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2012年2月23日

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薄手火蛾

ミノムシという名の虫はいない。
あのぶら下がってるのは、オオミノガ(大蓑蛾)の繭である。
さてその繭、最近殆ど見掛けなくなり、今では絶滅危惧種になってしまった。侵入してきた外来種ヤドリバエの影響らしい。
 
蓑虫に代わって時々見掛けるのはウスタビガの繭で、こちらは薄い黄緑色したべっぴんさんだ。漢字では薄手火蛾と書き、手火とは提灯(手で持つ灯という意味だろうか)のことだとある。
イメージ 1
 
 
 
手火じゃなくって足袋(タビ)だという説もあるが、別名ツリカマス、吊かますだ。
「かます」なんて知ってる人は、間もなく後期高齢者入りする・・・
麦藁で編んだ袋で、その昔、ニシンを肥料として運搬する際にも、この「かます」に詰め込んだと、小学生時分に教えられたように思う。
かますの上部は、閉じられている。
イメージ 2
 
 
 
底の部分には丸い穴が開いていて、これは上から入ってくる水を排出する役割があるんだと聞いた。
イメージ 3
 
 
 
さてどうするか。。。。
なんであれ、睫毛のない動物は全部苦手、まして昆虫みたいに脚の多い面々には、いつもゾッとされられるのだが、ここは勉強だと言い聞かせ、繭を破ってみた。
現れたのは蛹の抜け殻。
イメージ 4
 
 
 
帰宅後、ネットで薄手火蛾の一生を調べた。
 
秋:蛹になり、繭の中で羽化を待つ。
晩秋:羽化し蛾となって、繭の上部から飛び立つ。
冬:繭の表面や木の枝に産卵し、卵の状態で越冬する。
春:卵が孵化して幼虫となる。
夏:主としてブナ科植物の葉を食べ、4回脱皮して成長する。
 
成長した幼虫を触ると、ネズミみたいな鳴き声を出すから、余計に気色悪い。
 
 
蛾は、繭から抜け出た後、出口を閉じるんだろうか????
イメージ 5
 
 
訂正:出口は閉じられていると記述したが、繭を破った時の感触からすると、閉じられてはいないで、両端が狭まってるだけだったように思える。

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