金平糖の降るところ
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「金平糖の降るところ」 江国香織 2011年 349頁
カリーナとミカエラは姉妹。
ブエノスアイレスで生まれ育ち、大学で日本に来た。
カリーナはそこで達哉に出会い、結婚した。
達哉の前では、カリーナは佐和子だ。
「書店員さんから絶賛の声が寄せられています」という帯で、女性の書店員さんがすごく誉めているのだけれど、
こんな姉妹が近くにいたら、みんな困ってしまうんだろうなとおかしな気分になった。
もちろん、小説としては面白くて、どうなるのかが気になって止まらないんだけど、
登場人物がすごく好きかと言われたら、そんなに好きな人は誰もいない。
「あなたは私に、どっちを浴びせてもいいと思っている。私はあなたのものだから、いつでも好きな方を無自覚に 浴びせる。・・・」「・・・私には、あなたの舌打ちと愛の言葉の区別がつかなくなっちゃったの。だってどこに違いが あるの?想像してみて。両方侮辱に聞こえるだけじゃないのよ。」
佐和子(カリーナ)のこの言葉は少し難しくて、何度か読んでみた。
ああ、確かに。
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ミスプリ発見。107ページの「アジェレン」は本当は「ミカエラ」であるべき。 |