人間国宝
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なんか、冬場の演目のようにも思うのですが、松に小便の肥やしをあげるってのは、やはり、植物が活発に成長する時期って事なんでしょうね。落語演題別書庫を調べてみたら、ウチでは過去に、柳家小さんと桂小金治の音源と、桂文治と鈴々舎馬風の動画を記事にしていました。つまり過去に四回も取り上げていると云う事は、この演目は、超有名な定番落語と云う事になります。 誰がベストかと云えば・・・やはり小さんでしょう。今回は、チューブにはあんまり上がっていない小さんの動画で行きましょう。先代の五代目 柳家小さんと云う噺家は、柳家伝統の滑稽噺が本当に上手かった。志ん生や文楽も、その芸風に注目して、若い小さんを可愛がりました。もう故人になっちゃいましたが、20年以上落語協会の会長を勤め、圓生や正蔵亡き後は、東京落語の第一人者でした。落語界からは初の、重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定も文化庁から受けました。 またゾロッペな性格で、目白に住んでいた事から、晩年はよく散歩で池袋演芸場まで歩いて行って楽屋で出演者と話をしながら、興が乗ると高座に上がって小噺を二つ三つやりました。お弟子さんがビックリして、師匠! 今日は新宿末広亭の高座では? と云うと・・・新宿まで行くのは面倒臭いから、このまま帰るよと云った、噺家らしいぞろっぺな人間国宝でした(^ω^) ちなみに、美術品などは国宝に指定されれば、ずっと国宝なんですが、人間国宝の場合は、その技芸に対して国宝に準ずる価値を認められている訳であり、亡くなると国宝ではなくなります。 データ・・・五代目 柳家小さん 大正4(1915)年1月2日〜平成14(2002)年5月16日 享年87 前名=九代目 小三治 出囃子=序の舞 本名=小林盛夫 生前は、重要無形文化財(人間国宝)でした 東京落語の伝統なんでしょうね、小さんも羽織を脱いだ後に、客から見えないように後ろへ回してます。小さんが66歳の時の映像と思われます。 |

この噺は、やはり、小さん師匠でしょうね。
ただ、私は、志ん生、文楽、圓生もなれなかった人間国宝は、基準がおかしいのではないかと思っていますが、いかがなものでしょう。
彼らの築きあげた落語の世界の当時の代表として選ばれたと解釈してますが。
2011/5/20(金) 午前 7:51
小さん師匠はお弟子さんに、「脱いだ羽織りはお客様からはなるべく見えない様にしなくてはいけない」と教えていたそうですね。
水カステラは飲めないので普通のカステラを食べてます。(^^)
2011/5/20(金) 午前 8:06
顔つきと表情が何とも言えない噺家でした。
この噺では番屋の侍の表情もよいのですが、小便を持っていく小僧の表情が何とも言えないですね。
2011/5/20(金) 午前 8:10
途中で切れてる部分がありますね。残念。
2011/5/20(金) 午前 8:22 [ 通りすがり ]
脱いだ羽織を客から見えないように後ろへ・・・なんて粋ですね。
やはりいま時のお笑いなどにはない物があります。
2011/5/20(金) 午前 10:23
*キャバンさん。。
酒の噺ってのは、簡単なように見えて以外に難しいんだと思います。特にこの演目は、一人酒盛りと同じようにだんだん酔って行く様子を語る訳で、単に酔っ払ってるってんじゃ駄目なんですよね。
いろんな噺家さんがやってますが、酔い方が難しくてたいていはやり過ぎですね。単なる門番ではなくて、殿様から命じられている役人なんですから、役目を忘れて酔っ払うようじゃ駄目なんです。
五代目 小さんは初代 三語楼に入門したかったらしいんですが、四代目 小さんが人格者だと云う事で、18歳の時に小さんに入門しました。三代目 小さん以来、噺家は人格者でなくてはならないってのが、柳家の伝統なんです。小さんの普段の考え方は、人格者として実に素晴らしいものでした。
それとは別に、文化庁には、飲む・打つ・買うを語る噺家なんて者に人間国宝の指定をしてもいいのかって考え方があったはずです。落語以外の人間国宝は、みんな真面目な人ばっかりですからね。ビートルズに勲章を与えた英国の影響があったんだと思います。
2011/5/21(土) 午前 7:07
*菖蒲園さん。。
小さんは人格者だった事をお判りいただくために、いずれ、落語ではない小さんの映像を出そうと思ってますが、やはり談志の行動を受け入れる事が出来なかった小さんの思いってのがあるんだと思います。今の小三治は、かなり小さん的な人格者になっていると思います。
なんか、柳家や三遊の伝統みたいなものが次第に失われ、単なるお笑いタレントになっている今の落語界には、一抹の寂しさがあります。
2011/5/21(土) 午前 7:22
*けんちゃん。。
うまいですよねぇ。よっぽど稽古してるんだと思います。志ん生も同じですが、稽古している姿は人には見せないんですよね。
オーバーアクションではなく、微妙な表情の変化を読み取るってのは、小さん落語を見る醍醐味ですね。
2011/5/21(土) 午前 7:50
*通りすがりさん。。
放送時間の関係で編集されていて、元々の動画が残念ながら切れちゃってるんです。
2011/5/21(土) 午前 8:04
*ちろちゃん。。
志ん朝や小三治の動画を見ると、ほとんどの場合、羽織を脱ぎっぱなしにはせず、客から見えないように後ろへ回してます。それは何故かと云うと、落語ってのは高座の一人芝居であって、余計な小道具を客に見せないためなんです。
それに比べると、上方の噺家さんは、ほとんど羽織を脱ぎっぱなしです。それは何故かと云うと、上方落語は基本的には膝隠しと云う衝立を釈台の前に置くので、客から脱いだ羽織が見えないからなんです。その習慣が身に付いているので、膝隠しを置かずにやる場合でも、羽織を脱ぎっぱなしにします。私は、高座のすべてを見ますので、脱いだ羽織がどうも気になって、噺に集中できないんです(^ω^)
2011/5/21(土) 午前 8:06