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マックィーンが32才の時の作品。
同じ年の作品に「突撃隊」があります。
「突撃隊」での彼は、上司に反抗するものの
歩兵としてはグリースガンを操り孤高で最高の兵士役を演じていましたが、
本作品も同様、上司の命令に背き、あまつさえその過酷な環境下で
キールにある独軍潜水艦基地にB17の機長として爆撃を敢行する任務を果たすも
上司からみれば忌々しい役を演じています。
プライベートでも同僚の副機長役のロバート・ワグナーの彼女まで強引に奪い取ろうとする。
そしてウマが合わず気に障るクルーは讒言して
他の機に回すまでする屈折した性格の機長役を演じます。
結果的に他の機に移乗したその彼が戦死するのだが、この時点でロバートワグナーは
マックィーンと袂を分けてもいいのになぜかそうしない。
その心理がよく分かりません。
原作があるとの事なんで、じっくり極めたいところではありますが、
まぁそれは後日にゆだねるとして・・・
歪んだ性格を演じるマックィーンですが、スクリーン上での彼は、
まだまだ初々しいやんちゃ坊主さと精悍さ溢れる動物のような身のこなし、
そして何よりもきらきら輝く瞳、なるほどスターになる要素は十分発揮しています
B17の実機がたっぷりと楽しめます。
流石に墜落シーンや激突シーンは模型ですが、
空を覆いつくす何百機の大迫力、あれでは少々のメッサーシュミットが攻撃したところで、
焼け石に水ところか自らが食われてします。
鰯の大群が身を守るため圧倒的な数で徒党を組んで泳ぎ回るのと同じ原理です。
あんな数の攻撃陣を見せ付けられたら、ダレだって戦意を喪失しても当たり前でしょう。
この年代の戦争映画は必ずといって従軍女性兵士がでてきて、
主人公は彼女と恋に落ちます。
それで大体三角関係になるという月並み過ぎるほどの展開が多く、
本作品もその例に漏れずですが、
それを上回るだけのB17とマックィーンの魅力が十分堪能出来ます。
ところでマックィーンの生年を調べて初めて知りました。
1930年生まれです。ということはイーストウッドと同じ年・・・・
1962年製作 アメリカ映画 本編106分
監督フィリップ・リーコック
スティーブ・マックィーン
ロバート・ワグナー
シャーリー・アン・フィールド
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