鞍手里山探訪

☆春夏秋冬くらて 里山・里川の絵と下手なエッセイを配信しています。☆彡

全体表示

[ リスト ]

 皆さん、少し遅くなりましたが、謹賀新年です^^。
 さて、今年は申年ですね。申(猿)に纏わる伝承は当地でも多いです。
今年は、猿(申)に纏わり、北部九州に多い社、猿田彦祭祀のお社を回ってみたいとも思っています。 では、少し講釈を・・・・
 
 さる(猿、申)の話しを私の近所で、 お猿さんそのものや、地域の伝承を読み解きます。
 半世紀前になりますが、うちの庭にもお猿さん現物が出没していました。
 剣岳麓のあるお寺さんでは、猿のファミリーが餌付けされて、よく来ていたようです。40年前のことです。

 集落の他方で時折今も出没を聞きますが、写真などでの事実は確認できていません。
最近ニュースでお猿さんの悪さの出来事を映像で時折拝見しますが、そんなこと無いことを祈っています。また、いつか出くわし撮って紹介したいです。
 次に、三申の話しは奥深い伝承話ですが、写真は八剣神社の奉納木彫の額です。言わざる見ざる聞かざる・・・ 有名な格言です。そして、次に日光東照宮の三申も参考に画像をWebからお借りしてアップしました。
 
イメージ 1
 
 
 
イメージ 2
 
 上の有名な、
 東照宮の豪華な猿は、聞かざる、言わざる、見ざるの順ですが、叡智の三つの秘密を現しているといいます。親猿が小猿を見ているのだそうです。
 意味は、世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりしないで、素直なまま育てる、というもので、大人になってからの処世術で余計な事は見たり聞いても、やたらに他言はいけないと言う教えの説もあるそうです。諸説ありますが、
 
     現代は・・・ 
     人の言うことを  『よく聞き』
       相手の立場を尊重しながら  『もの申して』
         以上を踏まえて、事実をしっかり  『確認し見る』

             これが大事ですね。
 
 
 さて、
 これから、私の得意な分野ですが、
猿の名を頂く、猿田彦の社や石塔は、当地はとても多く、その分布を地図にプロットすると猿田彦が道案内した神々のルートが浮かびあがる気がします。
 神社考察では、猿田彦は天照大神の分神で、豊日別大神を本宮とし、猿田彦を別宮とするとの考えもがあり、豊日別は猿田彦と同じ神格と考えられています。
 豊の国、日の国の境(別)の案内を司る神だったのでしょうか。
 
 次に、興味深い地名ですが、今の行政区では、鞍手から宗像に通じる峠、猿田峠。ここは、峠の小高い山に豊日別神社が鎮座しており、ひょっとしたら、猿田彦の居所だったかもしれません。城郭作りです。
 
 そして、私の近所、剣岳の麓、部集落にも興味深い地名があります。
それは猿喰という部集落で、剣岳のほぼ北側です。古老に聞くと昔、ご先祖は猿を食っていたんじゃねぇか・・・^^;
という話で、少し引きました。北部九州では他に、北九州市門司区の新門司インターチェンジ近くにも「猿喰」(さるはみ)という地名があり、近所に猿喰城という山城があったとのことです。
それで、さらに調べました。

 猿喰は(さるはみ・さるばみ)と読むのですが、鹿児島では苗字とし(さるばん)と読むとのこと。戻って、鞍手の歴史書では、猿喰(さるばみ)・・・読みは『さぶらみ』と注釈の但書きがありました。 この『さぶらみ』の読みが今の集落の名です。

 この猿喰の語源をたどると、大きな鷲の一種の通称で、猿を連れ去る大鷲のことを呼称したらしいのです。これはWebでも検索できました。
しかし、現在の『さぶらみ』の読みは、少し違和感を感じますが、昔よくあった当て字とすれば、
 
 これの意味を、事典では・・・
候ふといい、さぶら・う・み〔さぶらふ〕【▽候ふ/▽侍ふ】解読は、、
・ 身分の高い人や敬うべき人のそばに控える。お仕えする。また、宮中など尊い場所にいる。伺候する。
・ 貴人のそばにうかがう。参上する。
・ 品物などが貴人のもとにある。お手もとに存在する。
などとありました。
 なるほど、これで私なりに納得。
 この部集落が山城の直下で、城の鬼門の北側にも関わらず歴史上とても古い時代からの名であることなどから、理解できる猿の名の引用した由緒ある地名ではないかと考えます。
 例えば城の鬼門を守るなどが私案です。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事