ピアスホールにできる腫瘍 表皮嚢腫
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今日は東京のグリーンヒルズ・スキンクリニックでの診療です。
新潟はまだ雪が残っていたのですが、東京は快晴 あったかい1日です。
今回は ピアスホールにできる腫瘍------できもの についてお話します。
腫瘍としては「表皮嚢腫」と「ケロイド」に分けることができます。
表皮嚢腫
開けたばかりのピアスホールの中側には、皮膚の表面にある表皮はなく 真皮あるいは皮下組織のみです。 しかし、時間とともにピアスホールの両側から表皮が形成されて(上皮化)ホールが完成されます。
(ホールを両側から表皮という壁で覆っていくと思ってください)
その期間は約1か月ですので、最初に使用する「フィーストピアス」は1か月間装着しなければなりません。
ところが、1か月以内に炎症などでピアスを取り除かなければならなかったり、1か月以上かかっても 上皮化しないこともあります。
このような状態で、ピアスを装着しなかったり、できなかったりすると、ピアスホールの両側が閉じてしますことがあります。
しかし、ホールの中には表皮は残ったままで。
通常、人の皮膚のターンオーバー(生まれて死んでいくまでの期間)は4週間程で、死んだ皮膚は垢となって剥がれ落ちていきます。
ところが、ピアスホールの中に取り残された表皮からの垢は 外に出ることができずその中にたまってしまいます。
それが少しずつたまってできたのが表皮嚢腫です。
小さいうちは放置しても構いませんが、大きくなったものや、感染を起こしたものは治療しなければなりません。
治療は摘出ですが、表皮嚢腫が大きい場合は、単純に摘出すると耳垂に変形が起きることがありますので、専門の医師による治療が必要となります。
次回は ケロイドにつきまして説明します。 ★グリーンヒルズ・スキンクリニック
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