけるしか、現状打破の道はないようにみえるが?。 削除

2011/10/16(日) 午前 7:56 [ 後南朝 ] 返信する

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今年信認投票8回??そりゃ、ものすごいですね。

ローマの様子を探してみたら炎につつまれてるじゃないですか!! 削除

2011/10/17(月) 午前 0:23 [ tokyosilver999 ] 返信する

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後南朝様
おっしゃるとおりですね。
通常、経済危機に陥った国は、通貨が暴落して輸出が増えることで経済が回復に向かいますけどね。ユーロ国は・・・

2011/10/17(月) 午前 8:43 [ 鉄人4号 ] 返信する

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tokyosilver999 様
スペインと共に、イタリアもかなり危険な状況は変わりませんねw

2011/10/17(月) 午前 8:44 [ 鉄人4号 ] 返信する

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