走って来た。
帰宅後夕食を摂り
スポーツウェアに着替えて出かけた。
いつもより1キロほど遠回りをした。
帰宅後
風呂にざぶんと浸かり
再び汗を掻いた。
風呂上がりにはカルピスをごくごく喉を鳴らして飲む。
テレビをぼんやり眺めていると
視界にあるモノが飛び込んでくる。
テレビ脇の棚に無造作に置かれている雑誌だ。
ソファから起き上がりその雑誌を手に取る。
買ってからほとんど読んでいなかった週刊文春だ。
読みたかった記事だけ読んであとは放置していた。
成仏させるために読まないといけない。
ぺらぺらと捲り始める。
あるコーナーで手が止まる。
伊集院静の「悩むが花」という人生相談コーナーだ。
この作家は聞いた事があるだろう。
そう。
亡くなった女優の夏目雅子の旦那さんである。
現在の奥さんは同じく女優の篠ひろ子。
山口県防府市出身。
在日韓国人。
作詞もこなすマルチな才能を持った人だ。
その人の人生相談コーナーに目が止まった。
ほとんど回答になっていないと思われるのだが、
相談者をばっさり切り捨てる。
悩んでる理由がわからねーよ。
と言い切る。
たとえば
メイドバーに通い詰め、そこの女店員を好きになってしまった男からの相談。
居心地がよくこれからも通いたいと思っている。
しかし、
どうしてもその女店員をデートに誘いたい。
でも
店のルールで客が店員をデートに誘う事は出来ない。
仮に見つかった場合は出禁になる。
これからも通いたいから当たり障りなくして
自分の心を押し殺して通っていればいいのか。
どうすればいいのでしょう?
という相談。
それに対する回答は
「その子を連れて逃げなさい。」
おお。
イッツ シンプルアンサー。
単純明快。
本人はいろいろ悩むんだろうけど
答えなんて所詮そんなもんだ。
行動起こしてから悩めばいい。
いかんせん
人というのは行動しないうちに悶々と一人で悩む。
大学時代の友人の結婚式でスピーチを頼まれた。
人の心をつかむにはどうすればいいのですか?
という相談には
「人の心なんかつかむんじゃねーよ。」
多分この回答の真意は、
人の心をつかもうと構えると逆に滑る。
素の自分の言葉で話せという事だと思われる。
この相談コーナーは
昔読んでいたホットドックプレスという雑誌の
北方謙三氏による「試みの地平線」を彷彿とさせる。
大学時代にむさぼり読んだファッション誌だ。
当時は
服に凝っていた。
メンズ・ノンノや
ホットドックプレスといったファッション情報誌を買い
こずかいを貯めて買いに行ったものだ。
原宿のビームス。
明治通りのブルーレーベル。
代官山のハリウッドランチマーケット。
今で言う裏原にも小さなショップがあり通っていた。
たしかプロペラって名前だったような。
ゴローズって渋谷のシルバーアクセが物凄い高いのに流行った。
体をムッキムキに鍛えて
真っ黒に日焼けをして
ネックレスやブレスなど
ごつごつのシルバーアクセをじゃらじゃらつけて
真っ白のタイトなタンクトップ着て
ブーツカットのジーンズに
チぺワのハードブーツをわざと汚くして履いていた。
もちろん引き摺り気味で。
髪を伸ばして茶髪にして髭もはやしていた。
とにかく汚い恰好をしていた。
当時はそれがかっこいいと思っていたし
そんな格好の若者で繁華街は溢れていた。
渋谷はチーマーが出現した頃で治安は悪かった。
センター街は危険地帯だった。
少し裏道に入ると危ない輩がうろついていた。
歌舞伎町も同じ。
とにかく裏稼業の匂いがぷんぷんして
危ない輩が普通に闊歩していた。
少し話はずれたが、
そんな大学時代を送っていた私のバイブルが北方謙三氏の
「試みの地平線」という人生相談コーナーだった。
今でもたまに雑誌で見かけると
むさぼり読んでしまう。
若い時北方氏の言葉で救われた経験から
今はどんな言葉を吐いてるのだろうと興味深々で読む。
変わっていなかった。
いまだに痛快だ。
痛快な部分では
伊集院静香も同じ。
試みの地平線に寄せられる若者の相談に対して
北方謙三氏は
殆どの相談をばっさり切り捨てて
シンプルに回答していた。
「若者よ。
悩むなかれ。
悩むぐらいならソープに行け。」
こんな風に答えていた。
あと
腹を抱えて笑ったのが
ファッションを気にするな。
男の魅力は中身だ。
ファッションで着飾ったところでそんな陳腐なものは女に見透かされる。
と回答していた時があった。
それをファッション雑誌で回答するってどうなんでしょうって話だ。
まあ編集部も敢えて狙っていたのかもしれないが。
そういう矛盾を。
腋臭(わきが)で悩んでいる男にも
「気にするな。おれも腋臭だ。でも女はそれも含めて好きになってくれる。
臭いなんかに負けるな。それ以上の自分の武器を見つけろ。
女はそこに惚れたらついてくるから。」
なんて事もあった。
今でもこれだけ克明に覚えているのはそれだけインパクトがあった。
若い時分は、
そうか。
悩んでいたって始まらないんだ。
まずは行動してみる事が大事なんだ。
と強烈に影響を受けていた。
人生経験を積んだ北方謙三氏の言葉にとにかく酔いしれ影響を受けた。
最近
クレイジーケンバンドの横山剣さんとか
勝新太郎さんとか
北方謙三氏とか
伊集院静とか
とにかくワイルドで痛快な男に惹かれる。
男と女両方から好かれる人間だ。
まあ、
そうなりたいという願望もあるんだろうけど。
やはり男は何歳になっても小奇麗にしていたい。
いつまでも女性からの目線を気にする男でいたい。
そういえば
昨晩
集まった熱いメンツでいろいろ話した。
市政やらなんやらいろいろ議論をした。
議論し尽くして少しだけ癒しの話になった。
すると隣にいた友人を
相談者のうちの一人の女性が
分析し始めた。
そして
結果的に
その女性がブラッシュアップすることになった。
内面は備わっている素晴らしい男なので
女性に好印象を与える
清潔感のある服をコーディネイトしてもらえばどう変わるのか。
先日の書いたが
服装というのは大事だ。
服装によって印象も変わるが
変わった事で自信も出てくる。
女性によるコーディネートで
彼がどう生まれ変わるか楽しみだ。
明日は
議会の仕事と
自分の実業とやることが山ほどある。
そろそろ寝るとするか。
ま、
悩むってのは人間の特権であるとはいえ
悩み過ぎってのは良くないな。
体に悪い。
寝れなくなる。
悩むな。
体鍛えろ。
とにかく寝ろ。
って言い聞かせて
寝ます。
おやすみなさい。
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