両毛野糞のつれづれ学習野糞

両毛地域を動き回る野糞のような男であり続けたい。

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新聞屋時代の友人がパソコン教室に遊びに来た

 私は二十歳の頃、東京の北区上十条で新聞配達のアルバイトをしていた。
 あの時はかなりすねていて、かなり自尊心が強かったくせに一度落ちこぼれて絶望して立ち直ることができなくて、空虚な日々を過ごしていた。

 上京した時に何故か新聞屋さんで働いていた同僚の学生さんにストリップ(道頓堀)劇場に連れていってもらった(笑)。有名な店で映画にもなったから知っている人は知っているだろう。今はもうつぶれた。しかし、それが私の東京生活のはじまりだった。

 一応予備校にも在籍した。しかし、最初の2か月しか通わなかった。学費は自分で払っていたからお金がもったいないという気持ちにもあまりならなくて、図書館に行って勉強もせずに本ばかり読んでいた。

 しだいに生活がが逆になり、夜中起行動し、朝新聞を配りそれから夕刊の時間まで寝て、また夕刊配ったら寝ないで朝刊まで起きていた。

 4畳半の便所が臭くて共同の風呂なしアパートに住み、テレビのない部屋の中でやたらに孤独に感じて泣きたいけどなけなくて、かなり魂が削られていく気持ちになっていた。それから何年かたちサラリーマンになって過酷な営業していたが、その時の辛さよりもあの部屋で何もせずに、いや何もすることができなくなってとまってしまっている自分の辛さの方が辛かったと言える。夢や希望はあるが、それをするためには頭の中では努力をして段取りをたてなくてはいけないと思っていてもそれを行動できずに自分でもなんで行動できないんだろう、おかしいどうして動けないのかとますます自己嫌悪な気持ちになっていた。

 一緒に働いていた学生は3人いた。3人とも専門学校生で、私よりは夢や希望があったような気もした。1人はしば君と言って、途中で専門学校辞めてしまいいろいろと悩んで病院まで行ってしまったがそれから大学に進み、イギリス留学したと思いきや、それから大学を中退してしまったのだが、当時はしば君とよく荒川土手に行ったり、精神関係の話をしたり過ごしていた。今でもたまに会って遊んだりしている。他の2人は、専門学校を卒業したが、一人は渋谷で軽トラでクレープ屋をやり、運悪くトラック燃えて、さらに交通事故をやってしまい。多額の借金を作り、取りたてから逃げるように働きながら生きている。もう一人も東京の誘惑というか寂しさに負けて、借金を作り、女遊びにはまり、かなり貧乏暮らしをして、今は立ち直って必死に働いているとは聞いているが、、、

 当時皆風呂にあんまり入らずに下品にお●こ話に盛り上がり、パチンコやって1日で貰った給料使いはたし、自由気ままむしろ輝けることのない将来をうすうすと感じながら、街の明かりの中をおっさんちゃりんこでさ迷っていた。

 私はそれまで、何も喋れないひっこみじあんな青年だったが、この東京の上十条に住んで10か月経ってから逆になんでも喋りたいだけ喋る男になっていった。せめて今生きている自分の存在を語らなければ、本当に虚しくつゆとなって消えてしまうと。

 かろうじて大学に行き、東京が嫌だったので京都の大学に行き、それでもあの東京の上十条の気持ちが残っていた。しば君が京都にやってきたり、地元に帰ったらしば君とまた遊んだりした。いつものように精神世界の話に盛り上がった。一度大学のホームページ制作で、しば君をネタにして話を書いた。あの時はしば君はかなり怒った。いかりの電話がやってきた。何故か私も逆切れして、おたがい半殺しになるくらい殴りあって水に流そうぜと言い返した。あのとき努力もせずに努力も届かずに世間の風に無視されてそれを忘れるかのように皆空しく生きている、それでいいのかお前らよ、たいした人生じゃないけど自分の生き様を語れよお前ら、という気持ちでしば君や新聞やさんの頃のことを書いた。

 私は今でもあの東京に住んでいた時代から何ら変わらないのだろうと思っている。新しい自分は二十歳の時、尾崎豊が死んだ時、海部さんが総理大臣の時、渡辺文雄が栃木県知事の時、田沼町の人口がまだ3万人いた時からやっていること、考えていることはあまり変わっていないような気がする。

 今では笑い話のネタにしている新聞やさんで働いていた時からの友人しば君が先週パソコン教室に遊びにきた。お互いやっぱり丸くはなったしおっさんになったとかなり感じた(笑)また他の2人と4人でいろいろと東京に行ってはしゃぎまくりたいという気持ちになった。だが、皆仕事を抱えていてそんな時間はないのだが。
 私は個性が強いので友人はあまりいないだろうと、からかわれたりもしくは真剣に言われたりしているが、そんなこともないような気もする。去年足利に住む占い師兼心理カウンセラーの人にそんなこと言われてだいぶ落ち込んだのも事実である。しかし冷静になるとこの30数年の人生、たくさんの友人に支えられて生きているような気がする。時折やたらに孤独に感じるときもある。そんなときは新聞屋さんで働いて時を思い出すようにしている。あのときが一番孤独だと感じたけど、そのときも悪仲間でもあるが一緒に働いていた友人がいたのだから。お互い馬鹿にしたり励ましあっていたのだから。
 孤独が寂しいと思った直後には、それと矛盾した孤独でいたいという気持ちが誰でも湧くだろう。私は心と頭が矛盾だらけで、自己中気まぐれだからなおさらそう思う。だからなおさらそんなときは東京に住んでいた時を思い出して明日の仕事に備える。北区の王子駅前にある北とぴあというビルの展望台に夜おっさん自転車で漕いで行って、汚い格好で夜景をしば君や他の2人(ほった君、おおいで君)と眺めていたあのころとあの夜景を。

 

 どうや、しば!かっこよく書けたぞ!(笑)感想またくれ!(笑)

 


 

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