32 ツキミセンノウ?
ナデシコ科 マンテマ属
学名:Silene noctiflora L.
ツキミセンノウは両性花
この花を見て、ナデシコ科マンテマ属であろうと、推測は出来た。
実はこの花は一昨年も見ていたが、名前までたどり着くことができなくて、未掲載のままでお蔵入りしていた。
ところが、今年コバンソウの画像を撮る目的で立ち寄ったところ、記憶に残るこの花に出会ったのだ。
さて、マンテマ属を調べて、フシグロまでにはたどり着いたが、これから先はこの花と一緒だという画像までにはたどり着かなかった。
初めの撮影は5月6日、朝7時ごろ撮影し、10:00頃、再び撮影に行ったら、すべての花が閉じていた。この時は開花している時間が短い花だと思った。
次に5月11、6:50頃撮影に行くが、開花時期がそろそろ終わりに近いのか、花数が少なかった。翌朝5月12も行くが同じ感じだった。
その間、花の名前を自分で調べる傍ら、問い合わせをした。イヌコモチナデシコ(ナデシコ科 コモチナデシコ属)と「フクロナデシコ」の2種類の名前を挙げてもらったが、どうも本種と一致した画像ではない。ヒメフシブクロの名前にたどり着いたが、画像が無くて確認ができない。しかし、この段階ではヒメフシブクロとした。
一週間後の5月18日、これまた、偶然にもこの野草が当団地内にあることも判った。ひょっとしたら、夜間に咲くのではないかと推測し、17;10頃、そこに行ってみた。なんと、昼間見た状態では、もうとっくに、花期は終わったのかと思わせるような状態だったのが、数多くの花が開いていた。ところが、夜間の撮影は難しい。左手にはLEDの照明を花に当て、右手にカメラを持ち、ストロボたいても動きによるボケがあって、なかなかピントが合うわけではない。30分以上撮影した数多くの中から、ほんの数コマだけピントが合っていただけだった。
それならと、翌朝5月19日、5:30頃出かけてみた。予想した通り、昨夜と同じような開花状態でほとんどの花が開いていた。
やがて、東の空に太陽が上がってきたようだ。日の出になると、わずかばかりだが、花びらを閉じようとしている花も出てきだした。これで、この花は日没から日の出の間(夜間)に咲く花と分かった。
それで、「マンテマ属 夜咲く花」で検索したら、時々、指導を受ける一秋さんのブログ「花は夜開く〜 - 物臭狸の 花日記 - Yahoo!ブログ」
にたどり着いた。
読んでゆくと、ツキミマンテマ、ツキミセンノウの名前が出てきて調べてみた。これまで一昨年から、名前が判らなかったこの花が、ツキミセンノウらしい事が判った。
もう少し、確認したいところが、花弁の表の色と裏の色である。個体差があるかもしれないが、当地で見るのはすべて花弁の裏がピンク色を呈している。
花の特徴(観察結果)
草丈20〜70センチ
開花時間:夜間(日没から日の出まで)
花径:5ミリ
花弁の色:白い色シベは見えない。(閉じるころには赤っぽくなる)
花弁の裏:マンテマみたいな模様で、赤っぽい色をしている。
総ガク:幅3〜5ミリ長さ8ミリ
葉の大きさ:下葉の広いところで10ミリ、長さ4〜5センチ
節の間隔:根に近い方は3〜4センチ、最上部の部分は7〜8センチ
節は黒くない。ほとんど無毛。
フシグロの花期は8〜11月、本掲載種の撮影は5月。ケフシグロと言う種もあるようだが、掲載している本種には下部の節のところに少しだけ毛が見られるだけで、他の部分にはほとんどない。
投稿 5月23日(2012) 火曜日 天気:晴れ 外気温:18.0℃