石油監査人

石油や農産物などコモデティに関する話題。イールドカーブと景気循環による経済分析。

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2010年3月28日

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2010/3/4週 黒点情報 1057,1058黒点群が出現

2010年3月第4週の黒点情報・・・第1057,1058黒点群が出現


最近の傾向のまま、黒点群の交替が順調に続いています。

太陽風は、速度400km/秒と、平均的で安定しています。

オーロラ活動も弱い状態が続いています。

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2010年 世界のニッケル需給見通し  8.7万トンの供給過剰

JOGMECによる最新のニッケルの需給動向です。


【需要:ニッケル消費量】

2009年予想・・・1,215千t(−5.2%)
2010年予想・・・1,350千t(+11.1%)

【供給:一次ニッケル生産量】

2009年予想・・・1,279千t(−7.7%)
2010年予想・・・1,437千t(+12.4%)

【需給バランス】

2009年予想・・・64千tの供給過剰
2010年予想・・・87千tの供給過剰

括弧内は対前年比

◆◆◆

ニッケルは、ステンレスなどの高所得層向けの消費財に使われるために、他の産業金属よりも回復が遅れています。
特に、欧米の消費回復は、2009年の後半に入っても、緩慢な動きになっています。
その中で、中国の消費は着実に伸びており、2010年末には、他の産業金属と同様に、世界の消費量の半分近くを中国が占めると予想されます。

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検証システム 第20回 移動平均金利による逆イールドの抽出

イメージ 1

イメージ 2


今回は、前回までに作成した移動平均金利のイールドカーブから、逆イールドを抽出します。

●図1 移動平均金利の逆イールド抽出クエリの設計

前回までに作成した移動平均金利のイールドカーブのクエリから、以下の項目をドロップします。
・取引日
・3ヶ月債の移動平均金利
・10年債の移動平均金利
・式:(10年債の移動平均金利)−(3ヶ月債の移動平均金利)

さらに、上の式の値<0という、条件を設定します。

●図2 移動平均金利の逆イールド抽出クエリの実行結果

上記のクエリを開くと、図2のように、移動平均金利の逆イールドのデータが表示されます。

【移動平均金利の逆イールド抽出結果】

上のデータをまとめると以下のようになります。

グループ1.・・・1989年8月9日〜1989年10月18日(通算49日間)

グループ2.・・・2000年9月8日〜2001年4月10日(通算147日間)

グループ3.・・・2006年9月21日〜2007年8月10日(通算224日間)

この期間中の景気の山と、逆イールド検知日との月数差は、以下のとおりです。

1990年7月・・・11ヶ月
2001年3月・・・6ヶ月
2007年12月・・・15ヶ月

平均で逆イールド検知が、10.7ヶ月先行していることになります。

【日次の金利の逆イールド抽出結果との比較】

第8回 逆イールドと景気後退との関係にて、日次の金利から、逆イールドを抽出した場合、以下のようになりました。

グループ1.・・・1989年2月1日〜1989年12月28日(通算107日間)

グループ2.・・・1998年9月10日〜1998年10月5日(通算5日間)

グループ3.・・・2000年4月7日〜2001年2月9日(通算136日間)

グループ4.・・・2006年1月17日〜2006年3月1日(通算9日間)

グループ5.・・・2006年7月17日〜2007年8月27日(通算234日間)

この場合、グループ2.と4.は、ノイズだった訳ですが、90日移動平均金利から逆イールドを検知した場合は、このノイズは除去されています。

景気の山との関係は、日次金利の逆イールドの場合、以下のようになります。

1990年7月・・・17ヶ月
2001年3月・・・11ヶ月
2007年12月・・・17ヶ月
平均で逆イールド検知が、15ヶ月先行しています。

このように、日次金利の逆イールドの方が、90日移動平均金利よりも、平均で5ヶ月弱、景気の山を早く検知していることになります。

【まとめ】

過去3回の景気後退に対して、90日移動平均金利の逆イールドは、極めて有効な先行指標であった。
景気後退を予測して的中する確率:100%
景気後退を見逃す確率:0%
平均先行期間:10.7ヶ月

しかし、日次の逆イールドよりも、平均して、5ヶ月検知が遅れるので、株式売却の指標として有効かどうかは、別途、検証が必要である。

【次回について】

これまでは、FRBのデータの制約で、1990年7月からの景気後退のみを検証してきましたが、次回からは、別のデータソースを使い、1960年代まで遡って、景気後退と逆イールドの関係を検証してみたいと思います。

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