もう一カ月半も前の地方ニュースで、「英語など誤訳多発 東北博HP閉鎖 観光庁、修正して再開へ」と報道された(4月14日)。
それによると、観光庁は13日、東北観光博のHPで紹介している観光名所やイベント情報の英語、韓国語、中国語訳に誤りが多数見つかったため、日本語以外のHPを閉鎖した。
自動翻訳機を使い、成果品のチェックをしなかったのが原因で、同庁は、修正のうえ、4月下旬に再開するとしていた。
誤訳の例として、秋田→tired、伊達→(ローマ字)いたつ、ナマハゲ→(中国語)はげ頭病 が紹介されていた。
「自動翻訳機」なる機械があるとは知らなかったが、機械翻訳と同義であることは明らかで、その性能には疑問符が付くことも常識だと思うが、観光庁にはその常識が無かったものと思われる。ともかく、誤りに気が付いて、修正するとしたことは、当然ではあるが、一応評価したい。
ところが、5月に入って、「東北観光博HP:外国語版、誤訳ばかりで閉鎖 自動翻訳のチェック怠り」というニュースが出た。二番煎じ、後追い報道かと思ったが、読んでみると、観光庁の修正作業が遅れているという内容だった:
“「東北観光博」のHPの外国語版で、多数の誤訳が見つかり、日本語以外のページが閉鎖されたままとなっている。観光博事務局の観光庁によると、再開は5月下旬の見通し。観光関係者は「もう間違いは勘弁してほしい」としている。
誤訳件数は「数えられない」(観光庁)ほどの多さ。秋田県によると、4月6日に外部から誤訳があるとの指摘を受け、直後に確認しただけでも32件。その後も見つけ次第、観光庁に報告したが、修正した後も新たに誤訳が見つかる「もぐらたたき状態」だった。
当初は4月下旬に再開の予定だったが、システムの改良に時間がかかるとして、5月下旬まで延期される見通しとなった。
観光庁は誤訳箇所の確認と修正作業に追われている。各言語を理解できるボランティアを募集中で、大型連休明けから作業を本格化させるという。 (5月4日)”
約束期限の5月下旬も残り少ない今日5月27日現在、東北観光博のHPには次のような告示が載っている:
Temporalsuspension of the multi-language versions of The Destination TOHOKU Campaignportal site
There have beenreports of the multi-language versions of The Destination TOHOKU Campaignportal site containing many translation mistakes. Since then, we have beenworking hard to resolve this issue. Unfortunately, resolving this issuerequires some period of time.
So we decided to temporarily suspend the multi-language versions of TheDestination TOHOKU Campaign portal site until late May.
We sincerely apologize for the inconvenience it may have caused you.
24, April 2012
日本語サイトの告示では、“、、、様々な関係者等のご協力を頂くことと致しました。 また、今後に向けた改善策として、地域の情報の随時追加・更新に伴い発生する不適切な翻訳を防止するため、関係者による事前確認を可能とするシステム上の改良を加えることと致しました。
このため、4月下旬を目処としていた多言語サイトの再開を一旦見送り、5月下旬に延期することと致しましたのでお知らせいたします。 2012年4月24日”となっている。
ところで、上記英語の告示も、なんだか妙な英語のように思われるのだが、当管理人の勘違いだろうか。
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