ハイチPKO 頑張る5次隊 丁寧な作業、高い評価
「日本隊、ありがとう」
WFP(世界食糧計画)の倉庫建設用敷地造成のため、砂利を運ぶ日本隊のダンプ(8月29日、ハイチ・ポルトープランスのタバレ地区で)
ハイチで大地震の復興支援に当たっている陸自国際救援隊の第5次隊(隊長・9施設群長の橋本功一1陸佐以下、西方主力の約320人)は、今年8月に現地入りして以来、MINUSTAH(国連ハイチ安定化ミッション)司令部からの指示に基づき、WFP(世界食糧計画)の敷地造成作業をはじめ、首都ポルトープランス市内の道路改善作業など、さまざまな活動を行っている。
同隊は8月1日から9月21日まで、ポルトープランス市内のタバレ地区でWFPの倉庫建設用敷地造成を実施。WFPの貯蔵能力を向上させるための倉庫で、4次隊から建設用地の造成を引き継ぎ、作業を終えて関係者に引き渡し、WFPの担当者から日本隊に感謝の言葉が贈られた。
日本隊はMINUSTAH参加各国隊から警備支援のほか、作業支援を受けて共同作業を行っており、作業期間中はヨルダン軍による警備支援を受けた。
現場指揮官を務めた渕竜一2陸尉は、「子供たちが笑顔で手を振ってくれたり、現地の人々が笑顔で挨拶をしてくれたり、感謝の言葉を頂いた。『東日本の震災は大丈夫なのか?』と心配の声も掛けてもらった。出国前に参加した東日本大震災の災害派遣時、被災地で日本の子供たちが手を振ってくれた姿や、被災者の方々から『頑張って』という温かい言葉をかけて頂いたことを日々の活動の中で思い出して頑張っている」と話した。
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5次隊は9月19日から23日まで、ポルトープランス市内の道路改善作業を行った。交通量が多い市内の幹線道に土砂が堆積して道路脇の歩道を塞いでいるため、土砂を除去して市民のスムーズな交通を確保するのが目的。
日本隊は朝5時から行動開始、現場に赴きバケットローダー、油圧ショベル、ダンプトラックを使用して約450立方メートルの土砂を除去、搬出した。この間、地元ラジオ局が「日本隊がハイチのために頑張ってくれている」「空港前の道路をきれいにしてくれた」と日本隊を紹介。多くの市民から「ありがとう!」と声を掛けられた。
5次隊は「日本人らしく、自衛官らしく、相互に信頼し、助け合い、感謝して、健康に留意し、安全確実に行動する」――を合言葉に任務に当たっており、丁寧な作業はハイチ国民から高い評価を受けている。
気温40度を超える酷暑の中、5次要員は「ハイチの皆さんの早期の生活の回復を願って、人々の目線に立った丁寧な仕事を心がけ、汗を流し、声を出し、知恵を絞って復興支援に当たっていきたい」と話している。

WFPの倉庫用敷地の造成を終え、関係者と握手を交わす5次隊の隊員(9月21日、タバレ地区で)
MINUSTAH軍事部門司令官のラモス少将(右)に作業の進ちょく状況を報告する5次隊の幹部(9月6日)
バケットローダーなどで土砂が除かれ、すっかりきれいになった幹線道路と歩道(ポルトープランスで、下3点も)
多くの車両が行き交う中、慎重に大量の土砂を道路脇に積み上げる5次隊のバケットローダー
歩道を覆っていた土砂を重機が取り除いた後、人力で丁寧に仕上げる5次隊の隊員。地元ラジオも感謝の報道
MINUSTAH軍事部門のラモス司令官(左)から握手で激励を受ける5次隊員
ハイチの陸自施設部隊
大地震に見舞われたハイチに自衛隊施設部隊が派遣されて1年8カ月。首都ポルトープランスでは今、5次隊が早朝から幹線道路の土砂を取り除くなど、重機群を駆使して復興支援に汗を流している。
東京で「危機管理産業展」「テロ対策特殊装備展」
「いざというときの備え」満載
放射性物質などあらゆるCBRN兵器に対処できる「除染システム」(写真はいずれも10月19日、東京・江東区で)
