ナツメ
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1 人星亭喜楽駄朗自宅そばの野原に一本のナツメの木がある。
昨日、野原を散歩したら、ナツメが食べ頃になっていた。
2 一つもぎ取り食べてみた。
ああ、少年の頃の思い出がよみがえってきた。
50年前と同じ香りがする。
3 人星亭喜楽駄朗の少年時代は美味しい甘いお菓子をあまり
与えてもらえなかった。
それでどうしたかと言うと、仲間で野原や林に行っては、食べ物
を採っていた。
ナツメなんかは最高に美味しいごちそうだった。
4 ザクロ、スグリ、アケビ、柿、栗、野いちご、、、、野原や林
には美味しい食べ物がいっぱいあった。
5 今の子どもたちは野原や林を駆け回ることを知らない。
あんなに楽しかったことを今の子どもたちにも伝えたいとは
思うが、全然興味を示さないのだろうか。
6 岩手県の小岩井農場に夫婦で遊びに行ったことがある。
都会から来たであろう子ども連れ家族がいた。
10歳くらいの子どもは牧場のベンチに座ってゲームを一生懸命
やっていた。
お母さんがたまりかねて
「あんたね。こんなに素晴らしい景色の小岩井農場に来ても
ゲームしているの。そんなのやめて、馬にでも乗ったら」
と怒っていた。
子どもはもしかしたら、ゲームで競馬レースを楽しんでいるかも
しれない。
子どもの精神構造はすっかり変わってしまった。
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