大文字山を食べる

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発見! 桐の葉の利用法

8月中旬、送り火の前に、大文字山の桐の木が伐られた。
伐り倒された桐の葉っぱは青々としている。
イメージ 9

この葉っぱを何かに使えないものかと思案したのだが、何も浮かばなかった。

そうこうしているうちに、枯れてしまった。
イメージ 1


そのことを書いた記事は、こちら。↓
http://blogs.yahoo.co.jp/yasudaimonji/33119885.html

いま、その記事を見てみると、投稿したのは8月28日深夜、日付が変わって間もない頃だ。(書いたのは、もう少し前)
その8月28日の午後、わたしは伊沢正名さんの野糞に関する講演会を聞きに行っているのである。
http://blogs.yahoo.co.jp/yasudaimonji/33147390.html

こういう話には感化されやすいのが、わたしである。
その後、2日たって、野糞をするようになったのだ。

伊沢さんは、野糞をした後、葉っぱで拭きとり、その後、水でお尻を洗われる。
そのための葉っぱをいつも持ち歩いていると。

それに倣いたい。
…と考えた時に思い浮かんだのが、大文字山の桐の葉っぱだ。

尻を拭くのには、ある程度の面積が必要だ。
大きければ大きいほど心強い。
その点、桐の葉は大きくて、頼もしい。

それに、桐の葉っぱの裏面には、細かい産毛がある。
イメージ 2

これがウンコを拭きとるのに役だってくれそうだ。

桐の葉は、大文字山にあり、調達には事欠かない。
どうして、今まで、この利用法に思いが至らなかったのか!
我ながら情けない。

さっそくここの桐の葉っぱを集めよう。
イメージ 3

「下山時に集めればいいや」と思っていたら、その場所が幼稚園児たちの「おしっこ」ポイントになっている!
イメージ 4

おねがい、桐の葉っぱにはかけないでねー。

   ×  ×  ×

以前、何かで読んだ話。
お寺で、小僧さんが修行していた。
毎日、雑巾がけなどの掃除をしている。
掃除が終わると、雑巾を絞った水を、庭の溝に捨てる。

ある日、和尚さんが小僧を呼んで言う。
「前々から言おうと思って見ていたのだが… お前はどうして、掃除が終わった後の水を溝に流すのだ。・・・
どうして、植え込みの木の根元に撒いてやらないのだ。
木の根元に水を撒いたら、木も生きる、水も生きるではないか・・・」
水を与えられて「木が生きる」というのは普通の発想だ。
この話のポイントは、撒かれた「水も生きる」というところだ。
ただ溝に流してしまえばそれまでだけれど、木に与えられることによって水はもう一働きする。
他の役に立つことで、水の価値は高まり、水もよろこぶはずなのだ。

桐の葉も同じだ。
このまま腐っていくのも、自然の循環にのっとっていて、そう悪くない。
しかし、野糞の後の尻拭きに使ったら、桐の葉は朽ち果てる前にもう一働きできる。
桐の葉が「生きる」のである。

   ×  ×  ×

伐られた直後は青々としていたが、残念ながら今ではすっかり乾燥して干からびてしまっている。
イメージ 5

あまりに乾燥してしまっていると問題だ。
ふつう、紙で尻を拭くとき、尻の割れ目に沿うように、指を立てる。
乾燥しすぎた葉っぱでそれをやると、バリっと破れてしまいかねないのだ。
イメージ 6


そこで、せっかく現地にあって運搬の手間がはぶけるにも関わらず、わざわざ桐の葉っぱを採って持って帰ることにした。

持って帰って、水に漬ける。
しばらく置いておくと、水を存分に吸って、しなやかな葉っぱに戻る。
イメージ 7
いやはや、尻拭くための葉っぱを、台所にあるボウルや皿でふやかすとは思っても見なかった。

水につけて、葉っぱはしなやかになる。
しかし、あまりにドボドボだと尻の上を滑ってしまって拭き心地はよくない。
で、これを再び乾燥させなければならない。
「ある程度はしなやかに、ある程度丈夫に、なるように」
この微妙な頃具合にするのが大変なのだ。
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ともあれ、最初に桐の木が伐られて葉っぱがわっさわっさと落ちていた時に拾っておかなかったのが悔やまれる。

   ×  ×  ×

・・・というわけで、最近は野糞ライフを楽しんでいる。

※伊沢さんからも手紙が来た。
伊沢さん主催の「糞土研究会」の会報『ノグソフィア』が送られてきて、手紙には、
「安田さんも、是非ご寄稿下さい。」
と書いてある。
そのうち、野糞体験記を書こうと思う。

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私も野糞祖をする方ですが
全くいけません、我慢できなくてするという方ですし・・・
方向性がなってないです、葉っぱで拭いた事もありますが、・・・
これが一番いけないティッシュなんですね〜
穴を開けてするほどの余裕が無い

だから、受動的にもよおすままにしてるという
ていたらく・・・

こんなに極めている人がいるなどと思って見ませんでした。
先生もかなり感化されたんですね。

2010/9/13(月) 午後 4:09 koara2008

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☆こあらさん。
ま、動機はどうであれ、結果として野糞されているのだから、いいのではないでしょうか。
穴を掘る余裕がなくても、せめて終わった後に土をかぶせて視界から消せれば許されるでしょう。
ティッシュはなかなか分解しにくいそうです。
(トイレットペーパーや昔の「落とし紙」ならマシです)
ティッシュは、火をつけて可能な限り燃やしてから土に埋めることをオススメします。

こういうの、ホントに感化されやすいんです。
自分が漠然と思っていたことを、ズバリ言いきって、理論を大成してもらったような感じです。

2010/9/13(月) 午後 10:35 安田陽介

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はじめまして安田さん。
いつも楽しく読ましていただいています。
今回、伊沢さんの野糞の講演会のブログを読んで
自分もコメントしたくなり初めてコメントさせていただきます。

自分は京都の法然院森のセンターで伊沢さんの話を聞かせてもらいました。
伊沢さんの行動力、実行力にはただただ頭が下がります。
伊沢さんの考えに共感はできますが、自分には実行がまだできません。
ですが過去に一度だけ野糞をしたことはあります。それも安田さんのフィールドの大文字山です。3〜4年前に友人と大文字山に上り、下りの途中でどうにも我慢できずしましたが、ポケットティシュを使ってしまいました。今はそのことが残念でなりません。
今まではリュックにポケットティッシュを入れてましたが、トイレットペーパーを折りたたんで入れようと思います。いつかは葉っぱでできるようになれたらと思います。

2010/9/14(火) 午前 1:41 [ mash ]

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☆mashさん。
はじめまして。コメントありがとうございます。
法然院の講演、近くなので、行きたかったです。
伊沢さんには感服するばかりですね。
しかし、伊沢さんは、この道30年以上のベテランです。
素人の我々は、あまり気負わずに、とりあえず出来る範囲で野糞をしていったらいいのではないでしょうか? 月1回とか週1回とかでも…
そのうち、野糞率が高まっていくと思います。

トイレットペーパーは、家で使っているのが残り少なくなったら、最後まで使い切らずに、それをリュックに入れて山に持って行くと、かさばらずに便利ですよ。
わたしも、はじめは、最初のベットリつく一拭きは葉っぱで、次に紙で丁寧に…とやっていましたが、今では完全に葉っぱと水だけです。
これも気負わずに、出来るだけ…の精神で始められたらいいと思います。

2010/9/14(火) 午前 2:09 安田陽介

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