自衛隊や警察、消防、自治体関係者らを対象にした「危機管理産業展」が10月19日から同21日まで、東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれました。今年は東日本大震災や福島第1原発事故を反映して、CBRN(化学・生物・放射能・核)検知センサー、除染装置、防護服などさまざまな放射能汚染対策の資器材のほか、震災の教訓を生かした無人ロボットや太陽光蓄電システムなど最新の防災機材が展示され、併催の「テロ対策特殊装備展」とともに来場者の注目を集めていました。
原発事故関連
体の表面に付着した放射性物質の測定値を確認できる「ポータブル体表面モニター」
会場で最も出展数が多かったのは、放射能汚染対策機器やグッズです。会場入り口付近のブース前には、スプレーガンを携えた"除染作業員"が立っていました。手にしていたのはあらゆるCBRN兵器に対処できるイタリア製の「除染システム」(クリスタニーニ)で、液状溶剤で無害化・殺菌を行ったのち、固形の吸着剤で吸着。除染後に残った固形物を小型吸引装置で集められるのが特徴です。「水を使って希釈、拡散する除染方法と違い、この方法で吸着した固形物を集めれば付着した放射性物質をほぼ回収できる」と担当者。
原発事故対応に当たる作業員の熱中症対策が今回、問題になりましたが、それを解消するグッズも登場。防護服の下に「パワークールマット」(栄冠商事)と呼ばれる摂氏28度で溶ける氷の特殊形状のパックを装着し、体温の異常上昇を防ぎます。川などの流水で凍らせることも可能で、冷温ショックや結露がなく、長時間継続する効率的な熱吸収が特徴です。
定番ともいえるガイガーカウンターなど放射線量の測定機器の展示も充実。空港などにある金属探知器のゲートのような放射線量測定器もありました。この「ポータブル体表面モニター」(富士電機)は体の表面に付着した放射性物質の測定値をパソコンのモニターで確認できます。測定にかかる時間はわずか十数秒。その手軽さが評価され、原発事故関連の作業に当たる人たちの測定にも使われています。
「これは電子式体温計?」と見間違ってしまうほど小型の個人線量計も同じブースにありました。積算線量をリアルタイムで表示でき、広範囲な測定が可能です。放射線業務従事者の被曝管理のほか、原発事故の影響で放射線量が高い地域に住む子供たちにも配布されたそうです。
このほか、手の表面などに付着した放射性物質の9割以上を取り去る除去フォームやガンマ線を約50パーセント遮断する高性能防護繊維を織り込んだ防護服、排気弁が付いた使い捨て防じんマスクなどの最新製品が展示されていました。
災害対処
家庭の水道の蛇口に接続するだけで使える「簡易水道消火装置」
コンテナを搬送できる大型車両で運搬可能な「仮設トイレコンテナ」
東日本大震災後、数々のアイデア商品や機材が考案されています。今回出展した各社のブース内には、災害時に役立ちそうな製品が目立ちました。
停電時に欠かせないのがバッテリー式ハイブリッド蓄電システム「クジライト」(ユニーク)です。バッテリー本体に四つの車輪が取り付けられ、太陽光や風力、家庭用電源からの充電が可能となっています。太陽光パネル2枚を使えば、8〜10時間でフル充電。パソコンやテレビ、照明などの電源として最適です。
「ソーラー型街頭防犯カメラシステム」(ケービデバイス)は、今回の大震災の教訓を取り入れ、コンセントを設けて非常時には独立した電源として利用可能に。担当者は「防犯以外でも役立つように設計した。内蔵のバッテリーを使えば、消費電力50ワットの冷蔵庫でも約3日間使えます」と話しています。
仮設トイレも来場者の関心を集めていました。コンテナを搬送できる大型車両があれば運搬可能な「仮設トイレコンテナ」(瑞穂)は、同時に最大6人まで使用できます。従来の仮設トイレと違って基礎工事を必要とせず、平らな場所であればわずか数十分で設置できます。身障者にも配慮したスロープ付車いす用のトイレコンテナも用意されています。
