96時間
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リーアム・ニーソン主演のアクション映画。 「シンドラーのリスト」のシンドラーや「SWエピソードI」のクワイ=ガン・ジンといった、 どちらかと言えば存在感のある物静かな佇まいの印象が強いリーアムだが、 本作では家庭生活に失敗し草臥れ切った元CIAの中年男の哀愁を画面いっぱいに漂わせる。 その彼が、スティーブン・セガールばりのアクションを見せまくるのが面白い。 離婚した今も娘のためには廻りを顧みない親バカぶりを発揮するリーアム演じるブライアン。 歌手を夢見る娘の17歳の誕生日に大枚はたいて買ったカラオケセットをプレゼントするが、 妻の再婚相手の資産家=娘の義理の父がプレゼントした馬の前には、 敢えなくカラオケセットは忘れ去られてしまう。 その姿に思わず同情したくなるほどのダメオヤジぶりだ。 娘とのランチの約束に喜び勇んで出掛けると、そこには元妻もおり、 娘とその親友がパリ旅行に行くための同意書にサインを迫られる。 リスクが大きいからとサインを拒んで娘を落胆させ元妻から詰られるブライアンだが、 パリに着いたらすぐに電話をすることなどを条件に、渋々サインする。 娘と親友がパリに着いたはずなのに連絡が無いことを心配するブライアン。 やっと連絡が取れたと思ったのも束の間、娘は誘拐団に誘拐されてしまう。 元CIAの仲間の協力で誘拐犯たちの会話から犯人像を絞り込んだブライアンは、 96時間以内に救い出さないと娘と永遠に再会できないと知り、 娘を救うべく妻の再婚相手のプライベートジェット機で単身パリへ向かう。 ここからはリーアム演じるブライアンの独壇場だ。 誘拐現場を訪れてはたちどころに誘拐犯の手がかりを見つけ出し追いつめる。 手がかりが途切れようとも超人的な分析力と行動力で次の手がかりをつかみ出す。 旧友のフランス諜報部員から忠告を受けつつも全く聞き入れずに相手一味に迫る。 中途半端に正義感ぶるアクションヒーローが多い中、ブライアンの冷徹ぶりには溜飲が下がる。 そのやり口には一切の妥協も迷いも無く、次々と悪者たちを血祭りに上げていく。 娘のためならばエッフェル塔さえも倒すと言って憚らないその猪突猛進ぶりがいい。 マーシャルアーツあり、ガンアクションあり、過激な拷問シーンあり、カーアクションありの これでもかと言わんばかりのアクションの連続だが、 演じるリーアムの佇まいが何とも言えない味を醸し出している。 バリバリのアクションを期待できそうには到底思えないリーアムのくたびれぶりと、 いささかの逡巡も無く敵を瞬時にくびり倒す圧倒的な暴力シーンの対比が何ともアンマッチで、 だからこそ痛快だ。 こういう類いの映画にありがちないわくありげな美女も、 絶体絶命のピンチを救う頼りがいのある相棒も登場しないのが何とも潔く、 自分の能力だけを駆使して娘を救い出そうとする主人公の超人ぶりが鼻につかないのも絶妙だ。 パリを舞台にしながらも、ありがちな観光名所はほとんど登場させず、 それでいてパリの退廃的な雰囲気がスクリーンから色濃く伝わってくる。 物語を必要以上に膨らませずに、無駄な描写を削ぎ落としたことで、 何とも言えない緊張感とスピード感が画面に溢れている。 さすがはリュック・ベッソン製作&脚本と思わせる絶妙かつギリギリのバランス感覚と、 間延びしない映画作りに徹したピエール・モレル監督の力量は対したものだ。 そして、何と言ってもリーアム・ニーソンの意外なヒーローぶりが素晴らしい。 最後まで息をつかせない、とても濃密な93分間だった。
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【映画】96時間/TAKEN
{{{: 解説: 『トランスポーター』シリーズなどのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作を務めた 本格アクション・スリラー。96時間というタイムリミットの中、娘を誘拐された父親が警察の助けを借りず たった一人で異国の敵からの奪還を試みる。名優リーアム・ニーソンが元工作員にして 娘を思う父親でもある主人公を演じる。怒とうのカーチェイスや銃撃戦、そしてマーシャルアーツなど ノンストップで繰り広げられるアクションに注目だ。 ストーリー: 17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グ
2009/9/13(日) 午後 10:33 [ 普通の日々 ]
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>濃密な93分間
私も同じでした!あっという間でしたよね、この感覚は、久しぶりでした。
2009/9/10(木) 午前 10:31 [ Sora ]
ニーソン渋かったです!
シンプルだけど・・・ハラハラどきどきでした。
トラバお願いします!
2009/9/13(日) 午後 10:32