このほか、洪水や高潮にも対応できる折り畳み式緊急洪水防護システムや、メイク落としや除菌シートなどが入った防災パック、あらかじめ床や階段に塗っておけば停電の際の避難誘導に役立つ発光塗料、水道水を使った簡易水道消火装置などが展示され、来場者は「災害時にどうやって使うのか」「設置場所や手間はかからないのか」などと各ブースの担当者に質問していました。
ロボット・電子機器
被災状況の把握に効果を発揮する固定翼無人機「Gatewing X100」
東日本大震災では交通網が寸断され、上空からの被災状況の把握が不可欠でした。その教訓を生かした無人偵察機が自治体担当者から脚光を浴びています。
被災地の状況を空中から撮影できる「MKコプター」(快適空間FC)は、ラジコン操作の4〜8個のローターを持つ無人機で、飛行中の画像を地上に電送。GPSの位置情報と画像をリンクすることで、詳細な被災状況の把握が可能です。GPS機能を使ったホバリングやあらかじめ設定した地点の連続飛行もできます。
飛行高度100〜750メートルの本格的な無人機も注目を集めていました。無尾・固定翼の機体で、小型カタパルトで射出。上空からの写真撮影範囲は2平方キロメートルにも及び、草地などに胴体着陸させることで約50回の使用が可能です。
また、災害現場で使える各種ロボットの展示に人だかりができていました。検知型ロボット「エクスクローラー」(トピー工業)は小型装軌車両で、アームを使うことで高い段差や階段も登れます。パソコン画面からの無線・有線通信で操縦。放射線計、ガス・化学剤検知器、赤外線カメラの取り付けも可能です。人の入れない倒壊家屋のほか、放射性物質や化学剤で汚染されたエリアでの初期探査に有効活用できそうです。
携帯電話が使えない時の連絡手段として活用されるのが、自衛隊も装備する無線機です。携帯型簡易無線機「VXD450U」(STANDARD)は防塵・防水加工はもちろんのこと、アナログ・デジタル無線のデュアル方式を採用して計100チャンネルを確保。チャンネル数の不足による混線の確率を大幅に減らしました。
担当者は「これまでは自治体関係者の購入が多かったが、震災後は地域の自治会や町内会の方からの問い合わせが相次いでいる。市民レベルまで防災意識が高まっていると実感した」と話しています。
潜水艦「ずいりゅう」進水
5色のテープをなびかせ進水する「そうりゅう」型5番艦「ずいりゅう」(10月20日、三菱重工業神戸造船所で)
海自の平成20年度潜水艦の命名・進水式が10月20日、神戸市の三菱重工業神戸造船所で行われ、一川大臣(代読・下条みつ政務官)が「ずいりゅう」(瑞龍)と命名、進水した。艤装員長は大宮英明2佐。
「ずいりゅう」は非大気依存型のスターリング機関を搭載した「そうりゅう」型の5番艦で、就役は平成25年3月の予定。
◇「ずいりゅう」主要目▽基準排水量=約2900トン▽全長=84メートル▽全幅=9・1メートル▽主機関=ディーゼル・スターリング、電気推進(1軸)▽乗員=約65人▽主要装備=水中発射管1式。
転載 有難う御座います。
傑作 ポチ凸
2011/11/8(火) 午後 0:46
宜しくお願いいたします。ポチ凸^ 有難う御座います。
2011/11/8(火) 午後 1:56
こんにちわ。日本だけではなく、各国で様々な活躍をなさっていらっしゃる「陸自国際救援隊」。
いつも頭が下がる思いです。実際熱中症や放射線のことも国民と同じように
不安であるとは思いますし、ご家族も心配ですよね。
でも、本当にご自身のことはさて置き、被災された方の救出や援護に頑張っていらっしゃる。。。
感謝ですね。。。ポチ☆
2011/11/10(木) 午前 11:17 [ nukiko ]
この勤務も日本の為♪^^、、何故 報道しないのか・・謝った報道規制^国民は怒りましょう”TPPは、、亜細亜蔑視の提携ですね^ 鎖国も好いんじゃないでしょうか””
ポチ☆^有難う御座います。
2011/11/10(木) 午後 6:00
今は必需品かな・・・、トラバ有難うございます。
2011/11/13(日) 午後 8:06